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悪いものが、来ませんように の商品レビュー

3.5

378件のお客様レビュー

  1. 5つ

    52

  2. 4つ

    118

  3. 3つ

    147

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    10

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2024/11/10
  • ネタバレ

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途中から違和感があり、モヤモヤしながら読み進めていたから、そういうことか〜〜!と納得。 私も母のことを下の名前で呼んでるから騙されやすかったのかも?

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2024/11/09

芦沢央さんの作品は、初読みです。 ずっと色々な違和感を感じながら読み進めていき、真相がわかると、なるほどそういうことだったのか…きれいに騙されました。 真相がわかってから、ページを戻ってみると、確かにあちらこちらにパズルのピースが散りばめられていました。 違う作品も読んでみたくな...

芦沢央さんの作品は、初読みです。 ずっと色々な違和感を感じながら読み進めていき、真相がわかると、なるほどそういうことだったのか…きれいに騙されました。 真相がわかってから、ページを戻ってみると、確かにあちらこちらにパズルのピースが散りばめられていました。 違う作品も読んでみたくなりました。

Posted byブクログ

2024/11/09
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登場人物全員に「嫌な女」の部分がある作品。 大志が殺されたトリックは無理があるように感じで若干興醒めするものの、母と娘の関係性や不妊治療などの公には言えないが身近に感じる問題を提示しており読み応えのある作品だと感じた。 紗英の滲み出る被害者意識が苦手に感じていたが、幼少の頃から母の機嫌を伺い行動をしていると、意思決定の軸が自己から他者へと移り、受動的な行動や責任の所在を他に押し付ける考えが染み付いてしまうのかな、と感じた。 途中で挟まれるインタビューが、(鞠江を除くと)無意識な悪意の塊で、これもまたこの作品の嫌な雰囲気を掻き立てていた。 (個人的には、「交際相手の名前をメールアドレスに入れてしまう痛い女」のエピソードが、解像度が高く印象に残った)

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2024/10/29
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言われてみればってやつ多くて面白かったけど母親のことなっちゃんって呼んでるのちょっと無理やりすぎないかって思った、読み返したい

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2024/10/27

え、奈津子って…?となり、しっかり騙された!とはなったけど、ストーリーは微妙だった。 親子の過干渉ってレベルじゃない関係性にドン引きしつつ、不妊など重いテーマ盛り沢山っていう感じ。あまりにもダークな内容すぎて再読はしないかな。

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2024/10/25
  • ネタバレ

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騙されましたね。 確かにちょくちょく違和感はあったけど、読み返すとなるほどねって思う部分が多かったです。 p69の梨里ちゃんが鞠絵に対して呼ぶところとか、読み返すと意味が変わってきて面白い!

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2024/10/20
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そういうことかーーーー!!! いや、なんかおかしいと思ったのよ、2人の関係性。 こんな簡単に車で送ったりする?とか。 ほんと騙されたわ。 (家に忍び込むのは母娘でもあんまりないと思うけど…友達よりはありえる…のか?) そう思うと、p78の「みんながちゃんとしてないと、みんなのお母さんがダメな人だと思われるんだよ」という奈津子のセリフはやばいな。 お母さんが言っちゃってるんだもの。 男性の登場人物が悉くクソで、男運に恵まれないところは親子で似てしまったのか。 というか、2人とも人付き合い苦手そう。これは母娘の歪んだ関係性によるものなのか? 紗英の彼氏に、気持ち悪いとか言われてたもんね。 行き過ぎた友情が気持ち悪いと言われてたのかと思ったけど、そうじゃなかったのか。 たしかに、ちょっと気持ち悪いかも。 最終的に紗英が「奈津子ではなく自分が夫を殺した」ことに気づくところは納得というか、すっきり。 紗英が気づかないまま終わるエンドか?と一瞬でも思ったけど、そこもきれいに終わらせてくれて良かった。 紗英も真実を知っておけよと思ったし、大切な母親が身を持って自分を守ったことに気づいた時の紗英の反応が知りたかったから。 そりゃ泣くよねー。 忍び込むくだりは親子でもそれやる?とは思ったけど、筆者の思惑通り騙された&すっきりエンドで大変おもしろかったです!!

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2024/10/06

初めて読んだ作家さん。 読んでいてどんどん引き込まれて早く続きが読みたくなるような展開だった。 まさかの関係性になるほど!となるけど、 それ以外にも母と娘、不妊の問題などそれぞれの心理描写も痛々しくて途中で胸が苦しくなった。 すごく女性的な作品だなと思った。 他の作品も読んで...

初めて読んだ作家さん。 読んでいてどんどん引き込まれて早く続きが読みたくなるような展開だった。 まさかの関係性になるほど!となるけど、 それ以外にも母と娘、不妊の問題などそれぞれの心理描写も痛々しくて途中で胸が苦しくなった。 すごく女性的な作品だなと思った。 他の作品も読んでみたい。

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2024/09/25

最初から最後まで不気味な違和感が拭えないまま進む。 最後まで読み終わればなるほどってなるし、なった。 文字だから、文章だからこれほどまでに、引き寄せられ突き放されるそんな物語だった。 "傑作心理サスペンス" なるほど傑作心理サスペンスだった。

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2024/09/26

なんとなく、三姉妹の話だと思って読んでいたら、「紗英が長女」との記述があり、あれ?奈津子が姉じゃないんだ…と。 一卵性母子?母子共依存? 子の幸せを願う気持ちが歪んでいるような。 「悪いものが来ませんように」と願うのではなく、 「悪いものが来て へこんでも、また立ち直れますよう...

なんとなく、三姉妹の話だと思って読んでいたら、「紗英が長女」との記述があり、あれ?奈津子が姉じゃないんだ…と。 一卵性母子?母子共依存? 子の幸せを願う気持ちが歪んでいるような。 「悪いものが来ませんように」と願うのではなく、 「悪いものが来て へこんでも、また立ち直れますように」と願いたい。 「もう一度読み返したくなる」とのことだが、 途中から気持ち悪くなってきたので、再読はしたくないな。

Posted byブクログ