金曜日の本屋さん の商品レビュー
“読みたい本が見つかる本屋”らしい、金曜堂。 店舗は、地下鉄廃墟の巨大書庫ありの魅惑物件。 店長をはじめ、オーナー、店員共々魅力人物。 各章に、個性的なお客様が本を求めて来店する。 彼らの必要とする本を、そのストーリーに絡めた短編風に見つけ出す。登場する小説は、著者の推し作品...
“読みたい本が見つかる本屋”らしい、金曜堂。 店舗は、地下鉄廃墟の巨大書庫ありの魅惑物件。 店長をはじめ、オーナー、店員共々魅力人物。 各章に、個性的なお客様が本を求めて来店する。 彼らの必要とする本を、そのストーリーに絡めた短編風に見つけ出す。登場する小説は、著者の推し作品ですねえ、ついつい読みたくなってしまう。 何冊か図書館予約してしまいました。 「読書は、空極の個人体験」同意しまあす。 音読は苦手なんですけれど。
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読みたい本が見つかる本屋さん。著者の本に対する愛情がとても深い。この本に登場した多くの名著を知っていれば、さらに楽しめるはず。大好きな「モモ」が出てきたのは嬉しかった。庄司薫著「白鳥の歌なんか聞こえない」、梨木香歩著「家守綺譚」、レイモンド・チャンドラー著「長いお別れ」など、本が...
読みたい本が見つかる本屋さん。著者の本に対する愛情がとても深い。この本に登場した多くの名著を知っていれば、さらに楽しめるはず。大好きな「モモ」が出てきたのは嬉しかった。庄司薫著「白鳥の歌なんか聞こえない」、梨木香歩著「家守綺譚」、レイモンド・チャンドラー著「長いお別れ」など、本が大好きな人たちが語る本はどれも魅力的。それらを読んでからまたこの本を読んでみたいな。 大好きな本をきっかけに、人と繋がり仲を深めていく…まるでここでの交流みたい。実際に会えたら楽しいんだろうなぁ~ってちょっと想像してしまった。 この本を勧めてくれたのも実はブグ友の方たち。まつ、ヤスコさん、ありがとう!自分にとって特別な本になりました。素敵な出会いに感謝!
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本になぞらえた(関係のある)謎を解き明かしていくミステリー。知ってる本が出てくるとそれだけでうれしい
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こないだはコンビニを舞台にした小説を読んだ。 今度は書店。 読みたい本が必ずあるというエキナカ書店、金曜堂のお話。 名取作品は、『ペンギン鉄道なくしもの係』以来の二作目。 今作も不思議な設定が出てくる。 そのあたりを受け入れられるかで、評価は割れるかな。 大人ってヤツはどうし...
こないだはコンビニを舞台にした小説を読んだ。 今度は書店。 読みたい本が必ずあるというエキナカ書店、金曜堂のお話。 名取作品は、『ペンギン鉄道なくしもの係』以来の二作目。 今作も不思議な設定が出てくる。 そのあたりを受け入れられるかで、評価は割れるかな。 大人ってヤツはどうしょうもなくて。 金曜堂オーナー和久さんの実家が、戦前に北関東の野原町に地下鉄を敷設しようとする話が出てくる。 地下鉄は、地上に土地がないから地下にするわけで。 地下を掘削する資金と労力が、地上に土地を買うより安ければそうなるわけで。 北関東の何もない土地に、いきなり地下鉄? 普通に鉄道を敷設したらいいんじゃない? …なんて考えてしまう。 そういう要らぬ雑念を振り捨てることができるなら、本好きとして共感できる要素は多い。 何しろ自分の好きな『家守綺譚』も『モモ』も、とても効果的に出てくる。 そんな読み方もあるんだ、と何か読書会をしている感覚にもなってくる。 さて、本書は古本屋さんで買った。 本に書店のしおりが挟まれた状態だった。 「Book express」 とある。 JR東日本の駅ビルによく出店している書店さんのよう。 前の持ち主さんは、もしかすると新幹線の中で読もうと、駅のホームでこの本を買ったのかも…などと想像が広がる。
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最後の1ページまで面白かった。 夢中で読んでいたら降りる駅に気付かず 乗り過ごしてしまった。 『読みたい本が見つかる本屋』金曜堂がお話の舞台。3人の元同級生が経営する金曜堂でアルバイトを始めた少し気弱な大学生•倉井くんの目線で話が展開されていく。 一話毎に悩みを抱えた登場人物...
最後の1ページまで面白かった。 夢中で読んでいたら降りる駅に気付かず 乗り過ごしてしまった。 『読みたい本が見つかる本屋』金曜堂がお話の舞台。3人の元同級生が経営する金曜堂でアルバイトを始めた少し気弱な大学生•倉井くんの目線で話が展開されていく。 一話毎に悩みを抱えた登場人物とその登場人物が一歩前に進む勇気をくれる、背中をそっと押してくれる本が出てくる…。 知的好奇心が満たされ、物語に感動し、本に対する考え方や表現の素晴らしさ、色々な角度の驚きと感動が満載で心が忙しかった! 涙が溢れないように読むのも大変! 好きなシーンを紹介。 人と本の感想がいつも違って読書に抵抗がある主人公の倉井くんに言った店長の言葉が好き。 『読書は究極の個人体験です。人によって驚く部分が違うのは、当たり前なのです。作者の思いやテーマを汲み取る努力を、読者がしなければならない義理はありません。好きに読めばいいんです。感想を誰かと同じにしなくていいんです。』 も一つ好きなシーン 『家守綺譚』の小説の中のセリフ。 『死んでいようが生きていようが、 気骨のある魂には、そんなことはあまり関係がないんですよ。』 この言葉にグッときた。本当にそうだなと。 はぁ、続きが楽しみです!
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ファンタジーではないのだが、現実世界を舞台としつつも異世界のようで少し不思議を感じる物語。温かい世界なので安心して読める。
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辺鄙な小さい駅の中にある本屋さん。 カフェもあり、地下ホームに大きな書庫もあり、 『読みたい本が見つかる本屋』と噂される、 人と本の出会いが描かれた物語。 面白そうな内容にひかれ、図書館でかりてきましたが、確かにストーリーは面白いのに、イマイチ楽しめなくて、ちょっとダルくなる箇所...
辺鄙な小さい駅の中にある本屋さん。 カフェもあり、地下ホームに大きな書庫もあり、 『読みたい本が見つかる本屋』と噂される、 人と本の出会いが描かれた物語。 面白そうな内容にひかれ、図書館でかりてきましたが、確かにストーリーは面白いのに、イマイチ楽しめなくて、ちょっとダルくなる箇所があったり・・・おそらく、登場する『本』を、私が全く知らないからだと思います。知っていれば、また違う感覚で読むことができたんじゃないか?と感じ、面白いのにはずなのに、楽しめなかったのがちょっと残念でした。 でも、こんな本屋さん、あればいいのにって思う。行ってみたい!
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実際に出版されている本のことがたくさん出てくるので興味深かった。メインの題材としては、庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』、レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、梨木香歩『家守綺譚』の4冊。ほかにもいろいろな作品の名前が挙げられていた。 メイン4冊につ...
実際に出版されている本のことがたくさん出てくるので興味深かった。メインの題材としては、庄司薫『白鳥の歌なんか聞えない』、レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』、ミヒャエル・エンデ『モモ』、梨木香歩『家守綺譚』の4冊。ほかにもいろいろな作品の名前が挙げられていた。 メイン4冊についてはそれぞれ、セリフの抜粋があったり、エピソードの説明があったりする。『白鳥の歌なんか聞えない』『長いお別れ』は、読むことはないだろうと思ったからまあ普通に読めて、『モモ』は読んだことがあるから懐かしみながら普通に読めて。でも『家守綺譚』は読もうとして寝かせてあるので、あまり内容を知りたくなくてちょっと目が滑っちゃった。 舞台は、『読みたい本が見つかる本屋』金曜堂。特徴ある店員さんたちと、ちょっと変わったお客さんとのやり取り。そこから悩みも解決していく。4つ入っているお話は、軽いハラハラはあってもみんな最後いい感じにまとまるので、穏やかな気持ちで読めた。 何となく、『この本屋さんでは不思議な力が働いていて、読みたいと思っていた本が魔法のように見つかる』みたいなストーリーをイメージしていたのだけれど、そういうのではなかった。 「この本が読みたくなった」とか「この本を読んでみよう」とか、結果的に読むべき本が見つかる感じ。 倉井くんが馴染んでいく過程もイイね。金曜堂のメンバーにはまだ秘密がありそうだし、今後の変化も気になる。シリーズ物みたいだから他のも読みたい。
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自分の読みたい本が見つかる本屋いきたい! 槇野さんに悩みや話を聞いて欲しい!!こんな本屋でアルバイトしてみたいなあと思った!
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本好き、本屋さん好きにはたまらないちょっとファータジーなミステリー。 読みたい本が見つかる本屋さんなんて行ってみたいに決まってる。 ここに出てくる物語のキーになる小説は最初の「白鳥の歌なんか聞こえない」だけ読んだことがなかったので、今度読んでみたい。
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