i(アイ) の商品レビュー
アイがとってもピュアでハラハラしながらよんだ 次の展開がこうなるだろうなーって想像できても 血の繋がりってもともと夫婦だって他人だもんね アイ人生はまだまだもっともっと色んなことがあるから 私もこころして生きていかなくっちゃ
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メディアで特集されていて、かなり期待して読んでしまったせいで、この読みやすさが物足りなかった。もう少し時間をあけて再読しようと思う。
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重い・・・おっもい、おもすぎるわー!!! と、これまた途中で浮気w 手元にあった道尾秀介さんの「サーモン・キャッチャー the Novel」と交互に読んだらいい感じでしたw 考えすぎちゃう人って、いますねー。 私と全然違うタイプ・・・。 私は楽天家なわけではないけど、考えても無...
重い・・・おっもい、おもすぎるわー!!! と、これまた途中で浮気w 手元にあった道尾秀介さんの「サーモン・キャッチャー the Novel」と交互に読んだらいい感じでしたw 考えすぎちゃう人って、いますねー。 私と全然違うタイプ・・・。 私は楽天家なわけではないけど、考えても無駄なことはあえて考えないようにするタイプ。 だって、「今」考えても絶対分かんないし、きっと堂々巡りになっちゃうし、だったらその時間って無駄だし。(いや、ホントは無駄ではないんだけど、あえてw) でね、頭だか心だかのどっか片隅に留めておくだけにする。そういう欠片みたいのが、探せばゴロゴロでてきそうだけどw でも、そうすると、いつかわかる時が来る。 本を読んだり、人と話したり、何かがあったりしたときに「あ!これかも!」とか「あ!こういうことか!」とか「あ!いつかのあれはこのためだったのか!」とか、いろいろだけど。 1冊の小説に凝縮されたものを読んじゃうから、キツかったり、重かったりするのかな? だれでもこんなふうにいろいろ考えて生きてるような気もするけど。 ただ、あれはキツいよね「この世界にアイは存在しません」ってやつ。言葉は怖いね。 アイにミナがいてよかった、ユウがいてよかった、養父母がいてよかった。 いつかわかればよし。永遠にわからなくてもよし。 それもこれも私の、私だけの人生ってことで♪
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懐かしかった。主人公は私と違う部分が多くて想像しにくかったが、自分に一瞬でもあった気持ちを思い出させた。 子どもを子ども扱いしないこと、ひとりの人間として接すること。p.5 こんな育てられ方をしたいされたいとか、甘い食べ物は罪深く美味しく、自分の身体を恥じることもある。確かに...
懐かしかった。主人公は私と違う部分が多くて想像しにくかったが、自分に一瞬でもあった気持ちを思い出させた。 子どもを子ども扱いしないこと、ひとりの人間として接すること。p.5 こんな育てられ方をしたいされたいとか、甘い食べ物は罪深く美味しく、自分の身体を恥じることもある。確かに好きのパワーは決めることの怖さを見えなくするとか。数学は苦手だったけど、問題と向き合う時間は静かで美しい世界でじっかり浸ってみたい。子どもを産むのは自分が死なない理由を作るためでもあると再確認したし、子どもは怖いと思う。当事者になりたいし、選ばれたくないこともあった。いくつも共感した。 好きになって幸せな気分を知ったらますます、いつも幸せでいないと嫌になって、幸せな気分を害するものは避けていた。世界の不均衡もそのひとつだし、そうすることが抵抗になると思った。すると何が現実かわからなくなった。何もかも善悪も悲喜もなく、ただそうなったことだ。出来事に浸り、感傷することは無意味だと思った。誰かが生きるも死ぬも、自分が生きるも死ぬも。何もないと信じた上で、無の苦しさから逃れようともがいている。 その結果、この本を読み終えた。 同じ時代を生きる架空の主人公の視点から世界を見つめることになった。避けていたものと再会した。こういう再会の仕方をしてよかったと思うし、そうなったことに意味がありそうで、少しだけ想像を巡らす。 実際の力はないかもしれないけど、想像するってことは心を、想いを寄せることだと思う。p.271 無のゆらぎの様のひとつかもしれない。これを愛だとしている人もいる。わかっていることかもしれないが、飽きず腐らず発し続けたい。 161215
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シリアで生まれ、アメリカ人と日本人夫婦の養子となった「アイ」の物語。何となく、展開は「サラバ!」と似ていて、そんなに新鮮味がなかった。ただ、悲惨な自然災害やテロ事件、戦争などで多くの人々の命が亡くなっていくことに心を痛めるアイの姿にはとても共感できた。「なぜ、失われる命が自分では...
シリアで生まれ、アメリカ人と日本人夫婦の養子となった「アイ」の物語。何となく、展開は「サラバ!」と似ていて、そんなに新鮮味がなかった。ただ、悲惨な自然災害やテロ事件、戦争などで多くの人々の命が亡くなっていくことに心を痛めるアイの姿にはとても共感できた。「なぜ、失われる命が自分ではないのだろう?」人の死に接して、常々感じる気持ちが本に描かれていて、同じように感じる人が他にもいるのかもしれない、と救われる思いがした。
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やっぱり西加奈子すごい。涙が出そうだった。 今まで感じていたもやもやしていた気持ちを言葉にしてくれたって思った。
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繊細で深くて大きな祈り。成長と自立と、家族・親友と伴い越える痛み。隙がなく息がつまる様な…文中の言葉がたたみかけてくる。黒から色付いていく…"i"♪。
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「この世界にアイは存在しません。」で始まる物語。 自分の存在が果たして世界に認められているのかどうか主人公は悩み続ける。 養子という存在が自分を更に悩ましている。そんな中、出会った親友に支えられながら物語は進んで行く。 この物語を読んで親友の大切さ、偉大さを改めて感じた。一生親友...
「この世界にアイは存在しません。」で始まる物語。 自分の存在が果たして世界に認められているのかどうか主人公は悩み続ける。 養子という存在が自分を更に悩ましている。そんな中、出会った親友に支えられながら物語は進んで行く。 この物語を読んで親友の大切さ、偉大さを改めて感じた。一生親友は大切にしたい。
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西さんはまぶしいなあ。感想は西さんに伝えたい。きいてほしいこと、いっぱいある。だから手紙を書くよ。みんなには言わない。みんなには言いたくない。自分で直接読んでほしい。
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おそらく意図したものなのだろうが、登場人物が皆揃って悪意のない存在で、物足りない。各々の悩みが壮大でありながら、善意のもとに成立しているので、複雑さもなく一辺倒。あと単純に語り方が凡庸。
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