明日の食卓 の商品レビュー
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子供は思い通りにならないとはいうが、この日常を知れば、ちょっと騒いでいる子供を見ても、全てに親の顔が見てみたいという思考にならないと思う。そして、男親は本当にしっかりしてほしい。誰にでも起こり得る結末に、背筋が凍る。
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これ読んだら、少子化が進みそう。 独身女性にはおすすめしません。 子育て経験(特に男子)がある母は、どれかのユウ君ママに当てはまると思う。 小学生男子の子育ては、本当に大変。 あとから思えばそんな時期も間もなく終わるんだけど、最中は本当にエネルギーを使うと思う。 とりわけいちばん恵まれた環境にあるあすみさんちのユウ君の先行きが心配。 しかしどのユウ君ママも一生懸命であるのに比べて、出てくる男が全員ひどい。 さてこの先、ユウ君たちはどんな大人になっていくのだろうか。
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イシバシユウという8才の男の子と母親の関わり方の落とし穴.いろんな事情のある3家庭の様子が交互に現れ,だんだんと緊張感が高まっていく.どんな家庭でも母子でも起こりうるかもしれなかった悲劇.
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いくつかの家族のお話。 どの家にも、ゆうくんという男の子が出てきます。 子育て経験のある人なら、何かしら共感できる部分があると思います。
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「この本を読んで救われた」 子育てに悩んでいた知人から言われて読んだ。 どの部分が、どう彼女に響いたのだろうか。それを考えながら読んだ。 ごく普通の夫婦と子どものいる3つの家族。一見どの家族も幸せそうだが、少しずつ歯車がくるっていく。夫婦の歪みを子どもは子どもながらに敏感に感...
「この本を読んで救われた」 子育てに悩んでいた知人から言われて読んだ。 どの部分が、どう彼女に響いたのだろうか。それを考えながら読んだ。 ごく普通の夫婦と子どものいる3つの家族。一見どの家族も幸せそうだが、少しずつ歯車がくるっていく。夫婦の歪みを子どもは子どもながらに敏感に感じるのだと思った。夫婦生活は忍耐だ、ということを耳にするが、忍耐している母を子どもは見ている。例え母子家庭だとしても、生活が苦しかったとしても、自分に正直に生きて愛情を注いでくれている母を、子どもはきちんと見ている。 子どものことが何よりも大切なはずなのに、押さえきれない衝動。虐待、というニュースや新聞の字面だけでは察し得ない母親の葛藤。きっと彼女も、この本を自分ごととして読んだのだろう。そして、自分の子育てや決断が間違っていなかったのだと勇気を持てた。良いタイミングでこの本と巡り会えて良かった。あるいは、自ら求めて探し出したのかもしれない。 読んだことで救われる。本には、そういう力がある。この本を自分の職場にも置いて多くの方に読んでもらおうと思う。一人でも救われる母が増えると良い。
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冒頭の1ページで読むのをやめようと思った。重たいテーマで、すでに子育てを終えた私には遠い話だった。不甲斐ない旦那とどうしようもない弟にイライラさせられた。
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冒頭のページで、読むのをやめようかと思った。 が、読み進めるうちに、どんどん読み込めた。それに、読みやすかった。 同じ名前「イシバシユウ」を持つ、三か所で生きる母親の話。 優という一見しっかりとして、手間のかからない息子を持つ母親あすみだが、家庭では一見いい子にしているが、学校...
冒頭のページで、読むのをやめようかと思った。 が、読み進めるうちに、どんどん読み込めた。それに、読みやすかった。 同じ名前「イシバシユウ」を持つ、三か所で生きる母親の話。 優という一見しっかりとして、手間のかからない息子を持つ母親あすみだが、家庭では一見いい子にしているが、学校では友達にいじめるよう命令したり、違う顔を持つ。後半からだんだんと素顔が出るようになりあすみゃ父親、痴呆になった祖母に対する態度が横暴になって行く。発言も子供らしくなく、斜めに構えた発言などが怖かった。 悠宇という弟と喧嘩ばかりしている、落ち着きがなく騒がしい子供を持つ母親留美子。夫婦ともフリーで働いているので、生活も厳しい。二人の男の子は片づけない、喧嘩ばかり、いうことを聞かないとそれだけで生活は大変。加えて、フリーカメラマンの夫は仕事を失うが前向きに仕事探しをしない。生活の切り盛りを、すべて一人で行っている留美子の慌ただしさが伝わってくると同時に、家事・育児に積極的でない夫に腹が立ってしょうがなかった。 勇というけなげで、貧しくとも家庭の状況をわかっており、母を助けようとする子を持つ母親加奈。早朝のコンビニから契約社員で働く化粧品会社、そして夜はまたコンビニと働きづめのシングルマザー。節約しながら暮らしている生活ぶりも大変だが、貧困の連鎖にならないよう勇のことを一番に考えているところに好感が持てた。弟にお金を取られたり、変なママ友に因縁、楽に稼げる仕事を進められても生活スタイルを大きく崩さす、二人で懸命に生活している姿がよかった。物わかりのいい息子という点も安心できた。 三つのそれぞれの生活から、どんな家庭にも一見外からでは分からない悩みや、困った事象を抱えており、それを抱えながら生活しているということがとらえられていた。 それぞれ、どんな結末になるのか、落としどころをどうするのか最後まで飽きることなく読めた。
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冒頭から引き込まれました。3人のイシバシ ユウ君。冒頭のユウ君はどのユウ君なんだろうと…、一気読みでした。
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可愛いはずの我が子に当たってしまう。いけないと思いながらもイライラをぶつけてしまう。私には子どもがいませんが、世の中の母親は大なり小なりそのような葛藤を抱えているのだろうと改めて感じました。 「イシバシユウ」を殺めたのはどの母親なのかという答えももちろん気になって読み進めましたが、母と子の関係の在り方、家族の在り方を深く考えさせられました。
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崩壊していく家族。切なくなるな。 一方で母親目線でかくとこうなるのか。あまりにも一方的過ぎないか?と、若干感じるのは、自分の過去に重なりあう部分を感じるからかな。 それにしても悲しいな
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