女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。 の商品レビュー
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面白かった。著者の方がいくつか年下だが、それでも東京在住の同年代独身女子、タイプは違うが共通する感覚は間違いなくある。面白い友達の話を聞いてるような感じだった。 彼女の方が確実に女子力は高いと思うが。 他の方のレビューに、途中から飽きてきた、とあったが、確かに冒頭の方が面白い。
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読書途中。なんかつらい。なんとなく、老いた自分を再認識させられてるようで、少し凹む。20代の若い人は、サッパリわからないのだろうなと思う。まだ死ぬまで時間はたくさんあると思っているが、やはり老いていく自分と付き合うのは、結構厳しいものがあるなと感じる。自分の親世代も同じように感じながら年をとっていったのだなと思うと、人生単純ではないなと感じる。土曜日に白川静の講演のDVDを見る機会があった。90才を越えてしっかり話す姿を見るとしっかりしようと思った。。 読了。読んで良かった。全体の話を読んで、いろいろ為になる話が、あった。つまみ食いではわからなかったと思う。
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共感したり、しなかったり。自分がモヤっと考えていることをこんな風に言葉にできたら、気持ちいいだろうと思った。
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まさに女性の毎日は戦いの連続だ。服はもちろん、オーガニックやカラオケの選曲まで気を抜けない。それを全部ひっくるめて「女の甲冑」と例えるとは、さすがジェーン・スー。女性は毎日の戦いに備えて甲冑を身に付ける。彼女が様々な甲冑を身に着けてはみるものの、やはり現実は正直だ。時には赤い口紅...
まさに女性の毎日は戦いの連続だ。服はもちろん、オーガニックやカラオケの選曲まで気を抜けない。それを全部ひっくるめて「女の甲冑」と例えるとは、さすがジェーン・スー。女性は毎日の戦いに備えて甲冑を身に付ける。彼女が様々な甲冑を身に着けてはみるものの、やはり現実は正直だ。時には赤い口紅が似合うようになったりもするけれど、「自己防衛レーダー」が加年と共に劣化してるのに気付かず「七分丈レギンス」がすでに過去の物になっているのを知って衝撃を受ける様など、自分もドキリとすることの連続だ。私の甲冑も再チェックせねば。
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相変わらず面白いタイトルですね、この人の本は。 内容も面白いんだけど、ところどころ表現がくどくて目が滑る・・・。もう少しゆるめだと読みやすいんだけどな~。 とはいえ、それがジェーン・スーさんらしさなのかもしれませんね。 女の甲冑、私はもう色々と着たり脱いだりを繰り返す気力(と体...
相変わらず面白いタイトルですね、この人の本は。 内容も面白いんだけど、ところどころ表現がくどくて目が滑る・・・。もう少しゆるめだと読みやすいんだけどな~。 とはいえ、それがジェーン・スーさんらしさなのかもしれませんね。 女の甲冑、私はもう色々と着たり脱いだりを繰り返す気力(と体力)があまり残っていないような気がします・・・。昔と比べるとチャレンジ精神がなくなったなぁ(昔もアクティブではなかったけれど)。 落ち着いたとも言えますが、少し寂しくなりました。
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スーさん、好きや。飾ってる自分を自覚してるのはすがすがしいし、それって飾らない生き方のようにも思える。そんな女性にわたしもなりたい。ハワイの話は特に好きやった。わたしもただぼーっとしてたいわ。グダグダ最高。
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過剰な自意識と冷徹なメタ意識は著者の本を3冊も読んでると正直食傷気味。でも分析的で論理的な文章はホントに上手いし脱帽。そして笑わしてくれたり、膝を打つような見事なセンスに喝采しつつ、こういうことを書かざるを得ない程の女性に対する社会的圧力というものに心底絶望する。
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楽しみにしていた新刊でした。 常々スーさんの視点は三浦しをんぽいと思っていたのですが、スーさんが当の三浦さんと初対面のトークイベントで「やっと会えたね」と言い合ったと聞き、やっぱり!と大爆笑しました(笑)。(共演したラジオも爆笑でした) トレンドや映画など、バリキャリアラフォー未...
楽しみにしていた新刊でした。 常々スーさんの視点は三浦しをんぽいと思っていたのですが、スーさんが当の三浦さんと初対面のトークイベントで「やっと会えたね」と言い合ったと聞き、やっぱり!と大爆笑しました(笑)。(共演したラジオも爆笑でした) トレンドや映画など、バリキャリアラフォー未婚のスーさん目線で軽妙に語られてゆくのが心地良いです。 「私達がプロポーズ〜」ほどの共感はないものの、アラサーの自分からすると、アラフォー女性ってこんな風に考えたりするんだなぁと思えるような、新たな発見が多いエッセイでした。
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敵から身を守るためなのか、世間に認めてもらうためなのか、それとも自らの欲望なのか、今日も女は心身ともにさまざまな「甲冑」を着たり脱いだり大忙し。ジェーン・スー最新エッセイ集。 はあー何だろうこの読み終わった後の爽快感。そうそう、と頷きながら、んーここは自分と違うなって思うところだ...
敵から身を守るためなのか、世間に認めてもらうためなのか、それとも自らの欲望なのか、今日も女は心身ともにさまざまな「甲冑」を着たり脱いだり大忙し。ジェーン・スー最新エッセイ集。 はあー何だろうこの読み終わった後の爽快感。そうそう、と頷きながら、んーここは自分と違うなって思うところだって少ないながらもあるけど、でも最終的に根底にあるプライドと本音の割合がとても心地よくて、スーさんのエッセイは楽になれる。ああ、こんな自分でもいいかなって。なかなか周りが認めてくれない価値観でも、自分が自分を認められたらいいんじゃないって。甲冑で身動き制限されながらも、ダメな自分を笑い飛ばして今日も明日も頑張ろうかなって思える一冊です。
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予想通り面白かった。変な事を気にして自分で生きずらくしているようでもあるけど、結局は楽しんでる。40代になって良い具合に力が抜けて来たのかも。それまでは若さの方向へ視線が向きがちで、そちらから遠ざかる恐怖に捕らわれるけど、40代から徐々に死の方向へ向き始めるので「そんな事かまって...
予想通り面白かった。変な事を気にして自分で生きずらくしているようでもあるけど、結局は楽しんでる。40代になって良い具合に力が抜けて来たのかも。それまでは若さの方向へ視線が向きがちで、そちらから遠ざかる恐怖に捕らわれるけど、40代から徐々に死の方向へ向き始めるので「そんな事かまってらんねー」ってなるんだと思う。しかし内面は呆れるほど進化しないのだ。
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