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ヒポクラテスの誓い の商品レビュー

3.9

214件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    91

  3. 3つ

    65

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2019/07/02
  • ネタバレ

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法医学荷送り混まれた研修医真琴が主人公かと思ったら主人公は光崎法医学部教授。 内容は最後に落ちがあるがどんでん返しはない。

Posted byブクログ

2019/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

研修医・真琴が、大学病院の法医学教室に移されることになったところから物語は始まる。偏屈で横柄な教授、光崎のもと、様々な解剖手術に立ち会うことに。 最後にはしっかり、どんでん返しが用意されてる。中山七里さんの大きな特徴でもある。 岬シリーズ以外で彼の本を読むのは初めて。法医学の経験があるのかと思うくらい、詳細な記述に舌をまく。ものすごい量の知識を詰め込んだんだろうな。その執着に圧倒された。ただ、死体の記述が続くので、気分は悪くなるけど。。

Posted byブクログ

2019/06/22

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を強引に解剖する光崎。実は「既往症のある遺体が出たら教えろ」と指示していたが、そ...

浦和医大・法医学教室に「試用期間」として入った研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは偏屈者の法医学の権威、光崎藤次郎教授と死体好きの外国人准教授・キャシーだった。凍死や事故死など、一見、事件性のない遺体を強引に解剖する光崎。実は「既往症のある遺体が出たら教えろ」と指示していたが、その真意とは? 死者の声なき声を聞く、迫真の法医学ミステリー! 他の作品にも登場している光崎教授が主役。古手川刑事も活躍します。

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2019/03/27

あの名物教授、光崎教授にスポットを当てた、医療現場の連作短編集。研修医の視点から見た教授と現場。バラバラなピースを集めて出来上がる大きな一枚絵。渡瀬警部こそ登場しないものの、古手川刑事からそのDNAを感じさせるスカッと解決物語。

Posted byブクログ

2019/06/08

法医学の重要性、というのは医療現場以外でも、わかりやすい形で言えばミステリやドラマの世界でも取り上げられやすいモチーフ。生きている人間相手の医療と、死体を前にしての医療は何が違うのか。 話もまずそういったところから始まりタイトルには法医学に特化した言葉はなくむしろ広い意味で医療と...

法医学の重要性、というのは医療現場以外でも、わかりやすい形で言えばミステリやドラマの世界でも取り上げられやすいモチーフ。生きている人間相手の医療と、死体を前にしての医療は何が違うのか。 話もまずそういったところから始まりタイトルには法医学に特化した言葉はなくむしろ広い意味で医療とは、を考える「ヒポクラテスの誓い」がつけられている。ベタといえばベタなんだけど作者の考え方の方向性が見えた。 「濃い」キャラクターの造形と掛け合いで引っ張るラノベ的な部分と、リアルな医療知識解剖学知識によるバランスが、ややラノベ寄りなので会話部分はもう少し一般小説っぽくてもいいかな

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2019/03/10

「さよならドビュッシー」の作者だったので。 法医学教室が舞台で新人の研修医が主人公とくれば、 まさに、とも言うべき既定路線の展開だったが、 面白かった。 腕も読みも確かで、ブレない教授が面白さの根源だが、 日本語がペラペラながら、 それゆえたまに違和感があるアメリカ人の准教授...

「さよならドビュッシー」の作者だったので。 法医学教室が舞台で新人の研修医が主人公とくれば、 まさに、とも言うべき既定路線の展開だったが、 面白かった。 腕も読みも確かで、ブレない教授が面白さの根源だが、 日本語がペラペラながら、 それゆえたまに違和感があるアメリカ人の准教授も大きいかな。

Posted byブクログ

2018/12/15

岬シリーズ、静おばあちゃんに次いで読みました。 引き込まれる のに、ほとんど取材しない作家さんと巻末解説を読み、驚き。 順は違いますが、カエル男、手を出してみようかという気になりました。

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2018/12/12

法医学教室のお話なので、Lemonを聞きながら。 亡くなった方の最後の声を聞くことの大切さというのは「アンナチュラル」と同じだけど、内容は全体的にもっとミステリー寄り。 法医学の権威として描かれる光崎教授が恥と考えるのは「自分の名誉が失墜すること」ではなく「真実を明らかにしないま...

法医学教室のお話なので、Lemonを聞きながら。 亡くなった方の最後の声を聞くことの大切さというのは「アンナチュラル」と同じだけど、内容は全体的にもっとミステリー寄り。 法医学の権威として描かれる光崎教授が恥と考えるのは「自分の名誉が失墜すること」ではなく「真実を明らかにしないまま人を見殺しにすること」、中里さんの書くキャラクターはいつもストイック。そこがすき。 5つの短編は全く関係ない話だと思っていたけど実はそうではなくて。でもあの人を「悪い人」だとは思えなかったんだけどそれは私だけなのか。あっちも分かるしこっちもわかる。 大好きな中山さんの安定のクオリティで楽しくさくっと読めた。

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2018/11/24

研修医と孤高の法医学教授、アメリカ人の准教授、ペーペーの巡査部長による、医療ミステリー短編集。 現実味はないが、楽しく読めた。 シリーズ化を狙ってる?

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2018/10/25
  • ネタバレ

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表紙からの印象とは違った。 やっぱり中山七里は面白い!! まとまりの無い主要キャラが良い味を出してる。 光崎先生かっこいい・・・!!

Posted byブクログ