明日の食卓 の商品レビュー
今どきのストーリーとしてはあり得るけど、何かドタバタして、収拾が付かないうちに終わったって感じ。 留美子の家庭が耀子の家庭のようにならなくて良かったね
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【ブクログ通信にてモニターアンケート&レビュー一挙公開!】椰月美智子『明日の食卓』発売記念!夏のスペシャルレビューキャンペーン結果発表! 【アンケート編】 https://hon.booklog.jp/special/asu-no-shokutaku-20160831-1 【...
【ブクログ通信にてモニターアンケート&レビュー一挙公開!】椰月美智子『明日の食卓』発売記念!夏のスペシャルレビューキャンペーン結果発表! 【アンケート編】 https://hon.booklog.jp/special/asu-no-shokutaku-20160831-1 【先行レビュー編】 https://hon.booklog.jp/special/asu-no-shokutaku-20160831-2 KADOKAWA『明日の食卓』特設サイト公開中! http://www.kadokawa.co.jp/sp/ashitanoshokutaku/
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こちら、ブクログの献本で当選した一冊。 ブクログさん、お世話になっております。 私は3歳になる娘が居ますが、産まれる前まではもっと今とは違った子育てを想像していました。 爽やかなと言うかにこやかなと言うか。 3組のイシバシ家、一番共感出来たのは二人兄弟のお母さん、留美子。 ...
こちら、ブクログの献本で当選した一冊。 ブクログさん、お世話になっております。 私は3歳になる娘が居ますが、産まれる前まではもっと今とは違った子育てを想像していました。 爽やかなと言うかにこやかなと言うか。 3組のイシバシ家、一番共感出来たのは二人兄弟のお母さん、留美子。 虐待になるかそうじゃないかの境目って本当に紙一枚の差だと私は思います。 その日のうちにリセット出来なかったイライラが積もりに積もって、プチんときてしまうのだろうなと。 あぁ、本当に世のお父さんもお母さんも毎日お疲れ様です、と声を大きくして言いたい。 終盤はかなり急ぎ足になっていた様に思え少し残念でした。 全体的にかなり引き込まれて読めていたので、3組のイシバシ家のその後がかなり気になってしまいました。
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静岡在住の専業主婦石橋あすみ、神奈川在住のフリーライター石橋留美子、大阪在住のシングルマザー石橋加奈。それぞれが息子のユウを育てていた。かわいい息子。忙しいながらも満ち足りた日々を送っていた・・・はずだった。 夫の失業、浮気、義母の病気、学校での事件・・・些細なことをきっかけに、...
静岡在住の専業主婦石橋あすみ、神奈川在住のフリーライター石橋留美子、大阪在住のシングルマザー石橋加奈。それぞれが息子のユウを育てていた。かわいい息子。忙しいながらも満ち足りた日々を送っていた・・・はずだった。 夫の失業、浮気、義母の病気、学校での事件・・・些細なことをきっかけに、幸せな日々が崩れていく。 家庭での閉塞感やイライラから、怒りと苛立ちが無意識のうちに子供へと向けられる時、3つの石橋家に何が起こるのか・・・ 怖かった。子供を育てたことのある母親なら、この3つの家族に怒ったことは、決して他人事ではないと感じるだろう。 私も、一歩間違えていたら・・・と思うと、感情に任せて取り返しのないことが起こらなかった幸運に感謝した。
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献本企画でいただきました!! 親にとっては他人事とは思えない切実な一冊。 子どもを、親の所有物としてみては決していけないということ。一人の人格なんだときちんと認めなければいけないということを思い知らされました。
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子どもを育てたことのあるヒトなら、多分同じことを思うだろう。 子育ては、24時間営業年中無休の仕事だ。大きくなっていけばそこに休憩も休日も増えていく。肉体的負担は減っていくが今度は逆に精神的問題が増えていく。生まれた時は天使のようだった我が子が、ある日見知らぬ化け物に見える時があ...
子どもを育てたことのあるヒトなら、多分同じことを思うだろう。 子育ては、24時間営業年中無休の仕事だ。大きくなっていけばそこに休憩も休日も増えていく。肉体的負担は減っていくが今度は逆に精神的問題が増えていく。生まれた時は天使のようだった我が子が、ある日見知らぬ化け物に見える時がある。自分の中に、子どもを愛しいと思う気持ちと同じ濃度で邪魔だとか憎らしいとかそういうネガティブな感情も存在する、そのことに気付き愕然とする。 子育てに終わりはない。どれだけやれば100点満点という上限も、いつまでやれば終了という期限もない。そんななかで子どもを虐待し、命を奪ってしまう母親は決して特別な存在ではない。 昨日私は子どもを殺さなかった。でも今日は殺してしまうかもしれない。そう、ユウくんママは今日の、もしくは明日の私かも知れないのだ。 椰月さんが「明日の食卓」というタイトルにこめたのはきっと希望。けれど明日の食卓にその姿を見せない子どもが今日もどこかにいるのだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同じ石橋という苗字に、漢字が違うものの同じユウという名前の息子三人……。設定から面白いと思った。明日の食卓というタイトルと表紙のクマのぬいぐるみからもう少し明るい話かなぁと思って手に取ったこの本!ちょっと家庭について考えさせられた。
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私は学生なので、今の時期は夏休みなのです。そこで、時間を十分に持て余してしまっては、勿体無い。そんな時の暇潰しになるような本がないかと探していた時に知った、この本。単純な家族ものなのかと思い、本の内容説明の欄を読んでみたところ、そんな単純な家族ものなどではない、本当の家族の関係を...
私は学生なので、今の時期は夏休みなのです。そこで、時間を十分に持て余してしまっては、勿体無い。そんな時の暇潰しになるような本がないかと探していた時に知った、この本。単純な家族ものなのかと思い、本の内容説明の欄を読んでみたところ、そんな単純な家族ものなどではない、本当の家族の関係を綴った物語だということで、これは読んでみて損はなさそうな本になっているのではと感じ、もし機会があるのならば手に取って読みたいとまで思えた本だった。
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