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吾輩も猫である の商品レビュー

3.2

99件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/05/25

いつか、猫になった日 赤川次郎 妾は、猫で御座います 新井素子 ココアとスミレ 石田衣良 吾輩は猫であるけれど 萩原浩 惻隠 恩田陸 飛梅 原田マハ 猫の神さま 村山由佳 彼女との、最初の一年 山内マリコ

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2024/04/30

多分初めて?アンソロジーというものを読んだ。 テーマは"猫"。 最近猫人気が凄まじいと思う気がするのは、私の気のせいだろうか。かくいう私は子供の頃から犬を飼っていたせいか大の犬好き、犬推し過激派である。 猫を可愛いと思わないわけではないけれど、あのなんともお高...

多分初めて?アンソロジーというものを読んだ。 テーマは"猫"。 最近猫人気が凄まじいと思う気がするのは、私の気のせいだろうか。かくいう私は子供の頃から犬を飼っていたせいか大の犬好き、犬推し過激派である。 猫を可愛いと思わないわけではないけれど、あのなんともお高くとまった感じが少し苦手で、やっぱり人懐っこく寄ってきてくれる犬の方が好きだ。 そんな私なので、昨今の空前の猫ブームは少し寂しい。一昔前は、もう少し犬と猫というものが平等だった気がするのだ。 2月22日を猫の日とするなら1月11日だって犬の日としてもいいじゃないか…話が大きく逸れたが、とにかくこの本は、8人の人気作家が猫目線の短編を描いたアンソロジーである。どうやら夏目漱石の没後150年&生後100年を記念したものらしい。 日本における猫ブームは最近のものだと思っていたけど、よく考えればこの国で一番有名とも言える作家の代表作が、『吾輩は猫である』という猫が主人公の小説なのだ。そう考えると、日本って元々猫好きな国だったのか…?とも思えてくる。 肝心の読んでみての感想は… やはりイマイチハマらず、というのが正直なところだった。なんかいろいろ猫の習性(猫飼っている人ならあるあるなのか?)を猫目線で面白おかしく書いていたりするんだけど、やっぱり猫を飼ったことがないからピンとこない話が多かった。そんな私でも面白く読めたのが、原田マハさん、村山由佳さん、山内マリコさんのお話。 原田マハさんは元々好きな作家さんなので納得だが、村山由佳さん、山内マリコさんの作品に関しては全く読んだことがなく、新しい出会いだった。 こういう思いがけない出会いがあるのが、アンソロジーの魅力なのかもしれない。 村山由佳さん、山内マリコさんの作品でおすすめのものがある方、ぜひ教えてください。

Posted byブクログ

2024/04/21

「猫は人間より崇高な生き物である」というような観念が複数の話に織り込まれていて、なんとも愛猫家らしいな、と思った。 猫を好きな人、飼っている人には是非読んで欲しい短編集。

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2024/01/24

猫(またはそれに類するモノ)目線のアンソロジー。 なんだかんだで、赤川次郎がいちばんしっくり来たかも。

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2024/01/04

吾輩は猫であるに出てくる、人間社会を批判的に分析するあの名前がまだない猫をモチーフにした短編集。猫になった人、死にかけた猫、気ままに生きる猫、など様々な猫が登場し、飼い主をいろいろな角度から分析する。テーマがやや限定的で一話も短いからか、お話自体には想像していたよりもバラエティに...

吾輩は猫であるに出てくる、人間社会を批判的に分析するあの名前がまだない猫をモチーフにした短編集。猫になった人、死にかけた猫、気ままに生きる猫、など様々な猫が登場し、飼い主をいろいろな角度から分析する。テーマがやや限定的で一話も短いからか、お話自体には想像していたよりもバラエティに富んではいなかった。

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2023/12/23

著名な猫好き作家陣が不朽の名作夏目漱石の「吾輩は猫である」に挑む。 猫の小さな仕草ひとつも繊細に描写されていて、猫愛を感じます。 猫に狂った人間(わたし)にはたまらない、笑 その中でも原田マハさんの「飛梅」は1番好みな作風でした。

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2023/12/14

ずーっと読もうと思っていたのに、何故か読んでいなかった作品(^^;) 赤川次郎さんとか新井素子さんなんか、うん十年ぶりだわ~(-_-;)荻原浩さんと原田マハさんの作品が好き(=゚ω゚=)♪

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2023/11/29

主人公がみんな猫! 印象的だった言葉。「なんでわざわざツライことするのかしら。ほんと、人間てよく分からない。」(恩田陸さんの「惻隠」) 8作品ある中で私の一番好みだったのは、石田衣良さん「ココアとスミレ」です。 猫の気持ち、猫の世界にとっぷり浸れるアンソロジーでした。

Posted byブクログ

2023/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私は猫嫌いである!少しでもそれを克服するべく読んでみた。全話猫1人称で話が進む。赤川次郎さんのが一番面白かったかな。同窓会の帰りに、何故、自分(55歳女性)が猫になったのか?自分は同窓会で、とある男性と心中したらしい?とある男性が橋げたで猫を発見、猫を助けようとした時事件が起きた。。。次いで荻原浩作品、なんと4コマ漫画。猫はGが好き。コリコリして美味しいらしい。堪能した直後に飼い主との濃厚なKISS。おぇーっ。それ以外にも猫は人間を見守って「やっている」目線。さすが猫様。私はまだ猫嫌いであるようだ(笑)④

Posted byブクログ

2023/11/09

気軽に読む分にはいいかな〜という感じの短編集。 やっぱ猫目線の小説は作品を選ぶなぁ…と再確認した。好き嫌いは半々くらいだったかな。 飼い主を「あたしのヒト」と呼んでる猫の話は、猫らしくて良かった

Posted byブクログ