金曜日の本屋さん の商品レビュー
「読みたい本が見つかる」本屋とは? 本を巡るほっこりミステリー。 主人公の大学生・倉井史弥には、どうしても見つけなければならない本があった。 「読みたい本が見つかる」という評判を聞いて、北関東の駅ナカの本屋「金曜堂」に出向きます。 そこは一見ごく普通の本屋‥ ところが地下に秘密...
「読みたい本が見つかる」本屋とは? 本を巡るほっこりミステリー。 主人公の大学生・倉井史弥には、どうしても見つけなければならない本があった。 「読みたい本が見つかる」という評判を聞いて、北関東の駅ナカの本屋「金曜堂」に出向きます。 そこは一見ごく普通の本屋‥ ところが地下に秘密があったのです! ちょっと天然な女性店長・南槇乃は無類の本好き、イケメンの店員がいるカフェがあり、オーナーは金髪でちょっと柄の悪い男。 じつは高校の同級生だという彼らにも、なにか事情が‥? 「白鳥の歌なんか聞こえない」「長いお別れ」「モモ」「家守綺譚」を取り上げながら、店に来るお客さんとゆるやかな関係を築き、心を解きほぐしていきます。 本が題材なので勇んで読みました。上記の作品はどれも以前読んでいます。 期待過剰だったのか?微妙にキャラがしっくり来ないところもありました。 それでも、本と本屋の話ですからね。 続きはいずれ読むつもりで~楽しみにしています☆
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読みたい本が見つかる、という噂を聞いて 訪れた主人公。 そこには、個性豊かすぎるメンバーがいた。 連続短編になっていて、本を探す事、本の内容 それにまつわる事、ときれいに混ぜられています。 この本は面白いのか? と考えてしまうほど 作中に本が出てきます。 読み方も感じ方も、人そ...
読みたい本が見つかる、という噂を聞いて 訪れた主人公。 そこには、個性豊かすぎるメンバーがいた。 連続短編になっていて、本を探す事、本の内容 それにまつわる事、ときれいに混ぜられています。 この本は面白いのか? と考えてしまうほど 作中に本が出てきます。 読み方も感じ方も、人それぞれ。 出てきた本で知っているのは、モモだけでした。 しかし倉庫が元地下鉄という、広くてひんやりで 一定湿度保てそうな場所。 そしてその奥にはまさかの…。 最後の話の『河童』が、ものすごく興味あります。 二人も目撃者がいるという事は もしかしたら、もしかする?!w
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「読みたい本が見つかる」駅ナカ書店、金曜堂で働く人々と本を求めてやって来る人たちのお話。 本屋さんの話ということでビブリア古書堂みたいな感じかな?と思ったが全く違った。 (店主が本オタクのキレイ系でうっかりなお姉さんということは共通しているが) 事件?は起こるが、どちらかという...
「読みたい本が見つかる」駅ナカ書店、金曜堂で働く人々と本を求めてやって来る人たちのお話。 本屋さんの話ということでビブリア古書堂みたいな感じかな?と思ったが全く違った。 (店主が本オタクのキレイ系でうっかりなお姉さんということは共通しているが) 事件?は起こるが、どちらかというと、本を探しにきた人が、金曜堂で出会った本によって成長していくような話。 ビブリアは主人公の特性上、本のあらすじを店主が紹介したりするシーンがあるが、こちらはほとんどなく、「この本どんな本なんだろう?」というドキドキ感があると思う。 これをきっかけに本を読んでもらえたら、って感じなのかなあも思った。 1話1話は短いので読みやすい。特に最初の「本を読む資格がない」と思っていた主人公の話だけでも、読書が苦手な人に読んでほしいと思った。
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2,3,4を先に読み、1巻を最後に読んだわけだけど、それでもなんとかなる。そういう意味で短編集に近いのかも。 この本に出てくるのは、読みたいなって思わされる。もも、マーロウ、薫君、家守綺譚。そのうち読もうとおもう。
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「金曜堂」で出会う本によって登場人物たちが成長していく、心温まる物語で、心に栄養を与えてくれる本だった。 実際の小説の引用とともに物語が進んでいくので、一冊で何冊もの小説を読んだような気分になり面白かった。
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片田舎のちいさな駅の書店を舞台に、本にまつわるちょっとした事件がおこります。登場するたくさんの本のなかには知ってる作品もあると思います。本好きな方だともっと楽しめたかも。(秘密の?)地下の書庫には行ってみたいです!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
小さな駅の中にある「金曜堂」は読みたい本が見つかる本屋、と評判の本屋。 中に併設された雰囲気たっぷりの喫茶店は、お客の読んでいる本の内容にあったメニューも用意してくれる。 しかも地下には巨大な書庫! これだけ揃っている本屋なら、もう行くしかない! でもこの本屋の一番のウリは、書店員達が本を何よりも愛する読書家ということ。 あらゆる本に関しての知識がとにかく豊富で、探している本が見つからない時は代わりになる別の本を紹介くれる! 物語の中で登場した本は是非読みたい。 本が人と人の絆を深めてくれる‼と改めて思えた物語だった。
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本を読むのは、とても個人的な行為で、体裁を取り除いた自分でいることだけど、そこで感じたことを誰かとわかちあいたいと思うのも、また、自然なことなのか。 本の朗読会が開催されたりするのも、そういう気持ちがあるからなのか。 そうすると、特定の本をテーマに物語を紡ぐのも、本好きならば...
本を読むのは、とても個人的な行為で、体裁を取り除いた自分でいることだけど、そこで感じたことを誰かとわかちあいたいと思うのも、また、自然なことなのか。 本の朗読会が開催されたりするのも、そういう気持ちがあるからなのか。 そうすると、特定の本をテーマに物語を紡ぐのも、本好きならば、あり得ることなのかな。 こんな形式の物語、最近、よく出会う気がします。 青春の迷いの中にある主人公と、魅力的な若い女性(男性)等の係わり合いを背景に、様々な本にトリビュートしたような物語集。 読後感はさわやかで、そして、テーマになった本に手を伸ばしたくなります。
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