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暗い越流 の商品レビュー

3.7

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

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  3. 3つ

    11

  4. 2つ

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2017/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どの話もラストで嫌な気持ちになれる短編集。「道楽者の金庫」は葉村晶のキャラクターがユーモラスだからかえって後味が悪い(褒めています)。 オチは読めるけど「狂酔」が物悲しくて1番すき。八百屋お七的な動機が好きなのです。

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2016/11/29

写真を撮る前に倉庫に送ってしまった。 初めての若竹七海さんの作品。 短編ミステリーです。特に狂酔って作品が良かった。最後の最後にゾッとしました。 #読書 #読書倶楽部 #読書記録 #暗い越流 #若竹七海 #2016年106冊目

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2016/11/13

葉村晶ものあり、気持ちよく騙してくれるものあり、黒い気持ちにさせられるものあり、若竹七海らしくてどれも良い。

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2016/10/21

若竹七海になる5つの話からなる短編集。 最早お馴染みの女探偵・葉村晶シリーズのひとつだと思って買ったが、葉村晶ものは2つだけ。 ただ、2話目などはそう思って読めば読めないことはない雰囲気で、探偵は女だとばかり思って読み進め、最後に男と分かって脱力。 いずれの話も、最後のセンテンス...

若竹七海になる5つの話からなる短編集。 最早お馴染みの女探偵・葉村晶シリーズのひとつだと思って買ったが、葉村晶ものは2つだけ。 ただ、2話目などはそう思って読めば読めないことはない雰囲気で、探偵は女だとばかり思って読み進め、最後に男と分かって脱力。 いずれの話も、最後のセンテンスでドッキリさせて苦い思いが残る仕掛け。 4話目は単行本書き下ろしなので、そういう訳は無いと思いつつ、何故かどこかで読んだことがあるような既視感があり、それが拭えず気色悪い。 葉村晶は、相変わらずボコボコにされながらしぶとく、面目躍如。5話目の最後のトリックなど、彼女ならもっと前から気が付きそうに思うけど。

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2016/10/20

若竹七海の短編集。表題作は、協会賞受賞作品。 近作はとにかく、読んで面白い小説ばかり。この短編集もいい。 葉村シリーズが2本とノンシリーズが3本、いずれも、吃驚仰天するわけではないが、向いている方と違う展開を見せてくれたり、準備していない感情を引きずり出してくれる。 また、ユーモ...

若竹七海の短編集。表題作は、協会賞受賞作品。 近作はとにかく、読んで面白い小説ばかり。この短編集もいい。 葉村シリーズが2本とノンシリーズが3本、いずれも、吃驚仰天するわけではないが、向いている方と違う展開を見せてくれたり、準備していない感情を引きずり出してくれる。 また、ユーモアセンスや日本語の選び方が絶妙で、つくづく楽しい読書ができる。大人向けエンタメ。 ちなみに、近藤史恵の解説はとても同意できる。 4

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2016/10/18

葉村晶ものが2編も入ってる!と小躍りした短編集。 南治彦が出てくる2編もなかなか好きな雰囲気。 連作短編集で読んでみたいな~。

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