銃とチョコレート の商品レビュー
海外児童文学っぽさと 乙一さんの作品によくある狂気さが、うまくハマった作品。 少年のお宝探しの冒険物語!かと思いきや、 常識の枠を超えた狂気な一面を持つ登場人物がいたり、グロい描写があったりして、 子供の頃に読んだ、海外児童文学(ダレンシャンとか)が頭をよぎった。 こういうジ...
海外児童文学っぽさと 乙一さんの作品によくある狂気さが、うまくハマった作品。 少年のお宝探しの冒険物語!かと思いきや、 常識の枠を超えた狂気な一面を持つ登場人物がいたり、グロい描写があったりして、 子供の頃に読んだ、海外児童文学(ダレンシャンとか)が頭をよぎった。 こういうジャンルが好きな人には、大人にも子供にもいいんじゃないかな。 登場人物の名前が、チョコレート関係ばかりなのにも注目。 この名前も??と調べながら読むのも通かと。
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児童書のような雰囲気に軽んじることなかれ。 とってもビターでハイカカオな、チョコレートたちの奮闘記だ。 しっかりミステリーで、最後もかっこいい。
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主人公が少年ということもあり、難しい熟語や漢字は登場せず子供でも読みやすい作品だった。 登場人物がチョコレートの名前になっているという工夫も面白い。 探偵と怪盗の攻防戦という子供心をくすぐるような王道ストーリー。と思いきや、まさかの展開が… チョコレートに似て、甘いだけでは終わら...
主人公が少年ということもあり、難しい熟語や漢字は登場せず子供でも読みやすい作品だった。 登場人物がチョコレートの名前になっているという工夫も面白い。 探偵と怪盗の攻防戦という子供心をくすぐるような王道ストーリー。と思いきや、まさかの展開が… チョコレートに似て、甘いだけでは終わらない。
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名探偵VS怪盗、という王道スタイル。 児童向けの探偵小説なのかと思いきや、意外とダークな部分が多くて驚いた。 登場人物がチョコレートにちなんだ名前で可愛らしいが、やってる事は結構えげつない笑
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ひらがな表記も多くて、頭に入ってきやすい優しい文章だった。流石こども向けミステリーと言われているだけあるなと思ったけど、痛々しい描写もかなりあったし、展開がぐるぐる変わって飽きないから、大人でも充分楽しめる。 痛々しい描写がある、とは言いつつも、敵が完全な悪とは思えなくて、みん...
ひらがな表記も多くて、頭に入ってきやすい優しい文章だった。流石こども向けミステリーと言われているだけあるなと思ったけど、痛々しい描写もかなりあったし、展開がぐるぐる変わって飽きないから、大人でも充分楽しめる。 痛々しい描写がある、とは言いつつも、敵が完全な悪とは思えなくて、みんなどこか憎めなくて微笑ましい。(チョコレート関連の名前が多いから、それも相まって緩和されてるのかも笑)わたしもリンツくんたちと一緒に冒険してる気分になれた。^-^ ラストにかけての伏線回収と衝撃展開が面白くて、寝る時間削ってまで読了してしまった。乙一さん初めてだったけどかなり好きでした。
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是非アニメ化して欲しい。 面白い設定の世界観と癖の強いキャラクター。チョコレートがいちいち頭にちらついちゃって食べたくなるのが困りました。 こども向けでもあるようですが、きちんと伏線やら謎やらポイントを散りばめているので最後は大人でも一気に読みたくなるはず。 さすがです。 ひ...
是非アニメ化して欲しい。 面白い設定の世界観と癖の強いキャラクター。チョコレートがいちいち頭にちらついちゃって食べたくなるのが困りました。 こども向けでもあるようですが、きちんと伏線やら謎やらポイントを散りばめているので最後は大人でも一気に読みたくなるはず。 さすがです。 ひらがなが多いっていうのはなかなかに読みにくい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
移民の血を引くリンツ。早くに父を亡くし、貧しい生活を送っている。 この国では、大富豪たちから高額な宝物や金品が盗まれる事件が頻発。一連の事件は、ゴディバなる怪盗の仕業であると世間を賑わわせていた。 事件解決のため探偵ロイズが躍動、ゴディバ逮捕への期待を一身に受け国民的英雄としてもてはやされ、老若男女、皆彼の一挙手一投足に一喜一憂した。 ロイズに憧れるリンツは、父の形見の聖書の中から、一枚の謎の地図を発見する。人物の横顔と風車の絵が描かれた地図を、怪盗ゴディバが盗んだ宝を隠している場所ではないかと思い、ロイズ宛に手紙を送った。 リンツの通う学校にいる暴れん坊ドゥバイヨル。老人への暴力を見掛けたリンツは、見かねて助けに入るも、逆にドゥバイヨルから暴行されてしまう。そこに、あのロイズが現れ窮地を救われる。そして、謎の地図は本物かもしれないと、一緒に捜査をすることになったのだが、、、 大筋は、少年が大人の階段を上っていくための「冒険活劇」なんですが、少年らしさは早々に吹き飛びます。 ジュブナイル小説(少年少女向け)ということで、ライトな物語かと思いきや、「子供の銃器使用」「暴力」「人種差別」「裏切り」「欺瞞」「政府とのズブズブ」などなど大人の嫌な部分のオンパレード。いささかハードな展開は、少年少女にダークな世界を垣間見せるための教科書とするつもりか(笑) 謎解きらしい謎解きはありませんが、最後の方で二転三転。 前半の凛としたロイズは、後半見る影もないクズっぷりを披露www 一方、暴君であったドゥバイヨルが、実は暴力的でもクレバーで温情家、劇場版ドラえもんでみせるジャイアンのような頼もしさだったりと、МVP級の活躍。二人の本性に、驚かされます。 怪盗ゴディバの正体は。。。やはりそうでしたね。 ゴディバ表記の件も、早々に気付いちゃいました。 登場人物の名前が、お菓子由来ってのが曲者でしたね。 ラストシーンのわたしの妄想予想は、次の通りでした。 ロ「なあ、わたしの下ではたらいてみないか」 ド「おまえがおれの助手になるってはなしならかんがえてやってもいいぜ」 上記、原文一部省略。 以下妄想。 ド「そうだな。お前がワトソンって名前で、おれは、、、ホームズ。シャーロック・ホームズってのはどうだ」 そうです。シャーロック・ホームズの誕生秘話、、、だったりwww なわけなかったんですけどねw わざわざ苦難に立ち向かわなくとも、平々凡々と大人になっていけます。でも。。。 「きみは冒険をしなけりゃいかん」 「きみに冒険をあたえたかったんだ。胸のわくわくするようなやつを!」 うん。やっぱりジュブナイル小説だ。
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タイトル通り銃が出てくるので 子供向けミステリーながらハードな面もある。 チョコにまつわる名前が多く カタカナの名前達だけれど覚えやすい。 ひらがなも多め。 283ページ(文庫)
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小学生の頃から乙一ファンなので、久々に書店で乙一の文字を見て手に取った本。 内容はワクワクする冒険物語で新しい乙一の一面を見た気がするが、伏線の張り方やこちらの予想をひっくり返してくる仕掛けはさすがといった感じ。 個人的にはかなりおすすめ
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子ども向けに書かれたミステリーだが、大人が読んでも十分面白いものになっている。 探偵、怪盗、宝探し、冒険。子どもの頃、ワクワクして読んだ王道の物語。 多少なりとも過激な部分があるが、思い返してみれば、自分なんかも子どもの頃はこれくらいの物語は読んでいたなって思う。 ミステリーでい...
子ども向けに書かれたミステリーだが、大人が読んでも十分面白いものになっている。 探偵、怪盗、宝探し、冒険。子どもの頃、ワクワクして読んだ王道の物語。 多少なりとも過激な部分があるが、思い返してみれば、自分なんかも子どもの頃はこれくらいの物語は読んでいたなって思う。 ミステリーでいえば、子ども向けのホームズとかクイーンの国名シリーズ。ホラーではフランケンシュタインとか。 もし、本作を子どもの頃に読んでいれば、いま以上に本好き、ミステリー好きになっていたかもしれない。 そう思うと、これからこの作品を読める子どもたちは羨ましい気がする。
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