玉依姫 の商品レビュー
山神と玉依姫 2人で1つの魂 最初の方は「しほ」だったのに 徐々に山神の母になり、最後は完璧な「玉依姫」に。 最初と最後がものすごく荒れ果てる世界の話ですが、中盤はしほと山神の微笑ましい関係も記されています。 一度持っていた本を全て手放した後、図書館で見つけて再読しました。...
山神と玉依姫 2人で1つの魂 最初の方は「しほ」だったのに 徐々に山神の母になり、最後は完璧な「玉依姫」に。 最初と最後がものすごく荒れ果てる世界の話ですが、中盤はしほと山神の微笑ましい関係も記されています。 一度持っていた本を全て手放した後、図書館で見つけて再読しました。 人気なので(アニメ化もしてるし)なかなか次が手に入らないですが焦らずに繰り返しよもうかな…
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この世界の始まりは何となくわかったけれども、、全てのキャラの魅力も薄く若宮までもが同一人物なのかってほどで、、誰目線でも感情移入が出来なく、話がごちゃごちゃしていて何が何だかで終わってしまいました(汗) 1巻を読んだ時のような感じですかね。残念。
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「雨宿り」 家出した先では。 偶然とはいえ生贄を探していたところに連絡があったのならば、ちょうどいい者が現れたと嬉しく思っただろ。 「荒魂」 逃げ出したけど。 信じる事が難しいのは分かるが、それでも自分が勝手な行動を取った後のことを考えれれば犠牲はなかったろ。 「過去夢」 戻...
「雨宿り」 家出した先では。 偶然とはいえ生贄を探していたところに連絡があったのならば、ちょうどいい者が現れたと嬉しく思っただろ。 「荒魂」 逃げ出したけど。 信じる事が難しいのは分かるが、それでも自分が勝手な行動を取った後のことを考えれれば犠牲はなかったろ。 「過去夢」 戻ってきた母親。 今まで揺らいでいた気持ちとは違い、覚悟を決めて帰ってきたからこそ本気で面と向かって接しているのだろ。 「糺す」 迎えにきた祖母。 大切な孫だからこそ連れ戻したいのは分かるが、いつかは帰るという言葉を無視しては話は進まないだろうに。 「神名」 本当の名を探し。 過去は重要な手がかりの一つではあるだろうが、今を生きているのだから重要視する場所が違うのではないか。 「落花」 話を聞く事なく。 逃げ出してきたのであれば、自分のことを簡単に生贄として差し出すような者たちのもとへは戻らないのでは。 「帰還」 病院を抜け出し。 覚悟を決めて戻ってきた日から、母親となり愛情を注ぎながら日々暮らしていた二人の絆は一生変わらないな。
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やれやれまたしても、釈然としないものが残る。 若宮の遊学というのは、人間界での学び、ということだったのだろうか?それはさて置き、今回は民俗学と古代史の知識を混ぜ合わせて、というか知っていることを一生懸命盛り込みました、どう?とひけらかされているような気がした。若宮の話は添え物に成...
やれやれまたしても、釈然としないものが残る。 若宮の遊学というのは、人間界での学び、ということだったのだろうか?それはさて置き、今回は民俗学と古代史の知識を混ぜ合わせて、というか知っていることを一生懸命盛り込みました、どう?とひけらかされているような気がした。若宮の話は添え物に成ってしまい、読みたいと思っている方向からは遠ざかってしまった。続くのかぁ? と思ったら、どうやらこの巻はスピンオフらしい。
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シリーズなので順番に読んだほうがいいと思って、読み始めてスピンオフだと気づく。独立したけど、ちょっとしんどかった。 たまたま京都旅行中に読んでいて、下鴨神社を訪れていたので、玉依姫はタイムリーではありました。
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シリーズ5作目。 今作は現代と八咫烏の世界、そして山神までもが繋がっていった。 メインは山神と現代の高校生の志帆。普通に暮らしていたのに、いきなり山神の生贄なんて恐ろし過ぎる。 今までのどっぷり八咫烏の世界の方が、やっぱり好きだなぁ。
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うーん。 1と2の単と主は驚きをもって楽しく読みました。次ぐ3と4は大変好みで楽しく読みました。 それでこの5冊目でしたが、読んでいてしんどかった。 もちろん、先の話を読みたくてでもこれを飛ばして読んでもいいのか?分からず。やはり順番で読んでおこうと読んだものでしたが。 大猿や山神、山内や烏たちについてのいにしえの話からなるほど!と関連話としてこの先もわかりやすく納得できそうだと思いました。 がしかし単独でこの本を読みたかったか?というと激しく否でした。 序盤から不穏な感じはありましたが、中盤にかかってくると今まで感じたことのないようなゾワっとした感じを受け。さらには気持ち悪さがずっと続くという初体験。 けれど、雪哉や若宮たちの話を読みたいので、これを読んでおいて良かっただろうと思っています。 この作品があり、八咫烏シリーズが生まれたことを尊く嬉しく思います。 この話はシンドイけれど・・・。
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もしかしてこのシリーズはヤバ女とヤバ男が交互に出てくるんですか?今回はヤバ女のターンだったのかなという認識です。 部分的に、『十二国記』『RDG』『百鬼夜行シリーズ』『ゲゲゲの謎』あたりが好きな人は刺さるところがあるかもしれないなあと思いました。私はグサグサになりました。 ほぼ毎巻恒例の、一件落着したな〜と気が緩んだところを死角から殴られる感じが今回も楽しかったです。己の意志を貫くことってとてもカッコいいのですけど、人ならざるものや人の道から逸れた人がそれを行った時、凡人から見ると大変…大変ですね…自我って大切! あと、たとえ間違ってすれ違って手遅れになったとしても、謝ったりできることをしたりしてケジメをつけること、これもカッコいいなと思いました。志帆ちゃんが母親役を押し付けられるクソみたいな状況におかれながらも自分が逃げたせいで発生した被害を憂い、与えられた立場を逆に利用すると決意したシーンでは彼女の強かさに胸が熱くなりました。その後椿が一度は逃げたことに再度挑戦する場面がきて、まるでこの志帆ちゃんの意志が実ったようで…椿はしっかりと、志帆ちゃんの息子になったんだなぁと感慨深かったです。親子といえば、志帆ちゃんと椿のほかにも、久乃さんと志帆ちゃんや久乃さんと修一さん、山神と奈月彦の間にも親子間の影響やすれ違いの物語が描かれていて読み応えがありました。ほとんどが手遅れでしたが…同時に救いも示されていたので読了感は良かったです。
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いよいよ全体像というか世界が広がって行ってる。 烏、猿、山神、人間。 ただ、面白くなかったってことはないんだけど、そもそも私が興味持ったのがミステリー的な展開を期待してだったからいよいよ離れてきたかな。
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山内から外界に視点を移した作品。 烏達の出番が少ないため面白くないのかな…?などと思っていたらあっという間に読了してしまった。 山神に対する志帆の優しさが滲み出ていて感動した。 また、玉依姫についても興味が湧いた。
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