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小説 君の名は。 の商品レビュー

3.9

390件のお客様レビュー

  1. 5つ

    101

  2. 4つ

    133

  3. 3つ

    91

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

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2016/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「君の名は」というタイトルを聞いて昔の朝ドラ(鈴木京香主演)を思い出してしまった。 今上映中のノベライズ。 映画は見てませんが本だけでも楽しめると思う。 東京と飛騨。 3年のタイムラグ。彗星。 物理的にも時間的にもかけ離れた所にいる2人。 普通なら出逢う事なんてないであろう2人。 これでもか。というぐらい出会わない、すれ違う2人。 もうじれったい。と思いながら頁を捲る手が止まらなかった。 三葉の友人2人がとても良い。 SF?ファンタジー?恋愛?1つのカテゴリーに収めるには難しい。 最後のセリフ、2人が同時に言えて本当に良かったと思った。

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2016/12/27

『秒速5センチメートル 』も『ほしのこえ 』の存在もなんとなくも知っていたのに、しかも単行本で持っていたのに、なぜか読まずに今日衝動的に買った『 君の名は。』が初めての新海作品になった。君って単語を簡単にありそうな感じでタイトルに使うのは好きじゃないんだけれど、簡潔でありふれたも...

『秒速5センチメートル 』も『ほしのこえ 』の存在もなんとなくも知っていたのに、しかも単行本で持っていたのに、なぜか読まずに今日衝動的に買った『 君の名は。』が初めての新海作品になった。君って単語を簡単にありそうな感じでタイトルに使うのは好きじゃないんだけれど、簡潔でありふれたものほど良作が多い説がある。(『 君の名残を』とか) 逢いたいのに逢えないという状況は、いつどんな時代であれどんな場所であれ誰にでも訪れること。ただの疎遠だったり二度と戻らない死別だったり、様々な理由であれ、私達は人間なのだから、人と人の間の関係によって成り立っている存在のなかで、出会い、別れを繰り返して生きていることを実感させられた。この世はすべて「ムスビ」でできているし、誰彼の話も組紐も口噛み酒も、民俗学的に興味深かった!糸守町の景観が、哀愁に満ちて、すごく好きだと思った。

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2016/12/30

映画は見ていないが、男女の心と体が入れ替わる話であることは知っており、それを知ったうえで読んでも、感動できるすばらしい小説であった。 男女の心と体が入れ替わる話は他にもあるが、入れ替わりがある日を境に起こらなくなって、相手のことが気になり、その理由を探ろうとするところが本作品の特...

映画は見ていないが、男女の心と体が入れ替わる話であることは知っており、それを知ったうえで読んでも、感動できるすばらしい小説であった。 男女の心と体が入れ替わる話は他にもあるが、入れ替わりがある日を境に起こらなくなって、相手のことが気になり、その理由を探ろうとするところが本作品の特徴ではないだろうか。「都会の男の子」と「田舎の女の子」という組み合わせも良い。 詩的な表現が多く見られ、文章を読んだ印象だけだと、若い女性が書いた作品ではないかと思ってしまう。瀧と三葉の一人称のパートが交互に出てくるが、三葉のパートの方がうまく描けているとも感じる。 人と人とのつながりが本作品のテーマであると感じる。「組紐」が作品の中で効果的に使われており、「つながり」や「むすび」の象徴として描かれている。 「黄昏(誰そ彼)」や「カタワレ時」という表現も、作品世界と良くマッチしている。 御神体の前で実際に出逢う場面の描写がとても美しく、本作品のハイライトと言えるだろう。 男女がお互いに探していた人を見つけ、声を掛け合うラストの場面は、この作品の世界観をいつまでも引っ張っていく余韻がある。 現実に多くの人にこのような入れ替わりは行われている、ただ覚えていないだけだ、と思わせるような作品であった。

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2016/12/26

いままで、 新海誠監督の映画をいろいろと見てきて 言葉が少なめ、 綺麗な映像と音で 物語を楽しむ感じだったので 小説版ってどうなんだろうと読んでみて ああ、新海誠作品らしいなぁ 人と人がすれ違うところが って思ったね。 映画を見ていないのですが 映像と音楽で見せるとろが文字に...

いままで、 新海誠監督の映画をいろいろと見てきて 言葉が少なめ、 綺麗な映像と音で 物語を楽しむ感じだったので 小説版ってどうなんだろうと読んでみて ああ、新海誠作品らしいなぁ 人と人がすれ違うところが って思ったね。 映画を見ていないのですが 映像と音楽で見せるとろが文字に なっているため 思ったよりも 分かりやすかったね。 婆ちゃんのムスビの話に いろんな物が繋がってるんだなぁ~ 壮大だな~って思ったね。

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2016/12/25

公開日と先日観に行った映画「君の名は」。 その小説を読んでみたが良くも悪くも映画通りの内容でした。その分瀧と三ツ葉の台詞が音声として脳内再生され、はたまたRADWIMPSの楽曲も脳内再生。 この作品は小説に入るのかラノベに入るのかその境界線も曖昧だが、作品としては出来上がっており...

公開日と先日観に行った映画「君の名は」。 その小説を読んでみたが良くも悪くも映画通りの内容でした。その分瀧と三ツ葉の台詞が音声として脳内再生され、はたまたRADWIMPSの楽曲も脳内再生。 この作品は小説に入るのかラノベに入るのかその境界線も曖昧だが、作品としては出来上がっており読み終わった後自然と3度目の映画鑑賞にも行きたくなった。 アナザーストーリーの小説も読もうと思う。

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2016/12/25

映画が大変な人気だとかで、本を手にした。 新海さんの小説は「言の葉の庭」で読んだが、非常に風景描写が上手いという印象。 男女が入れ替わるというのは、よくあるパターン。でも今回のは時空を超えたもので、そのプロセスよりも最後のシーンを描きたいがための、入れ替わりだったような感じがする...

映画が大変な人気だとかで、本を手にした。 新海さんの小説は「言の葉の庭」で読んだが、非常に風景描写が上手いという印象。 男女が入れ替わるというのは、よくあるパターン。でも今回のは時空を超えたもので、そのプロセスよりも最後のシーンを描きたいがための、入れ替わりだったような感じがする。最後のシーンとこの題名がピタリと一致して、感動的でした。

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2016/12/23

 映画鑑賞(しかも観たのは夏に一度だけ)からの、原作本読了。  映画を観てから本を読むと、観たのが数ヶ月も前でも映画をなぞるように「あぁこんな話だった」とするすると読めてしまう。脳内で、映画が映像でシーンを補ってくれる。映画よりも、原作の方が詳しいシーンもある。三葉と瀧の心情は...

 映画鑑賞(しかも観たのは夏に一度だけ)からの、原作本読了。  映画を観てから本を読むと、観たのが数ヶ月も前でも映画をなぞるように「あぁこんな話だった」とするすると読めてしまう。脳内で、映画が映像でシーンを補ってくれる。映画よりも、原作の方が詳しいシーンもある。三葉と瀧の心情は、本の方がよりわかりやすく描かれているかも。  原作本を読むと、いつも本が先か映像が先か、どちらがいいのか考えてしまうのだけれど、それは作品によってまちまちではないかと思う。 自らの想像力の世界で本を楽しみたい人は映画よりも先に原作本を、映画で作品に初めて触れる楽しみを味わいたい人は先に映画をー。 『君の名は。』は自分がより楽しめる媒体を優先しても、片方に極端にがっかりするだとか、大きな違いがある作品ではないので、どちらが先でもほとんど問題は無さそう。

Posted byブクログ

2016/12/22

よくできてると思う。 よくある設定かな?と思ったけど、違ってた。 収束の仕方も無理やりじゃないし、自然だった。 どこで泣くんだろ?映像と音楽が一緒になって初めて効果がでるのかも。

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2016/12/18

映画見て面白かったので読んでみました。監督のあとがきにもありますが、映画と違ってそれぞれの主観で書かれている部分もあって、映画と同じだけれど、違う見方や場面の補完もできていい。

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2016/12/17

映画が観たかったが、 2才児と乳飲児がいるため原作本で。 とても良かった。。。 読み進める手が止まらないのに、 終盤にいくにつれて 読み終わってしまいたくない、 まだこの物語の世界に浸っていたい!と 思ってしまった。 必ずや映像でも観ようと思う。

Posted byブクログ