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〈インターネット〉の次に来るもの の商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

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2017/02/26

◇cognifying AIと人間のチーム化 「ケンタウロス化」 チェスの名人がケンタウロス化して戦う新たな知能… ◇flowing ・マクルーハンいわく 新しいメディアの初期の形はそれが代替した古いメディアを模倣する。 PCの場合、デスクトップ、フォルダ。 ・コピーが超潤沢にあ...

◇cognifying AIと人間のチーム化 「ケンタウロス化」 チェスの名人がケンタウロス化して戦う新たな知能… ◇flowing ・マクルーハンいわく 新しいメディアの初期の形はそれが代替した古いメディアを模倣する。 PCの場合、デスクトップ、フォルダ。 ・コピーが超潤沢にあるときそれは無価値になる。コピーできないものは希少化して価値が生まれる。 コピーできないものは何か? 例えば信用。ブランディングってそれだよね。 ・無料よりよい8つの生成的なもの。 即時性、パーソナライズ、解釈(ソフトは無料ですがマニュアルは1万ドルです)、信頼性、アクセウ可能性、実態化、支援者、発見可能性 ◇accessing ・uberは車を一台も持っていない、FBはコンテンツを一つも作っていない、KUは本を所有していない。つまり所有ではなくaccessであると。 ・所有権の購入からaccess権のサブスクリプションへ。 ◇sharing ・ブラックダックオープンハブ、 ・99デザインズ、トップコーダー、スレッドレス、コンテストの代行 ◇filtering ・ハーバートサイモン「情報の潤沢さは何か他のものの欠乏を意味する」情報の潤沢さはアテンションの貧困を生み出すのだ。 ・IMF 2002年白書、コモディティの価格は過去140年にわたって毎年1%下がる傾向にある。 ・全てがゼロに向かう中で唯一コストが増加しているのは人間の経験。これはコピーできない。それ以外のものは全てコモディティ化しfilterをかけられるようになる。 ◇Tracking ドイツのウドバヒター、デジタルコンパス腰のベルトに北を振動させ、1週間もしないうちに北を知覚。合成された知覚。

Posted byブクログ

2017/02/26

難解な部分もあったが、非常に面白い内容でした。 やはり技術は哲学であり、未来は技術の総合であるもの だと思います。 人工知能・仮想現実、拡張現実、ロボット、ブロックチェーン、 Iot、シンギャラリティーそれぞれの技術には哲学・ 思想があり、社会性があって、それらが未来へ収斂し 発...

難解な部分もあったが、非常に面白い内容でした。 やはり技術は哲学であり、未来は技術の総合であるもの だと思います。 人工知能・仮想現実、拡張現実、ロボット、ブロックチェーン、 Iot、シンギャラリティーそれぞれの技術には哲学・ 思想があり、社会性があって、それらが未来へ収斂し 発散していくものだと思います。 ”シャアしていくことは、いまでもやりすぎだと思う人もい るが、まだ始まったばかりだ。所有からアクセスへのシフト は、まだほとんど始まってもいない。流れていくこともスト リーミングも、ぼつぼつと始まりだした程度だ。すでにトラ ッキングされすぎていると思うかもしれないが、これから数 十年の間に数千倍はトラッキングされるようになるだろう。 こうした機能はいま生まれたばかりの高品質のコグニフ ァイングによって加速され、やがて現在最もスマートに 見えるものでさえ愚かにみえてしまうだろう。どれもま だ最終系ではない。こうした移行はなっていくプロセス の第一歩を踏み出したに過ぎない。つまり始まっていく のだ。” ”より流れていき、よりシェアし、よりスクリーンで読 み、よりリミックスし、よりフィルタリングし、よりコ グニファイし、より質問し、よりなっていく。我々は始 まっていくそのとば口にいるのだ。” 1.Becoming 2.Cognifing 3.Flowing 4.Screening 5.Accessing 6.Sharing 7.Filtering 8.Remixing 9.Interacting 10.Tracking 11.Questioning 12.Beginning

Posted byブクログ

2017/02/17

現在のテクノロジーが今後どうなっていくのかを、12のカテゴリーに分けて予測していく本。カテゴリーが全て「〜していく」という形であることもポイント。全体を通してテクノロジーの未来に割とポジティブな感じだけど、どうなるか分からないからこそ可能性を見出していくべきというような姿勢が、個...

現在のテクノロジーが今後どうなっていくのかを、12のカテゴリーに分けて予測していく本。カテゴリーが全て「〜していく」という形であることもポイント。全体を通してテクノロジーの未来に割とポジティブな感じだけど、どうなるか分からないからこそ可能性を見出していくべきというような姿勢が、個人的に好きだなあって。編集者の松島さんが、この分野に関してはこれを読んでおけばしばらくは大丈夫、的なことを言ってた。

Posted byブクログ

2017/02/13

すべての世界は進み続ける。これからの世界はどうなるか、それらに対するアプローチ方法が説明されている。読み応えのある内容。

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2017/02/12

これから進むであろう技術革新について、12の視点で書かれている。 個人的にはTRACKINGが一番気になる。

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2017/02/06

タイトルからして、インターネットの次の技術を占うものかと誤解していたが、今後の社会変革を招くテクノロジーのトレンドが述べられており、非常に想像力を拡げてくれる。12の"~ing"が出て来るが、最も面白く感じたのは"Questioning"。...

タイトルからして、インターネットの次の技術を占うものかと誤解していたが、今後の社会変革を招くテクノロジーのトレンドが述べられており、非常に想像力を拡げてくれる。12の"~ing"が出て来るが、最も面白く感じたのは"Questioning"。あと、これだけ多くの情報が"Flowing"している中、"Filtering"は不可欠な技術。どの章も旨くまとまっているし、このように違う章同士の関連も考えると凄く面白くなる。

Posted byブクログ

2017/02/06

「インターネットの次に来るもの」読了。自分が生きている間に、ITの進化をどこまで見ることができるだろうか。千年前の日本は平安時代。この間の科学技術の進歩は著しいが、次の千年はもっとすごいだろう。でも、人間のなかみ、ソフトの部分ですけど、は、そんなに変わってないように思う。千年で変...

「インターネットの次に来るもの」読了。自分が生きている間に、ITの進化をどこまで見ることができるだろうか。千年前の日本は平安時代。この間の科学技術の進歩は著しいが、次の千年はもっとすごいだろう。でも、人間のなかみ、ソフトの部分ですけど、は、そんなに変わってないように思う。千年で変わってないんだから、次の千年も大して変わらんかも。

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2017/02/04

インターネットの次にくるものを12のキーワードを使って解説した良書。 シェアリングやフィルタリングなどは、すごく納得感があった。 ただ、これから起こるであろう技術革新の話にワクワクする一方、AIなどにただ従うだけの人間にはなりたくないなぁと感じた。AIとともに歩んでいけるよう...

インターネットの次にくるものを12のキーワードを使って解説した良書。 シェアリングやフィルタリングなどは、すごく納得感があった。 ただ、これから起こるであろう技術革新の話にワクワクする一方、AIなどにただ従うだけの人間にはなりたくないなぁと感じた。AIとともに歩んでいけるように自分も成長していきたい。

Posted byブクログ

2017/02/01

名詞は動詞になっていく。情報はコピーされ、アンバンドルされ、リミックスされたがる。個々の動きは占えなくても全体としてみると明らかに不可避の流れがあり、人類は総体として新しい性質を身につける。だいぶ冗長だった

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2017/01/21

認識する、シェアする、リミックスする、など個人のサービス需要形態の形でまとめられている。それぞれに深い技術的な紹介と考察があり、読み応えがある。 終盤の、質問に関する記述がとても心を打つ。並行して読んでいたケリーマクニゴル氏の著書に挙げられていた「自分の能力を見せるためだけの質...

認識する、シェアする、リミックスする、など個人のサービス需要形態の形でまとめられている。それぞれに深い技術的な紹介と考察があり、読み応えがある。 終盤の、質問に関する記述がとても心を打つ。並行して読んでいたケリーマクニゴル氏の著書に挙げられていた「自分の能力を見せるためだけの質問」とはまったく反対の、素晴らしいものだ。 トラッキングやフィルタリングなど暗い気持ちにもなるが、明るい希望も随所に感じた。無理矢理ひねり出した記述でなく実現することを祈る。 技術面では、私がまだまだ知らないことが多く、勉強になると同時に、その不足も痛感した。 丁装がとても美しい。

Posted byブクログ