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〈インターネット〉の次に来るもの の商品レビュー

4.1

95件のお客様レビュー

  1. 5つ

    27

  2. 4つ

    30

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2017/12/16

読み応えたっぷりの本。多くの人が漠然と不案を感じている未来を、ジャーナリストが描いた。当たらずも遠からずではなく、かなりの確率で当たりそうな予感。映画バックトゥザフューチャーのように20年、30年後の答え合わせが楽しみ。

Posted byブクログ

2016/11/22

今後30年で、形のある自動車や靴といったものは、手に触れることのできない動詞へと変化していく、 人間の歴史の中で、何かを始めるのに今ほど最高の時は無い。今こそが、未来の人々が振り返って、あの頃に行き、戻れれば!と言う時なのだ。まだ遅くは無い。 今後数年でロボット運転の車やトラック...

今後30年で、形のある自動車や靴といったものは、手に触れることのできない動詞へと変化していく、 人間の歴史の中で、何かを始めるのに今ほど最高の時は無い。今こそが、未来の人々が振り返って、あの頃に行き、戻れれば!と言う時なのだ。まだ遅くは無い。 今後数年でロボット運転の車やトラックが当たり前になりロボットを使った手術が日常的に行われるようになる。誰もがパーソナルロボットを使えるようになる、ロボットや麻疹と一緒に働くプロセスを最適化できたものが成功をつかむ。 インターネットを自動車、2025年までには、高級な自動運転車のネット接続速度は家庭のそれを上回る。 スマートフォンアプリ、vine、動画、 最高にかっこいいものはまだ発明されて以来、人間の歴史の中で、これ程始めるのに最高の時はない店

Posted byブクログ

2016/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ITの未来について、門外漢の自分にとっては、 抽象的で難しく感じられましたが・・・ 訳者あとがきでうまく12の法則がまとめられていたので、 抜粋させて頂きます。 1.Becoming・・・ネットかしたデジタル世界は名詞(結果)ではなく動詞(プロセス)として生成 2.Cognifying・・・世界中が利用して人工知能(AI)を強化することでそれが電気のようなサービス価値を生じ 3.Flowing・・・自由にコピーを繰り返して流れ 4.Screening・・・本などに固定されることなく流動化して画面で読まれるようになり 5.Accessing・・・すべての製品がサービス化してリアルタイムにアクセスされ 6.Sharing・・・シェアされることえ所有という概念が時代遅れになり 7.Filtering・・・コンテンツが増えすぎてフィルターしないと見つからなくなり 8.Remixing・・・サービス化した従来の産業やコンテンツが自由にリミックスして新しい形となり 9.Interacting・・・VRのような機能によって高いプレゼンスとインタラクションを実現して効果的に扱えるようになり 10.Tracking・・・そうしたすべてを追跡するライフログ化を促し 11.Questioning・・・問題を解決する以上に新たな良い疑問を生み出し 12.Beginning・・・そしてついにはすべてが統合されホロスと呼ぶ次のデジタル環境(未来の<インターネット>)へと進化していく 以上です。 個人的には、長いスパンで見るとインターネットによって生活の利便性がよくなっているし、 これからも想像できないようなイノベーションがあったりするのだと思いますが、 個人の人生の長さで考えると、 いつかは(たぶん退職したあたり)、この情報量が嫌になったり、 「そもそも自分ってなんだ」という原点回帰を行うようになるのでは(今でもやっているかもしれませんが)、と思いますが。

Posted byブクログ

2016/11/06

未来を12個の動詞で表現。 Becoming cognifying flowing screening accessing sharing filtering remixing interacting tracking questioning beginning なる、認知、フ...

未来を12個の動詞で表現。 Becoming cognifying flowing screening accessing sharing filtering remixing interacting tracking questioning beginning なる、認知、フロー、アクセス、シェア共有、フィルタ、リミックス、インタラクティブ相互作用、トラッキング追跡、質問課題、始まり始まる。 今は未来へのターニングポイント。

Posted byブクログ

2016/11/05

WIREDの編集長だったケヴィン・ケリーさんのテクノロジーの見立て本。非常に共感できる部分と、詩的過ぎて正直読んでいられない部分と、とても評価しづらい書籍です(笑) 思ったのはインターネットの最先端を走っている方々はそんなに見ている未来は変わらないし、ケヴィンさんによる予見を参...

WIREDの編集長だったケヴィン・ケリーさんのテクノロジーの見立て本。非常に共感できる部分と、詩的過ぎて正直読んでいられない部分と、とても評価しづらい書籍です(笑) 思ったのはインターネットの最先端を走っている方々はそんなに見ている未来は変わらないし、ケヴィンさんによる予見を参考にするよりも、自らの感性に従っていく形でそんなに間違っていないのかなという自信が大切かなということ。まだまだテクノロジーは楽しくなるし、やることはたくさんw(2016.10中旬ごろ読了)

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2017/01/14

WIREDの創刊者、編集長を務め、アメリカのインターネット分野では著名なケヴィン・ケリー氏が描いた、デジタル・テクノロジーの未来予測。 原題「The Inevitable(=不可避)」とはテクノロジーが持つ本質的な、不可避な変化を指していて、この不可避な変化の「慣性」が次の30年...

WIREDの創刊者、編集長を務め、アメリカのインターネット分野では著名なケヴィン・ケリー氏が描いた、デジタル・テクノロジーの未来予測。 原題「The Inevitable(=不可避)」とはテクノロジーが持つ本質的な、不可避な変化を指していて、この不可避な変化の「慣性」が次の30年を指し示すだろうという趣旨で、12の分野に分けて未来予測をしているもの。 中身は、最新のサービス事例なんかを取り上げつつ、その傾向を考察し、そこから将来の暮らしを想像してみる、というもの。 多少予備知識がないと読みづらいとは思うけど、総じて楽しく読ませていただきました。 (懐かしのセカンドライフが出てきて、ポジティブに捉えられていたくだりはなんだか意外でした) しかし、テクノロジーの本を読むってコト自体に「なんだかなぁ」って思う瞬間があります。 特にこの本は、本がデジタル化され、「ユニバーサル図書館」に収容され、リンクが貼られ…なんて夢を語っているのに、読者は400ページのテキストを淡々と読み続けるしかないという。。 文中の引用「未来はすでにここにある。まだ均等に分配されていないだけだ」という文を見ながら、どうにも腑に落ちない感覚を味わっておりました。

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2016/10/02

前作と同様、テクノロジーの変化の方向性を示した本。 前回のように多様性とか、抽象的なコトバでの表現ではなく、cognifying, flowingといった言葉を使いつつ、具体的には、AI、クラウド・オープン化など、各章がテクノロジートレンドを説明した内容になっている。 (少なくと...

前作と同様、テクノロジーの変化の方向性を示した本。 前回のように多様性とか、抽象的なコトバでの表現ではなく、cognifying, flowingといった言葉を使いつつ、具体的には、AI、クラウド・オープン化など、各章がテクノロジートレンドを説明した内容になっている。 (少なくとも3章までは)

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2016/09/25

別にインターネットを否定する訳ではない。10年後のネット社会がどういった方向に進んでいくのか、12のカテゴリ別に考察してる。ネット世界は、誰かが指導して進んでいる訳ではないので1年先でも予測不能である。先読みの先導役として考えたほうが良いかもしれない。

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2017/08/12

原題は”The Inevitable” - 世の中が後戻りができない形で変わることはもはや決まってしまったことだ。そういうメッセージである。 邦題に示されている通り、本書ではこれから来るべき未来における12の傾向が提示される。それらは全てプロセスであるという意味で、すべて動詞の...

原題は”The Inevitable” - 世の中が後戻りができない形で変わることはもはや決まってしまったことだ。そういうメッセージである。 邦題に示されている通り、本書ではこれから来るべき未来における12の傾向が提示される。それらは全てプロセスであるという意味で、すべて動詞の進行形になっている。乱暴にそれらをまとめてみるとこんな感じだろうか。 ●BECOMING: 今の時代は常に新しいものになりつつある時代だ。われわれは皆そのプロセスの中にいる。振り返ってみると今まさにそういう時代であり、それは少し前からそういう時代だった。インターネットやそれによって実現されたサービスってみんなそうだよね。 ●COGNIFYING: AI、とにかくAI。ビッグデータでディープラーニング。それに必要なCPUもメモリもどんどん増える。AIによって思いもつかなかったことができるようになるよね。 ●FLOWING: ビットの時代、何でもコピーされてストリーミングされる。無料になって、コモディティ化されて、共有されて、オープンになる。そうなると色んなことの前提が変わってくるよね。 ●SCREENING: 世の中スクリーンだらけになる。1年間で1人1枚くらいのペースでスクリーンは増えている。そのスクリーンは逆に自分たちを覗き込んでいる。VRグラスやら壁やらがネットでつながったスクリーンで埋め尽くされると世の中変わるよね。 ●ACCESSING: 所有することからアクセスすることに価値観の転換が起きている。物事がリアルタイムでオンデマンドになる。だからクラウドになるのは必然だよね。 ●SHARING: SNSなんかそう。WikipediaやLinuxもそう。シェアしてコラボする。新しい経済原理。 ●FILTERING: 大量のデータ。だからフィルタリングが受け取る方からも出す方からも重要になる。アテンションがますます希少なものになる。FacebookやGoogleのすごさはコモディティ化したアテンションをフィルタリングする巨大なインフラというところにある。だから儲かって成長してるんだよね。 ●REMIXING: 既存の組み合わせから新しいものが生まれる。組み合わせるのが楽になるとどんどん新しいものが生まれるよね。 ●INTERACTING: VRだ。それもインタラクションのあるやつ。そもそも何かアクションに対して反応がないっていうUXはなくなってくのかもね。 ●TRACKING: ほとんどの情報が記録されていく。すごい勢いでデータが貯められていく。IoTってのもある意味そういうものだ。プライバシーにも新しい概念と規則が必要になる。いずれにせよますますトラッキングされることは不可避になっていくよ。 ●QUESTIONING: 答えはすぐに得られるようになる。これからは質問することが重要になる。そして、良い質問がいくつも生まれていくのだ。 ●BEGINNING: そして今が何かの始まりのときだ。多くのデータとネットワーク。何かが相転移を起こす。今こそが後から振り返ったときにまさにここが始まりの時代だと言われる時代なのかもしれない。 新しいことが避けがたく起こりつつある。それらはこれらを組み合わせて推し進めた結果としての何かだ。何かが起こるのは不可避だ。ただし、その何かは起きてみるまで正確にはどういうものであるのかわからない。常にそれはわれわれの想像の域を超えていくものであるから。ただし、その傾向や要素を認識することはできる。そういうメッセージの本だ。 次のビル・ゲイツの言葉を思い出す。 「私たちはいつも、今後2年で起こる変化を過大評価し、今後10年で起こる変化を過小評価してしまう。無為に過ごしてはいけない。」 ”We always overestimate the change that will occur in the next two years and underestimate the change that will occur in the next ten. Don’t let yourself be lulled into inaction.” 今後10年で何かが起きることはわかる。しかし、何が起きるかは、10年前に今起きていることがわからなかったのと同じようにわからない。それでもその何かに備えなければならない。いずれにせよ、それは不可避 - Inevitable - であるのだから。そういうことが書かれた本だ。

Posted byブクログ

2016/08/31

カリフォルニア未来楽観主義者の王様とも呼ばれる(私が呼んでる)ケビンケリーのテクニウムの次の一冊。テクニウムが渾身の一冊だったのでそれと比較しちゃうとまあ、あれです。Becoming, Cognifying, Flowing, Screening, Accessing, Shar...

カリフォルニア未来楽観主義者の王様とも呼ばれる(私が呼んでる)ケビンケリーのテクニウムの次の一冊。テクニウムが渾身の一冊だったのでそれと比較しちゃうとまあ、あれです。Becoming, Cognifying, Flowing, Screening, Accessing, Sharing, Filtering, Remixing, Interacting, Tracking, Questioning, Beginningという観点から未来を語るんですが、いくつかの章では読んだことある内容が多く感じられます。まあ、これは、まとめて未来を想定するというこの本の特質上仕方がないことかとは思います。Questioningのところの質問のほうが大事、あたりで受けたインスピレーションはやっぱケビン節。あとperpetual betaももう普通だよねみたいな話もよかったです。

Posted byブクログ