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小説 君の名は。 の商品レビュー

3.9

390件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2016/08/11

新海誠の最新映画をやると聞いて、本屋で立ち読みしたら、そのまま魅き込まれて購入。あまり読書する習慣がないにもかかわらず、すぐに読了してしまった。 情景描写が上手く、鮮やかに物語が頭の中に浮かんできた。手が届くかどうか、本当にあるかどうかわからないものをがむしゃらに追い続ける人の美...

新海誠の最新映画をやると聞いて、本屋で立ち読みしたら、そのまま魅き込まれて購入。あまり読書する習慣がないにもかかわらず、すぐに読了してしまった。 情景描写が上手く、鮮やかに物語が頭の中に浮かんできた。手が届くかどうか、本当にあるかどうかわからないものをがむしゃらに追い続ける人の美しさを感じることができた。 ただ(映画を見ていないから分からないが恐らく)映画以上の描写はあまりないような気がする。もう少し瀧と三葉の入れ替わり生活を詳しく描いて欲しかった気もするが、そのおかげで一気に読み切れたと思う。

Posted byブクログ

2016/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんか読み終えてすごく切ない気持ちになりました。すごく心が洗われる気がします。「出会い」とは何でしょうか?また「記憶」とは何なのか?今まで考えた事もないようなテーマです。 人は、記憶を思い出として留めている。辛い記憶も嬉しい記憶も・・・。ただ、ほとんどの記憶は忘れ去られる。当然、人との出会いも忘れる。それは仕方のないことかもしれないが、生きる上では必要ないからかもしれない。でも、記憶になくても、心で感じる出会いもあるということをこの小説では言いたいのではないかと思う。私もそんな出会いをしてきたのだろうか? 夢の中での記憶をファンタジー風に書いてあるこの小説は素直に入り込める。現実的には有り得ない設定も何故だか心地よく感じた。主人公の二人の高校生のさわやかな会話が心を打つ。そして、突然の彗星の爆発による糸守町の崩壊。危機迫る中の二人の繊細な心の動きをうまく表現してる。 さらにラストの二人の出会いも感動的である。名前も顔も覚えていない二人が、心の中ではっきりと覚えていて、最後に同時につぶやく、「君の名前は・・・」と。

Posted byブクログ

2016/08/04

2016/08/04 アニメ映画と並行して書かれたのもあって、視覚的な美しさがあった。時々の比喩が親しみやすくて、透明感があって、好きだった。 小説版 秒速五センチメートルよりも、小説にして良かった度合いは大きいと思う。

Posted byブクログ

2016/07/31

『秒速5センチメートル』が好きなので手に取ってみた 朝起きると見知らぬ異性になっているといったファンタジー小説 映画のノベライズだが、映画自体は平成26年の8月公開予定なので、小説が先に世にでるという少し珍しいパターンな気がする 話としては良くある設定かなという気がしたが、...

『秒速5センチメートル』が好きなので手に取ってみた 朝起きると見知らぬ異性になっているといったファンタジー小説 映画のノベライズだが、映画自体は平成26年の8月公開予定なので、小説が先に世にでるという少し珍しいパターンな気がする 話としては良くある設定かなという気がしたが、まぁ泣きますよね 切ない話も好きだけど、たまにはものすごくうまくいく話を読んでみたくもなりますよ この話に画と音楽が加わるとか、早く映画が見たくなる 今から楽しみ

Posted byブクログ

2016/07/31

映画観てからにしようか悩んだけど結局先に読んでしまった。でも、ますます映画が楽しみになった。 物語に則して思ったこといろいろ書こうかなとか思ったけど、引用に登録した作者のあとがきが全てだと思った。これが描かれているからこそ、この作品は自分には眩しく、光輝いて見えるんだなぁと。 言...

映画観てからにしようか悩んだけど結局先に読んでしまった。でも、ますます映画が楽しみになった。 物語に則して思ったこといろいろ書こうかなとか思ったけど、引用に登録した作者のあとがきが全てだと思った。これが描かれているからこそ、この作品は自分には眩しく、光輝いて見えるんだなぁと。 言の葉の庭の雪野先生と思われる人がちらっと登場するのもまたニクい演出。

Posted byブクログ

2016/07/24

不定期に精神が入れ替わる高校生の瀧と三葉。 東京と田舎。 しかも男女、思春期。 甘酸っぱい! 青春だ~。 なので、後半のあの展開がすごく意外だった。 2人の一生懸命さにひきずられるように一息に読了。 ああいうラストなんだ! 映画の公開が楽しみ。

Posted byブクログ

2016/08/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新海 誠の最新作 映画公開を前に 手に取った1冊。 内容は体が入れ替わる 男女の高校生のすれ違い物語 でも そこからの展開は 新海監督らしい ゆがんだすれ違い。 いろんなエピソードがあって 青春小説としても楽しく読めました。 ただ 文章的には 入れ違いの区別がつきにくく 残念!! 映像で早く見たい作品です。 いつものように 情緒的で美しい場面を期待しています。 *追加 映画観ました。結構 面白かったです。 細かいところは 省いてあるので 読んでからだと思い入れも違います。・・・・が 何せ すれ違い→真実→それからの。。。 ですので ハラハラ感は 読んでないほうが2倍は面白いかも。笑 ちょっと 主人公たちが私の描いたフォルムと違っていました。神木君は最高でしたけど♡ 瀧くん もちょっと 都会的でいて欲しかった。

Posted byブクログ

2016/07/17

2016年の夏には映画公開も予定されている本作の小説版。 新海誠の映画作品は『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』と鑑賞してきた。 これまでの作品の雰囲気と同様本作も、ノスタルジックで少年少女のセンチメンタルな演出があった。 とある少年少女の体が入れ替...

2016年の夏には映画公開も予定されている本作の小説版。 新海誠の映画作品は『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』と鑑賞してきた。 これまでの作品の雰囲気と同様本作も、ノスタルジックで少年少女のセンチメンタルな演出があった。 とある少年少女の体が入れ替わってしまうという非科学的な話から導入しているため「あれ?新海誠ってこんなんだっけ?」と思わせておきながら作品中盤から物語の真相を探し始めたところから、話の結末を知りたいという衝動に駆られ、一気に読み進めた。 学生の頃に感じていた青春というやつをもう一度味わえるストーリーだ。

Posted byブクログ

2016/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初の方は入れ替わる二人をおもしろく読んでいたけど第4章「探訪」からは続きが気になり夢中になって読みました。名前や記憶はすべて消えてしまい大切なことも忘れてしまったけど、それに抗ってそれぞれの時間を生き抜いたから三葉と瀧はまた出逢うことができたのだろうな。ハッピーエンドでよかった。なのにすごく、せつない。新海誠作品は映画を観た事も小説を読んだ事もなく初めてだったけど「君の名は。」は読んでよかった。次は「言の葉の庭」を読んでみよう。映画も楽しみです。

Posted byブクログ

2016/07/14

少し不思議で、優しくて愛しいお話だった。 これは映像で見た方が面白そうだなぁ(ノベライズだから当然なのかもしれないけれど。 入れ替わりがどう展開していくのだろうと思っていたけれど、こうなるのかと楽しかった。 ラストがとても爽やか。

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