銃とチョコレート の商品レビュー
初め児童向け文学なのかな?って思ったけど内容は結構エグめで大人向きだと思った 児童書っぽい切り口でなかなか不穏な展開なの面白い ジャンポールエヴァンとかピエールマルコリーニとか、登場人物がみんなチョコレートメーカー?パティシエ?の名前なの良かった 何が起こってるのかよくわから...
初め児童向け文学なのかな?って思ったけど内容は結構エグめで大人向きだと思った 児童書っぽい切り口でなかなか不穏な展開なの面白い ジャンポールエヴァンとかピエールマルコリーニとか、登場人物がみんなチョコレートメーカー?パティシエ?の名前なの良かった 何が起こってるのかよくわからん感じで進んでたけど最後までよく分からんかった 思ってたより大分とファンタジー寄りでした
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子ども用の読み物だと思っていたら、裏切られた。読みごたえがあり、しっかりした作品だった。何度かどんでん返しもあり、なかなかのものだった。
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図書館で、箱から覗く白い目の猫と可愛い惹かれるタイトルからずっと読みたいと思ってた。字も大きいし童話みたいでで子供向けかな?って思ったけど挿絵が怖すぎてびびった。軽いホラーすぎる。あまり期待してなかったけど進むにつれて顕著になるレベルの高いミステリー要素に心躍る冒険感、次々とくる...
図書館で、箱から覗く白い目の猫と可愛い惹かれるタイトルからずっと読みたいと思ってた。字も大きいし童話みたいでで子供向けかな?って思ったけど挿絵が怖すぎてびびった。軽いホラーすぎる。あまり期待してなかったけど進むにつれて顕著になるレベルの高いミステリー要素に心躍る冒険感、次々とくるどんでん返しが面白い!! 想像するのが難しい乱闘場面でも巧みな文章力ですっと頭に入ってきてスリル満点だった!伏線も多々あるしみんな有名なチョコの名前なのがかわいかった、あとドゥバイヨルがよくある本当はいい奴みたいな要素なくて好き。めっちゃ好き。
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怪盗ゴディバと名探偵ロイスの対決にひょんなことから少年のリンツがロイス助手になり、彼と冒険の旅に出る…という風なストーリーだと思っていた時期が自分にもあった。実際は人種差別や国家の陰謀などきな臭い要素があり読んでて苦しくなりつつも、一筋縄では行かない展開に惹き付けられた。最後は...
怪盗ゴディバと名探偵ロイスの対決にひょんなことから少年のリンツがロイス助手になり、彼と冒険の旅に出る…という風なストーリーだと思っていた時期が自分にもあった。実際は人種差別や国家の陰謀などきな臭い要素があり読んでて苦しくなりつつも、一筋縄では行かない展開に惹き付けられた。最後は多くのものを失いつつも希望があるように感じられる終わりかただった。
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初めて読んだのは中学か高校の頃だった。もうよく覚えていない。すごく面白かったという感想しか記憶になかったけれど、あの頃のわたしはこんな傑作に触れていたんだな。最初から最後まで、どうやってこんなにきれいに物語をまとめあげたのか。一気読みしてしまうようなどきどきと、ため息が出るほどの...
初めて読んだのは中学か高校の頃だった。もうよく覚えていない。すごく面白かったという感想しか記憶になかったけれど、あの頃のわたしはこんな傑作に触れていたんだな。最初から最後まで、どうやってこんなにきれいに物語をまとめあげたのか。一気読みしてしまうようなどきどきと、ため息が出るほどの完成度。少年リンツに、悪党ゴディバ、探偵ロイズ…甘美な名前の数々にチョコレートを食べたくなるけれど、きっと読者が買いに行くのは金貨のかたちをしたチョコレートなんだろうね。しぬまでに何度だって読み返したい。
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まるで、児童文学小説のような始まり。貧しい育ちの少年が、憧れの名探偵と大怪盗を捕まえる話かと思ったら、途中からどうも様相がおかしい…。 そうだった。作者は乙一だった、ということに気づいた時点で、事件勃発。あれよあれよという間に、物語は進んでいきました。 内容としては面白かったかな...
まるで、児童文学小説のような始まり。貧しい育ちの少年が、憧れの名探偵と大怪盗を捕まえる話かと思ったら、途中からどうも様相がおかしい…。 そうだった。作者は乙一だった、ということに気づいた時点で、事件勃発。あれよあれよという間に、物語は進んでいきました。 内容としては面白かったかなぁ。 チョコレートが食べたくなりました。
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YouTubeで紹介されていたのを見たことをきっかけに読んでみました。 乙一さんの作品は初めて読みました。文体が昔風な感じでしたが読み応えがあり面白かったです。登場人物がチョコレートの名前なのもなるほどと楽しめました。 児童向けと聞いていましたが大人でも楽しめる作品でした。 p.145 パンッ、と人生が終わる。とても簡単だ。チョコレートが口の中でとけるよりもはやくものごとをすませられるのだ。
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数々のお宝を盗む怪盗ゴディバとそれを捕まえようと奔走する国民的ヒーローの名探偵ロイズの戦いはみんなが大注目。 そこにあるきっかけで深く関わることになった少年のリンツ。 その少年リンツとその周りの人々が織りなす真実への冒険。 最初は子どもが活躍する探偵小説だと思って気楽に読んでいたら、いつの間にドロドロに溶かされていた。 今まで何冊かどんでん返し的な作品は読んできたけど、今回の仕掛けが一番心に来たかもしれない。 それは、この作品が子ども向けということで書かれたこともあり、読みやすくリンツ君に感情移入しやすい点にあると思った。 乙一先生の作品は2作品目で今回も感情を動かされまくりました。
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人の心には必ず表裏があり、うまく本心を理性で隠し、時に欲に抗えず倫理的に間違った行動をしてしまう生き物なのだと改めて思えるような作品でした。 ディーンとデルーカがリンツのことを移民だと罵るシーンはかなりショックでした。あれは本心ではないと信じたいな。 最後の小屋が燃えていく描写は迫力があり、引き込まれてしまいました。
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ファンタジーとミステリーの中間といったような雰囲気の本。 登場人物が全員チョコレートのブランドの名前なのは面白い。 しかし特にすごい盛り上がりやどんでん返しがあるわけではなく終わった。 ディーンとデルーカとのその後がすごく気になったが、会わずじまいなのが名残惜しかった。 できれば仲直りして、仲良し3人組のままでいてほしかった。
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