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明日の食卓 の商品レビュー

3.8

118件のお客様レビュー

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    21

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2021/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映像化された作品 「石橋ユウ」くんが虐待死する 同じ年、同じ名前の子を育てる3つの家庭の話 まず、明らかに収入に差がある3つの家庭という設定が不快に感じてしまった どこか典型的な姿で描かれるのもどうなのかな? 自分の家がどれに近かったかと考えずにはいられません 読者は、どの家庭なのかという興味で読み進めることになるが、2番目の家庭かと思わせて、いずれでもない4番目の家庭だった どの家庭でも男は敵になるのか? どうにもならない憎しみを子供に抱くことは誰しもあるかと思う その瞬間をどう乗り越えるか? 家庭の問題だと、その家だけで解決しようとすると失敗するのかもしれない

Posted byブクログ

2021/05/22

映画になると知り、読んでみました。壮絶すぎて、映像で見るのはきついかも、、と思ったほどです。大人が子どもを、、のシーンもさることながら、優がなんとも言えません。どこまで再現するのか怖いほどです。子育ては終わりましたが、こういう状態に陥らずに済んだのはひとえに子どものおかげだと、し...

映画になると知り、読んでみました。壮絶すぎて、映像で見るのはきついかも、、と思ったほどです。大人が子どもを、、のシーンもさることながら、優がなんとも言えません。どこまで再現するのか怖いほどです。子育ては終わりましたが、こういう状態に陥らずに済んだのはひとえに子どものおかげだと、しみじみ感じています。

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2021/05/16

初めましての椰月美智子さん。今月28日から菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さんなどの出演で映画が公開されますね。 これは石橋ユウという同姓同名、しかも同じ小学3年生の息子を持つ3人の母親のお話です。 衝撃的でした。 そもそもプロローグが、ある母親が息子のユウを虐待する...

初めましての椰月美智子さん。今月28日から菅野美穂さん、高畑充希さん、尾野真千子さんなどの出演で映画が公開されますね。 これは石橋ユウという同姓同名、しかも同じ小学3年生の息子を持つ3人の母親のお話です。 衝撃的でした。 そもそもプロローグが、ある母親が息子のユウを虐待する場面から始まります。 どこにでもありそうな3つの家庭が、それぞれ徐々に不穏な空気が流れてきて…。 いったい誰が虐待を?と先が気になり引き込まれていくんですが、あまりにも胸が痛んで最後の方はこれ以上読むの無理かも〜!となってしまいました。 でもこんな状況で読むのもやめられない…となんとか最後まで読み切りましたが、これは物語の中だけのこととは言えないし、他人事には思えません。もしかしたら、私の話でもあったかもしれないです。 内容はまったく違いますが、辻村深月さんの『朝が来る』を読んだ時の衝撃を思い出しましたね。 とても難しいテーマです。

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2021/04/26

どこにでもある家族とその日々はこういうものだろう 感動とは違った涙が込み上げてくる 胸が締め付けられそうになる だけど目を背けられない ここにあるのはどこにでもある日常 普通に結婚し、家族を形成し、子を育てることの難しさと凄さを改めて感じた

Posted byブクログ

2021/04/04

図書館で。奥さんに勧められて読んだ。 どこにでもいそうな3人の女性・家庭・家族・息子のユウ。 ほんの少しの掛け違いで加害者にも被害者にもなりえる。ほんの少しを大切にしたいなぁと思った。

Posted byブクログ

2020/05/24

自分だったかもしれない。 そう思いながら読み進めて一気に読了。 三家族の『ユウ』君。 どの家族を読んでも先がドキドキした。

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2020/04/06

しずかな日々とはまた異なる空気のストーリーだった。最後の最後まで結末は分からない展開だったが、結末が大事というより、そこまでの過程が響いてくる作品だった。 誰もが加害者になりうる、怖い作品だった。

Posted byブクログ

2019/12/23

評価は4. 内容(BOOKデーターベース) 同じ名前の男の子を育てる3人の母親たち。愛する我が子に手を上げたのは誰か―。どこにでもある家庭の光と闇を描いた、衝撃の物語。

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2019/04/24

小3の「ユウ」を育てる三つの家庭。 サラリーマンの夫と優と3人で暮らす専業主婦のあすみ。 シングルマザーでコンビニと化粧品会社の仕事をかけ持つ加奈と息子の勇。 写真家の夫と悠宇、弟の巧巳の4人暮らしの留美子はフリーランスのライター。 それぞれの生活は違っているけれど、子育てに奮闘...

小3の「ユウ」を育てる三つの家庭。 サラリーマンの夫と優と3人で暮らす専業主婦のあすみ。 シングルマザーでコンビニと化粧品会社の仕事をかけ持つ加奈と息子の勇。 写真家の夫と悠宇、弟の巧巳の4人暮らしの留美子はフリーランスのライター。 それぞれの生活は違っているけれど、子育てに奮闘する女性たちの姿は子育て経験者にはあるある感が。 とはいえ、冒頭の衝撃的な虐待シーンがどうつながるのか。 それぞれの家庭で、大きな変化を経て種明かしへと話は進んでいく。 読み終わってみれば、そうだったのねと安心(していいのか?)するのだが、ある家庭の結末はちょっと将来が心配だった。このユウ君は、どう育っていくのかと…。

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2019/03/10

「こんなはずじゃなかった」と誰もが思う人生の岐路のやりきれなさ。 とても面白かったです。 今までと違う「椰月ワールド」

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