金曜日の本屋さん の商品レビュー
本好きは本屋が舞台の小説選びがち。 地下の書庫は行ってみたいな〜と率直に思った。 ヤスさんのなんとも不器用なキャラが良くて やり取りを和やかに見ていられる。 読みたい本が見つかる本屋って素敵すぎる。
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駅に併設された本屋さんがテーマとなっています。 誰でも一度は見たことがある風景から作品に親しみを感じることができ、また登場人物たち一人一人が個性あるのが魅力です。 でも、なんと言っても一番は「金曜堂」が持つ地下に広がる書庫ではないでしょうか。膨大な本が並ぶ書棚は読書好きな方な...
駅に併設された本屋さんがテーマとなっています。 誰でも一度は見たことがある風景から作品に親しみを感じることができ、また登場人物たち一人一人が個性あるのが魅力です。 でも、なんと言っても一番は「金曜堂」が持つ地下に広がる書庫ではないでしょうか。膨大な本が並ぶ書棚は読書好きな方なら憧れる空間です☺️ 会話に弾みがないのが少し残念な点でしたが、“こんな本屋さん行ってみたいな”と思う作品でした。
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読み終わるとまず庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』とレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』が読みたくなる。 私が思っていたのは探していたが見つからない本を探してくれる本屋さんだったが、実際の金曜堂はお客さんがその時本当に必要としている本を教えてくれる素敵な本屋さんだった。 本を通し...
読み終わるとまず庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』とレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』が読みたくなる。 私が思っていたのは探していたが見つからない本を探してくれる本屋さんだったが、実際の金曜堂はお客さんがその時本当に必要としている本を教えてくれる素敵な本屋さんだった。 本を通しての人の繋がりや出会いが描かれていて、私も金曜堂の人たちと語り会いたくなる。 特にじ~んときたのは『モモ』に関する話。俳優の男の子が、青い目の店員さんと心を通わせながら、少しずつ素直さや本当の自分の姿を見せていく様子が印象的だった。 シリーズ本のようなので2冊目も読みたい。
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地下にある巨大な書庫、ぜひ行ってみたい。 喫茶店併設の本屋さんがある場所が駅の構内っていうのもいい。 店員さんのキャラクターはそれぞれに味があるので、続編もまた読んでみようという気持ちになった。
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「読みたい本なんか見つからない」 取り寄せ続けても。 こっそりと借りたのであれば、無くした時点で全く同じものを準備し戻しておけば良かったのにな。 一度も読む事なく手当たり次第購入しても、それが何故違うのかなど想像すらできないだろう。 「マーロウにはまだ早すぎる」 見間違いの代償...
「読みたい本なんか見つからない」 取り寄せ続けても。 こっそりと借りたのであれば、無くした時点で全く同じものを準備し戻しておけば良かったのにな。 一度も読む事なく手当たり次第購入しても、それが何故違うのかなど想像すらできないだろう。 「マーロウにはまだ早すぎる」 見間違いの代償は。 どんな理由があったとしても、店内に置かれているものと同一のものを取り出したら勘違いするだろ。 話し合いすらすることなく、一方的な判断で関係を終わらせたら後々後悔するのではないのか。 「僕のモモ、君のモモ」 友達が欲しかった。 今まで仕事ばかり頑張っていたからこそ、同年代どころか何処にも本物は居なかったのかもしれない。 ミスではなく放棄したと言っても間違いない状況だと、再び撮影し直すかも悩んでしまうだろ。 「野原町綺譚」 話したくないこと。 今を知るべく潜入したのであれば、コソコソ嗅ぎ回るよりも正々堂々と一度は話すべきではないのか。 このような話題は余程のことでない限り、簡単に揉み消されてしまうから苦労が絶えないだろ。
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実際に世にある本基準にうまく組み合わせたストーリーは斬新だった。元の内容を、知っていたらもっと楽しめたと思う。 地下の書庫という設定が夢広がるなー 空間一面に本が敷き詰められている光景が大好きだから想像でも楽しめた。 そしてオカルト好きなので家守奇譚が気になった。 続編がある...
実際に世にある本基準にうまく組み合わせたストーリーは斬新だった。元の内容を、知っていたらもっと楽しめたと思う。 地下の書庫という設定が夢広がるなー 空間一面に本が敷き詰められている光景が大好きだから想像でも楽しめた。 そしてオカルト好きなので家守奇譚が気になった。 続編があるようなので読んでみよう。
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読み始めてすぐは登場人物と話の展開にどうかなと、ちょっと思いながら読み進めました。 結果、作者の好きな本に対する思いが深く伝わる良いお話でした。 本屋さんで働く人達とお客さんとのやり取りで話は進んでいきますが、作者の好きな本が紹介されています。 その本と絡めてのやり取りは響く言葉...
読み始めてすぐは登場人物と話の展開にどうかなと、ちょっと思いながら読み進めました。 結果、作者の好きな本に対する思いが深く伝わる良いお話でした。 本屋さんで働く人達とお客さんとのやり取りで話は進んでいきますが、作者の好きな本が紹介されています。 その本と絡めてのやり取りは響く言葉が沢山あります。 それを小説とした作者さんの人柄も素敵な人ではないかと。 初めて小説に読み直したい箇所に付箋をはりました。 自分も物語に参加しているような気持にさせてくれる大切にしたい本になりました。
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★3.5 題名に惹かれて読みました それぞれのキャラが良いです 本屋さんなので、本の紹介もあり、読んでみたい本が増えました
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“読みたい本が見つかる本屋” 入院中の父に返して欲しいと言われ、その本を失くしてしまっていた大学生の倉井は藁にもすがる思いでその本屋を訪ねた。そこで出会った南店長に一目惚れし、縁あってバイトに雇ってもらえたのだが――。 『長いお別れ』『モモ』等、その本への思い入れや登場人物の...
“読みたい本が見つかる本屋” 入院中の父に返して欲しいと言われ、その本を失くしてしまっていた大学生の倉井は藁にもすがる思いでその本屋を訪ねた。そこで出会った南店長に一目惚れし、縁あってバイトに雇ってもらえたのだが――。 『長いお別れ』『モモ』等、その本への思い入れや登場人物の本への関わり方等、それぞれに物語があるのだなとあらためて思いました。でてきた本のタイトルは知っていても読んだことがないので、今度読んでみようと思います。 “読みたい本が見つかる本屋” あったら是非行ってみたいですね。
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てっきり店主がおじいちゃんとかおばぁちゃんかと思いきや、美人、美青年、金髪ヤクザ風の高校時代の同級生で驚きました。今どきの男子大学生の倉井くんがどう成長していくのか楽しみだったのだけど、まだ「バイト中」のまま本編が終わってしまった? 何冊かの本の内容に合わせて、物語が進んで行くの...
てっきり店主がおじいちゃんとかおばぁちゃんかと思いきや、美人、美青年、金髪ヤクザ風の高校時代の同級生で驚きました。今どきの男子大学生の倉井くんがどう成長していくのか楽しみだったのだけど、まだ「バイト中」のまま本編が終わってしまった? 何冊かの本の内容に合わせて、物語が進んで行くので元ネタが分からないとちょっと退屈しちゃう気がしました。後からシリーズ化してると知ったので、倉井くんの成長が分かってくるかしら? 栖川さんのターンは胸熱でした?
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