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小説 君の名は。 の商品レビュー

3.9

390件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2016/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小説は読んでいないけれど、映画を観たので感想を。 鑑賞後にまず思ったのは、やっぱり人は「運命」を信じてそれを期待する気持ちを捨てきれないんだなぁってこと。 最近、「仮氏」っていう言葉ができたり、「運命の相手なんていない、運命の相手を引き寄せる(作る)んだ」っていう考え方が表立ってきていたりする流れの中で、あんなにも「運命の相手」を信頼する人たちを主人公にするって凄いな。 そして、まんまと涙してしまう私。 前世からの「結び」を信じ、今後の「結び」も信じる。 そんなふうに思えたら、日常の出来事も全て私と見知らぬ誰かや物とを繋ぎ止めている意味あることと受け止められるかもしれない。 もしかしたら、「運命の相手を引き寄せる」ことも、「結び」を信じることの延長として捉えられるものかもしれない。 鑑賞後すぐには気づかなかったけれど、ただ「運命」を信じる・信じないの話ではなくて、時の流れの中で自分と「結ぶ」に至った・至るだろうことにどれだけ気付けるかってことなのかな。 ラッドの野田さんの優しい歌声と綺麗な映像のマッチングも素晴らしい、素敵な映画でした。 余談だけど、三葉ちゃんの声が可愛いのはもちろんだけど、四葉ちゃん演じる谷花音ちゃんがすごい。

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2016/12/03

読了。良かった。映画を見て、小説を買った。映画は、娘と行った。高校生ぐらいがたくさんいた。ビックリした。親と同じ年ぐらいのおっさんが、この映画を見るのは、キモいと思うかもしれない。

Posted byブクログ

2016/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ごめんなさい、本のほうは読んでないのですが ついさっき映画を観てきたので、その感想を。 男女の体が入れ替わってしまう、という ありがちな設定からはじまり でも、彼女のほうが実は過去に亡くなっていて 時空を超えてふたりは繋がっていたのだった という流れには「おおっ」となりましたが ラストまで見終わった時点での感想が 「これバタフライエフェクトじゃん。」 となってしまった人は少なくないはず。 恋愛ドラマとして考えたら 体が入れ替わってあれこれ面白くするストーリーで引っ張って、最後に実は彼女は過去に亡くなっていたのだったという終わり方のほうが、新海誠さんの儚くも美しい映像には合う気がします。 しかし、今回は震災をモチーフのひとつにしていて 本来なら亡くなるはずだった人々を助けたかった という想いで作った作品なのではなかろうか。 もし仮にわたしが作者だったら、誰も不幸にならない、そんな作品が作りたいもんな、と思いました。

Posted byブクログ

2016/12/01

解説の中で語っていることが、映画を観て、小説も読んで初めてわかった‼︎ すごい素敵な本。 ただ、男女が入れ替わるというストーリーだけじゃないということを、本を読んで伝わってきた。

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2016/11/30

映画館に行く時間がなくて小説を購入。 でもあとがきをと解説を読んで、 絶対映画に行かなきゃって思った! 時間と場所を超えた「むすび」の物語。 キラキラで、超ステキでした(#^^#)

Posted byブクログ

2016/11/29

これは映画の勝ち。何と言ってもあの映像美とストーリーがかみ合って素敵だった。ということで小説は☆3つかな?でも三葉のお婆ちゃんの言葉は書き留めておきたい。

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2016/11/28

映画の代わりに登録 大ヒット中なので社会学の勉強として見てきた。確かに面白いが、少し青臭くもあり。オススメはします。

Posted byブクログ

2019/01/16

『とくになんていうこともない』 面白かったです。という一言で終わって、本当になにも残らないもの。だって、全部は作り話でここにはどんな現実もなくて、心も世界も作り物で、少年少女は仮初めをただ走り抜けただけだから。 この中になにを見るのか、私にはわからない。

Posted byブクログ

2016/11/27

映画後に購入。 小説の分、想像する楽しみがあるが映画の圧倒的にきれいな画と音楽がないのがやはりちょっと物足りなく感じてしまう。映画の場面場面を思い出しながら読んだ一冊。

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2016/11/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 映画未視聴。おすすめされて貸してもらった本。  「おれがあいつであいつがおれで」的な、男女入れ替わり青春系小説。それくらいの印象で、空前の『君の名は』ブームを傍観していたので、本を読んでその印象が大きく覆された。図書室で泣きそうになってウロウロオロオロしたから、一人で読んでたら普通に泣いてたと思うし、映画も見たくなった。見たら多分泣く。  田舎に暮らす三葉と東京で暮らす瀧、2人の高校生が不定期に夢の中で入れ替わる。お互いにそれは夢のように儚い記憶なのだけれど、それぞれに日記や携帯に相手への伝言を残して遣り取りをする。なぜか、相手との連絡はとれない。  瀧が糸守町に赴き、真相に気付く場面の目眩や緊張感が素晴らしいし、数年前に死んだであろう会ったことのない女性に必死で会おうと奮闘する姿は切ない。  相手の名前も2人の思い出も何も残らなくても、相手を愛していることと相手に愛されていることだけで、それが強い支えになる。 読み終わって改めて表紙を見た時、そこに全てが描かれていることに気付いて改めて感動した。

Posted byブクログ