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総理の夫 First Gentleman の商品レビュー

3.9

203件のお客様レビュー

  1. 5つ

    42

  2. 4つ

    94

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

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2017/10/02

おお!ここにもスピーチライター久遠久美登場か。「本日は、お日柄もよく」に続き原田マハ二冊目。タイトル見てパッと手に取った本だけど、まさか総理の"夫"だったとは。総理の夫人(言葉のつなぎはもちろんおかしいのだけど)とか安倍昭恵氏のコメントもあったからてっきり総理...

おお!ここにもスピーチライター久遠久美登場か。「本日は、お日柄もよく」に続き原田マハ二冊目。タイトル見てパッと手に取った本だけど、まさか総理の"夫"だったとは。総理の夫人(言葉のつなぎはもちろんおかしいのだけど)とか安倍昭恵氏のコメントもあったからてっきり総理の妻の話かと思ったよ。First Gentlemanね。 日和、凛子共に魅力的で、原田マハの作品の登場人物は基本前向きで真っ直ぐで明るい世界に手を伸ばしている人たちなんだろう。だから読むと気分が良くなる、元気になる。その辺りもこの著者の魅力なのかな。(私はもう少しネチネチした方が好みだけど) 凛子の誕生が20xx年となってたので、かなり未来の話なんでしょうが、歴代111人目の初女性総理大臣誕生を支える夫日和くんが書き記す日記がお話となっている。 私には生涯かすりもしない世界なだけに興味深くテンポよく読むことが出来た。まさに日和氏は"おめでたい人"で読者や登場人物たちを若干イライラさせながらも何故か憎めなくて人を明るく元気にさせる人物。これも実写化したら面白そうかな。

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2017/09/21

こころと目頭を熱くして読了。 ドラマチックなテンポにリアリティがない事も多いけど、心をじわじわ熱くさせる言葉にいつもありがとうを言いたくなる。 解説は安倍首相の妻である昭恵さんが書いています。FBを積極的に使っていることにも触れていて、その結果いろんな問題にも波及したなと思った...

こころと目頭を熱くして読了。 ドラマチックなテンポにリアリティがない事も多いけど、心をじわじわ熱くさせる言葉にいつもありがとうを言いたくなる。 解説は安倍首相の妻である昭恵さんが書いています。FBを積極的に使っていることにも触れていて、その結果いろんな問題にも波及したなと思ったり。

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2017/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妊娠したからと言って、総理を辞職しないで良かった。ヨーロッパのどこかの国だったか、首相が育児休暇を取ったというニュースを見たことがあるくらいだ。 凛子さんの、バリバリ働く姿をもう少し見たいと思った。

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2017/08/27

こと政治の小説となると、己がずぶの素人にもかかわらず「これはないだろう」と批評家目線で読んでしまうのは不思議なものだ。作者のわかりやすい筆致が、物語の敷居を下げている分、そのような色気を読者に出させてしまうのかもしれない。人の悪意について勧善懲悪を行わないスタンスもモヤモヤする理...

こと政治の小説となると、己がずぶの素人にもかかわらず「これはないだろう」と批評家目線で読んでしまうのは不思議なものだ。作者のわかりやすい筆致が、物語の敷居を下げている分、そのような色気を読者に出させてしまうのかもしれない。人の悪意について勧善懲悪を行わないスタンスもモヤモヤする理由だろう。ただ、面白い小説であるのは間違いなく、現在の内閣総理大臣夫人の解説付きという興味深い本であった。

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2017/08/17

First Gentlemanという題につられて読んだ。 男女の平等は大事、だけど身体の造りには間違いなく差があって、従来男性のものであった職業に適性のある女性が就いたとしても男性と同じように働ける訳ではない。その上で、私は凛子さんのような素敵な女性の総理大臣がいたって良いと思う...

First Gentlemanという題につられて読んだ。 男女の平等は大事、だけど身体の造りには間違いなく差があって、従来男性のものであった職業に適性のある女性が就いたとしても男性と同じように働ける訳ではない。その上で、私は凛子さんのような素敵な女性の総理大臣がいたって良いと思うし、ひよりんみたいな男性が人気出るのはよくわかる。

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2017/08/07

日本初の女性総理を題材にしながら、その夫目線で綴るというなんとも変則的な作品。 最初はひねり過ぎだろと思ったが、結局最後まで面白く読めてしまった。 映像化したら面白い作品だなぁ。 解説が、時の人 安倍昭恵氏だったのには驚かされた。

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2017/07/29

日本初の女性総理大臣の夫、日和さんの日記形式小説。 バードウォッチングをこよなく愛する、鳥類研究者の日和さんの人柄が伝わってくる笑って泣ける。 自民党から民主党への政権交代の時のことをモデルに書いてる?よね?たから、この人が小沢さんね…とかつい思いながら読んじゃいますが、フィクシ...

日本初の女性総理大臣の夫、日和さんの日記形式小説。 バードウォッチングをこよなく愛する、鳥類研究者の日和さんの人柄が伝わってくる笑って泣ける。 自民党から民主党への政権交代の時のことをモデルに書いてる?よね?たから、この人が小沢さんね…とかつい思いながら読んじゃいますが、フィクションです。

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2017/07/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

タイトル通り、総理大臣の夫の視点で書かれた作品。 自身が女性のため、責任ある立場で男性に負けずに力強く奮闘する女性像に憧れを感じながら読んだ。 何かをやり抜くためには、自分だけの力では到底できない。多くの人の支えがあるのだということも改めて感じられた作品。

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2017/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なかかな読み進めなかった本。主人公である総理の夫の日記の形式で物語が進むが、その語り口がどうにも口に合わなかった。特に読者(あなた)への語りかけがくどい。 面白くなったのは、妻との出会いの記録や、消費税増税絡みでの政界の妖怪(原久郎)との対決。ただ、それ以前がつまらなさすぎた。 凛子の妊娠からの展開は、あまりにも出来すぎな凛子のキャラクターとお約束と言える展開にも関わらず、これでもかという凛子の魅力とまっすぐなストーリーで突き進むとことは原田マハさんの本領発揮だろう。 とにかく前半が残念。企画倒れというか、作り込み不足に思えた。 次はいよいよ「楽園のキャンバス」かな。

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2017/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨年図書館で借りて読んだけど、すごくステキな本だったので、自分の手元に置いておきたくて購入。 やっぱりステキな物語だった。最後に子どもができるってのもいいなぁ。こんなリーダーになりたい。

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