ふんわり穴子天 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2021/12/10 会社帰りに読んだらどんだけお腹減るか。 おいしい小説は数あれど、これはトップレベルに料理描写が多い。 本気で食わせろ!それ!!ってなる。 林家の人はもっと只次郎に感謝するといいよ。 只次郎が姪っ子に学問を教えようと思ったところが熱くなって泣けた。
Posted by
居酒屋ぜんや シリーズ2 小禄旗本の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育する事で、生計を立てている。 目下の所、鶯たちの師匠役となる・ルリオの後継のことで、頭を悩ませている。 その只次郎が密かに想いを寄せている居酒屋「ぜんや」の美人女将・お妙が作る、料理は、季節感が溢れ...
居酒屋ぜんや シリーズ2 小禄旗本の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育する事で、生計を立てている。 目下の所、鶯たちの師匠役となる・ルリオの後継のことで、頭を悩ませている。 その只次郎が密かに想いを寄せている居酒屋「ぜんや」の美人女将・お妙が作る、料理は、季節感が溢れて、実に美味しそう。 只次郎の父の上司で、無理難題を持ちかける・佐々木 お妙を襲った駄染め屋 5ヶ月間も姿を見せない糞買いの又三 この三人の関係は? 只次郎の姪のお栄が、とても可愛い。
Posted by
「居酒屋ぜんや」シリーズ2作目。 ヒロインの性格がはっきりしてきて面白かったです。 美味しい料理に皆が集まってくる居酒屋を、今は一人で切り盛りしているお妙。 はっと目を惹く美貌だが自分ではあまり意識していないのは、2年ほど前に亡くした夫の善助を今も思っているのと、元々さっぱりし...
「居酒屋ぜんや」シリーズ2作目。 ヒロインの性格がはっきりしてきて面白かったです。 美味しい料理に皆が集まってくる居酒屋を、今は一人で切り盛りしているお妙。 はっと目を惹く美貌だが自分ではあまり意識していないのは、2年ほど前に亡くした夫の善助を今も思っているのと、元々さっぱりした気性のよう。 夫の姉が給仕の手伝いに来ており、大して働かないが客に睨みを利かせる役どころ。 夫は二回り年上で、そもそも善助とその姉は妙の養い親だったのだ… 林只次郎は小禄の旗本の次男で、鶯の鳴きつけで家計を支えている。 食いしん坊で、妙の料理と優しい笑顔に魅了されているが、ほとんど異性とは意識されていない(笑) 今回は、まずは「花の宴」 花見に常連が集まった時のお料理。 只次郎がやや苦手とする柳井殿が登場。兄嫁の父であり、北町奉行所の与力、中年だがモテ男で粋。 「鮎売り」では、売れない鮎を抱えて困っている少女をお妙が助ける。 その気っぷの良さに、魚河岸の男たちが店までやってくる。 「立葵」 只次郎の姪のお栄は賢い子で、学問をしたいのだが、それは当時の常識ではない。 只次郎はこっそり教えることにするが… 「翡翠蛸」 升川屋の新妻・お志乃が食欲をなくしているという。上方の味を提供するお妙の工夫は‥ そして、夫に対してお志乃は? 「送り火」 穴子天が出てくるのは最終話です。 物語は基本、ほんわりした雰囲気で展開しますが。 背景には事件が隠れているよう。 人情噺だけど、年号もはっきりしているし、出来事は世相にも関係するのかな… じっくり読ませていただきましょう☆
Posted by
居酒屋ぜんやシリーズ第二弾。今回も居酒屋女将ねお妙さんと武士の只次郎、それぞれの目線で語られる連作短編集。 軽いタッチの読みやすい文章に、優しいキャラクター、美味しそうなお料理と気楽に読めるシリーズながら、少し暗雲が立ち込め気味な感じもしたり。それもまた良し。シリーズ全体のキモ...
居酒屋ぜんやシリーズ第二弾。今回も居酒屋女将ねお妙さんと武士の只次郎、それぞれの目線で語られる連作短編集。 軽いタッチの読みやすい文章に、優しいキャラクター、美味しそうなお料理と気楽に読めるシリーズながら、少し暗雲が立ち込め気味な感じもしたり。それもまた良し。シリーズ全体のキモになるのかな? 二話目は以前「まんぷく」で読んだ話(コレでこのシリーズを読み始めた)なんだけど、最初から読むと色々キャラクターの背景が見えて面白かった。 柳井殿、好きだなー(笑)女好きするタイプだよね(笑)
Posted by
ほっこりした気分で読める嬉しいシリーズ、第二篇。 あっと言う間に読了、善人ばかりが登場するものかと思っていたけれど、雲行きが怪しくなってきたぞ。
Posted by
シリーズの第2段。 相変わらず、お料理は美味しそう。 店主のお妙さんの評判は上がるばかりで、林様も気が気では無いことでしょう。 不審な人物もチラホラして、心配ごともあるけれど、美味しいものを食べる時は現実を忘れそう。
Posted by
居酒屋ぜんやシリーズ2 丁寧で美味しい料理、私も登場人物達と一緒に味わってみたいものです。 一昨日、 甲斐善光寺から善光寺駅へと歩いていた時に目の前に現れたのが・・「善屋」という名の看板! もちろんこの本を持ち歩いて読んでいましたので、嬉しい出会いににっこりです♪
Posted by
図書館で借りたもの。 桜色の鯛茶漬け、鴨と葱の椀物、精進料理と、彩り豊かな料理が数々登場する傑作人情小説第二巻。 前巻がとても気になる終わり方だったので、すぐ読んだ(笑) けど、前巻からの謎はいまだ謎のまま。 少しは真相に近づいたかな? またまた美味しい食べ物がいっぱい! 只...
図書館で借りたもの。 桜色の鯛茶漬け、鴨と葱の椀物、精進料理と、彩り豊かな料理が数々登場する傑作人情小説第二巻。 前巻がとても気になる終わり方だったので、すぐ読んだ(笑) けど、前巻からの謎はいまだ謎のまま。 少しは真相に近づいたかな? またまた美味しい食べ物がいっぱい! 只次郎の食べっぷりとリアクションがいい(笑) 鴨づくしのご飯美味しそうだなぁ。 ふんわりさくっと!な、穴子天も食べたすぎる…!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ2作目。 はじめてよりもキャラが立ってきて前巻よりも物語に入り込みやすくなりました^^ 相変わらずお妙さんの作る料理は美味しそうです♪ もっともーっと作っている時の描写、献立を考えている時のカンジを描いてほしいなぁと物足りなさを感じるのは『みをつくし』を同時に読んでいるからかも・・ 鴨をさばくお妙さんの頼もしいこと!! イメージ的には怯みそうなイメージがあったけど・・ やっぱり料理人、なんですね♪ 不穏な動きの謎があったり、少し気になるところを残しつつのんびりと進んで行くストーリー。 今後も楽しみにしたいと思います♪
Posted by
日々疲れた心を癒やしてくれる、そんな小説。 何も考えずに読めて、読んだ後はほっこりというか しやわせな気分にしてくれます。 おそらく連続して読んだならば、チョット物足りない感が あるかもしれないが、たまーにこんな本に出会うと いい話に心が洗われる気がするのであります。 ぜひと...
日々疲れた心を癒やしてくれる、そんな小説。 何も考えずに読めて、読んだ後はほっこりというか しやわせな気分にしてくれます。 おそらく連続して読んだならば、チョット物足りない感が あるかもしれないが、たまーにこんな本に出会うと いい話に心が洗われる気がするのであります。 ぜひとも読んでいただきたい、お勧めの一冊(シリーズもんだけど)。
Posted by