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私をくいとめて の商品レビュー

3.5

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    44

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

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2017/07/13
  • ネタバレ

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面白かった!! お互いの目的が違うと間抜けになるデート、積極的な意思があるわけではない両思い、カフェで近くの女性2人組の会話からキャラや関係性を分析… カーターみたいに外見が良くてモテるけど自己中な男、でも好きになっちゃうノゾミさん… あぁ。わかる。。とか、 自分とは真逆だけどあーゆうタイプの人ってあーゆう思考なのか。と納得したり。 「この人好き!」みたいなお互いの熱い想いから始まる恋愛だけではない、というのを小説で描いているのが斬新で目からウロコでした。 読んだきっかけ 北村浩子さんがオススメされていたので。 books A to Z - Fm yokohama 84.7 : 私をくいとめて http://blog.fmyokohama.jp/.s/books/2017/02/post-3583.html

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2017/06/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おひとりさま生活に慣れて、表面上は何の問題もなく振舞っている主人公。その心の中には、もう一人の人格、脳内彼氏と言える存在、〝A〟がいて…。 大きな変化のない中で、ふとした時に心に迫って来る現状への不安に気付かされる過程がとても繊細で、リアルで、一気に読んでしまいました。同年代、似た悩みを抱えるこの時期に読めて、とても共感できました。 ラストにはほのかにこれからの明るい変化が示されて、読後感はとても良かったです!

Posted byブクログ

2017/06/12

全然読んでない、わけじゃない(全然読んでないけどね)けど登録してなかった! ので思い出したやつを登録しよう タイトル覚えてないなぁ‥

Posted byブクログ

2017/05/29
  • ネタバレ

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読んでいて安心しました。 根本的に必要としていなくても大丈夫。 ちょっとしたうれしいや喜ぶ顔がみたいの積み重ねでいいんだって思えました。

Posted byブクログ

2017/05/26

おひとりさまを満喫しているかのようにみえるみつ子。 頭のなかでAと名付けたもう一人の自分と会話して適宜アドバイスをもらったりする。 恋愛からも遠退いていたけど、会社にくる営業マンの多田くんと最終的に付き合えてよかったなー。 友達から付き合うってやっぱり気軽でいいと思うし、み...

おひとりさまを満喫しているかのようにみえるみつ子。 頭のなかでAと名付けたもう一人の自分と会話して適宜アドバイスをもらったりする。 恋愛からも遠退いていたけど、会社にくる営業マンの多田くんと最終的に付き合えてよかったなー。 友達から付き合うってやっぱり気軽でいいと思うし、みつ子に合ってると思う。 いつまでもAに頼りっぱなしってわけでもなくて、完全に消すことはできないけど、ちょっとずつ自立し始めたみつ子。 なんかいいなあと思った。

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2017/05/15

題名と表紙に一目惚れ。脳内のもう一人の自分と話す女の子と聞き、ますます読みたくなった。 素直に読めて楽しかった。 過去に恋愛で失敗してから、一人でいるのに慣れてしまった、30代女性の主人公が恋と仕事とこれからに悩みながら奮闘する?日常の物語。 やっぱり、楽しかったのは、頭の中...

題名と表紙に一目惚れ。脳内のもう一人の自分と話す女の子と聞き、ますます読みたくなった。 素直に読めて楽しかった。 過去に恋愛で失敗してから、一人でいるのに慣れてしまった、30代女性の主人公が恋と仕事とこれからに悩みながら奮闘する?日常の物語。 やっぱり、楽しかったのは、頭の中のもう一人(A)と会話している妄想シーン。逃げ恥っぽくて、コミカルで好きだなぁとニヤッとしながら読む。周りの人も明るい人が多い。 難しいことを考えずストレスなく楽しく読める。 その分、何かを乗り越えた!感は少なかった印象だけど、最後は、うん、そうだ、そうして生きていこうと思えた。

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2017/05/09

p122辛い顔をしていないと頑張っていないと思われる日本社会は、息苦しい。 ほんとそう。辛いと頑張っていると思われる社会。 同世代のわたしには響くものがつまりすぎていた。言葉がすぐにでてこないほど。最後Aとの別れは泣けた。誰もが自分と会話したことあるのでは? わたしも最近頻繁にA...

p122辛い顔をしていないと頑張っていないと思われる日本社会は、息苦しい。 ほんとそう。辛いと頑張っていると思われる社会。 同世代のわたしには響くものがつまりすぎていた。言葉がすぐにでてこないほど。最後Aとの別れは泣けた。誰もが自分と会話したことあるのでは? わたしも最近頻繁にAのようなものが出てきてしまう(おなじく独身アラサ―笑) 秀悦なのは30歳以上35歳未満のいわゆるアラサ―女を悲観して描いていないこと。そして35歳以上であるいわゆるアラフォーのノゾミさんも出しているがやはり悲観していない。だけど少し孤独である、そこがいい。おひとり様が引き立っているのもAとの対比が際立っている。 イタリア旅行から帰国し、メールを受信したときに、日本に必要とされていると感じた、という感想も好き。今は海外のほうがwifi流通しているし、閉鎖的にはならないがそれでも嬉しいよね、とうんうんうなずいた。

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2017/05/07

「インストール」や「蹴りたい背中」と比べると、全くエッジの効いていない普通の小説。新聞連載だからかな。 最近の綿矢りさ作品も読むと作風が変わったのかどうか分かるかもしれない。

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2017/05/05

30代だった頃のことを思い出しました。読みながら、”そうそう、わかるわかる”と。イタリアの話も面白かった。 でも、惜しいかな、最近の綿矢さんの小説には、何かが足りない気がする。…何だろう?

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2017/05/03

わたせせいぞうさんの絵が好きで表紙買い。 主人公は33歳の独身女性。プライベートはそれなりに充実。自分の人生について悩めば、自分の脳内に「A」というなんでも答えてくれる完璧な存在がいる。そんな彼女の生活を書いた小説。 他人との距離感がつかめない主人公。さらに独りでなんでもできてし...

わたせせいぞうさんの絵が好きで表紙買い。 主人公は33歳の独身女性。プライベートはそれなりに充実。自分の人生について悩めば、自分の脳内に「A」というなんでも答えてくれる完璧な存在がいる。そんな彼女の生活を書いた小説。 他人との距離感がつかめない主人公。さらに独りでなんでもできてしまうのが難しい。まあハッピーエンドだった。よかったと思う…

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