1,800円以上の注文で送料無料

売国 の商品レビュー

3.1

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/04/25

04月-02。3.5点。 実家が老舗和菓子屋の検事、東京地検特捜部へ。いきなり政治家をターゲットに。一方、鹿児島大学で宇宙工学を学んだ女子大生、ロケット研究の第一歩へ。 一見繋がらなそうなふたつの物語、中盤から繋がり、面白かった。

Posted byブクログ

2023/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

楽しめた。最後あっけなく感じ、もう少し丁寧に「売国者」を描いてほしかった。火事はなくてよかったんじゃないかな。他の作品も読んでみたい。

Posted byブクログ

2023/04/20

特捜部に赴任した気鋭の検察官・冨永真一。宇宙開発の最前線に飛び込んだ若き女性研究者・八反田遥。ある汚職事件と友の失踪がつなぐ2人の運命。正義とは何か? 国益とは何か?

Posted byブクログ

2023/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

冨永検事シリーズ第一作目。真山仁はハゲタカシリーズ以外はあまり面白くないようなイメージを勝手にもっていて、このシリーズはどうなのかなと期待半分、疑い半分で手に取ってみた。結論から言うと結構面白かった。もちろんハゲタカシリーズほどではないが。はっきり言ってほかの単発の作品よりはシリーズと銘打つだけあって面白さが出てる。刑事を主人公にした小説は多々あるが、本作の主人公は検事。同時並行して宇宙開発の研究者の話が出てくる。この2つの話は最初のうちは関係ないが、やがてクロスしてくる。冨永検事が扱う事件について宇宙開発の分野での汚職事件が絡んでくるという形で。そして売国というタイトルが何を意味するかだが、日本の宇宙開発技術をアメリカに横流しする輩、アメリカの意向で宇宙開発の予算を削減しようとする政治家を指していったものらしい。その政治家の不正を東京地検特捜部の冨永検事が暴くと。政治家相手には東京地検特捜部なのだなぁ…。文庫版の関口苑生氏の解説も非常に丁寧でよく書けてる。うまくまとめたなぁと。あと、本作をカテゴリ分けする際に少し迷ったが、経済小説かミステリにするかと悩んだ末、ミステリにカテゴライズした。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou23412.html

Posted byブクログ

2022/10/21

後半が急展開すぎてついていけなかった。 検事冨永、新米ロケット開発者八反田の2人が主人公の物語だが、検事冨永のストーリーばかり目立った印象。 他の真山仁作品と比べ少しまとまりに欠けた印象。 冨永が主人公の続編が出たら良いなと思う。

Posted byブクログ

2022/09/08

真山仁初読了 正直、うーん? 二つのストーリーが交錯して進むが、主人公?二人は交わることなく話は進む。根底にある政治疑惑には、これで終わりという感じ。 ハゲタカは、面白いのかな?

Posted byブクログ

2022/03/12

真山仁クオリティ。政界、検察、宇宙産業といった題材への取材の深さを垣間見せつつ、物語として読ませる。青臭いこと言いながら、もがく人間を描くのがうまい。

Posted byブクログ

2021/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうした真山仁、ラストがこれでは拍子抜けだぞ! 個人の感想でした(´・ω・`)すまん 途中のネタ事件の方が面白かった 誘導係のようにネタばらし、解説するフィクサー がいて、物語を慌てて進めていると感じた矢先に ヲワタ・・・全てがヲワタ、どんでん返しも無く 拍子抜けのひとことだ 満足できねえ、どうした真山仁(/・ω・)/

Posted byブクログ

2021/05/23

宇宙開発に挑む女性研究者と特捜検事の二人は、ある汚職事件と親友の失踪で繋がる。その背後には政治家の影が見え隠れする。政治家や企業トップが日本を売り報酬を受け取ってきた、と思われる。こうした闇は現在でも存在するのだろうか?

Posted byブクログ

2021/03/04

久しぶりの真山さんの本。 検察の話とロケット工学の話、それぞれの話に主要な主人公がいて、 それぞれで進行していくというストーリー。 最初、出てくる人物が多くて、話に入り込めなかったのと、 検察の方のストーリーはミステリー調で、 続きが気になって仕方がなかった一方、 ロケット工学...

久しぶりの真山さんの本。 検察の話とロケット工学の話、それぞれの話に主要な主人公がいて、 それぞれで進行していくというストーリー。 最初、出てくる人物が多くて、話に入り込めなかったのと、 検察の方のストーリーはミステリー調で、 続きが気になって仕方がなかった一方、 ロケット工学の方は、そこまで没頭できず。 最後にこの二つの話が交差するのかと思いきや、、、 ここから先はネタバレなので、この辺りで。 ちょっと最後の終わり方を単純化しすぎたかな、 もうヒト山描写してもよかったのかな、とは思いますが。 日本の政治や産業の闇に隠れた部分を よくあぶり出してくれているかと思います。 真山さんのファンなら、楽しめる一冊かと思います。

Posted byブクログ