リバース の商品レビュー
手紙風で進む文章。手が止まらなかった。 やっぱりやっぱりリカシリーズはおもしろい!! 最後はどっちだったのか、、、
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リカシリーズを2作目まで読んでたら、最初からリカが生まれる背景がわかるものですが、 描写のアプローチを毎回変えてくれて新鮮味があります。 家政婦の手紙から語られる物語は、かなりリアリティあるものになってました。村出身の割にはかなり饒舌なタイプだなとは思いましたが。 もうどこから間違ってたんだろう、っていうことを考えるのが億劫なくらいに各自の業が絡まりあってました。。
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シリーズ3作目は、リカの幼少期時代のお話。家政婦の幸子が神父様に宛てた手紙形式でお話が展開。いろいろな登場人物に起こる出来事に答えがなくて読者に深く想像させるといった感じも面白かった。救いようのない一家に係わった人たちがただただ不幸で可哀想。
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田舎から東京に家政婦として誰もが羨む恵まれた家に住み込みで働く幸子。 その幸子が田舎の神父さんに送る手紙でお話が進んでいった。 結末に入る最後になって一気に急展開して面白くなっていったが、それまでは手紙の内容なので単調に話が進んでいった。もう一山も二山も途中にあるとよかった。
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今回のストーリーは手紙形式で、リカの家政婦の主観だった。何故リカが殺人を冒す様になったのか、その経緯と過去がおぞましい程の表現で知ることとなった。
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続く物語を読むには、読まなければいけない第三部だけど、、 幸子から神父さまにら宛られた手紙という設定がダラダラ続き、結末も見通せるので、、 仕方ないよね。。
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リカシリーズ第三段。 リカがどのように誕生したのか、誕生してしまったのか…。 本来あるべき無償の愛と安心の代わりにある支配と暴力。彼女の周りにあった毒気を全て吸収して生まれてしまった。一緒に暮らしていた人すら誰も気づかないうちに…。それが何より寂しいな。
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2023/05/11予約 『リバース』『リセット』『リフレイン』『リハーサル』『リカ』『リターン』『リベンジ』『リメンバー』が時系列に沿っている、と聞き順番に読もうと決めた。 多分、過去に読んだはず。記録に残ってない… シリーズとしては3作目。 広尾の開業医、雨宮家に住込家政婦のため上京した花村幸子。この幸子が長野で世話になっていた教会牧師の蔭山宛の手紙を書く形式で話が進む。 この手紙で、やたら自分のことを 『幸子は〜』 と書くのが気になる。 イケメンで浮気癖のあるご主人、美人の妻、麗美。双子の梨花と結花の4人家族。 外からわからない狂気じみた雨宮家、妻が些細なことで激高し双子を折檻。ご主人は手当り次第に女に手を出す。双子の姉、梨花は結花を家来のように扱う。 この雨宮家に関わる人間が行方不明になったり死んだりすることが多発… 田舎育ちとはいえ、幸子のどんくさいところ、気づかないところに、イライラさせられる。 最後数ページで、あれ?となり何度か戻りながら読んだ。 妻の麗美がピアノ教師の千尋、ペットのマロン、梨花が家庭教師の宗像、結花が幸子、蔭山、母親の麗美、梨花を殺したのか? 次を読みたくてたまらない。
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以前、リカを読んですごく怖いと思ったけど、これはそのリカがいかにして誕生したのか、幼少期からのリカの家族の話を家政婦の幸子が神父様に手紙を送る形で浮き彫りにしていく。最初は広尾の高級住宅街に住む理想の家族のように見えていたが、徐々に違和感を感じる出来事が増えていく。それでも幸子は...
以前、リカを読んですごく怖いと思ったけど、これはそのリカがいかにして誕生したのか、幼少期からのリカの家族の話を家政婦の幸子が神父様に手紙を送る形で浮き彫りにしていく。最初は広尾の高級住宅街に住む理想の家族のように見えていたが、徐々に違和感を感じる出来事が増えていく。それでも幸子はどの出来事も好意的に解釈していくのだけど、どう考えても常軌を逸しているようにしか思えない行動。もうこの段階でリカの人格は完成したんだと思うと、リカを再読したらまた怖さを感じられる気がする。
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家政婦の幸子目線で物語は進でいき、これまでとは違った雰囲気に。 前半はゆっくりゾワゾワさせ後半に一気に展開する感じ好きです! 少女時代を知れて色々腑に落ちましたが、母親目線での姉妹を知りたいな。 私が幸子ならお米食べれない時点で辞めてる。
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