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ロボット・イン・ザ・ガーデン の商品レビュー

3.9

217件のお客様レビュー

  1. 5つ

    56

  2. 4つ

    77

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    4

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2021/12/08

海外の翻訳小説読むのすごく久々! とっても面白くて、心が優しくなりました。 とても翻訳とは思えない自然さ。 タングの可愛らしさや、洒落っ気がとてもよい。 これを読んでからシリーズ全部読むか考えよーとのんびり考えてたけど、急ぎ続きが読みたくてたまらない!

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2021/11/22

すでに続編を読んでしまっているので、始まりに遡って話を読み返した感じ。 オンボロロボットのタングとオーナー? 友達のベンの話。 タングとの暮らしはベンを成長させる。 そうして、ああなったのねという復習。 ほのぼのと面白い。

Posted byブクログ

2021/11/18

さえない中年男とポンコツロボットの心温まる冒険談。主人公を少年に、ロボットを美少女アンドロイドに置き換えるとラノベになりそうです。続編もあるようですが、奇麗に終わっているので、ここまでで良いかも。

Posted byブクログ

2021/11/23

ドローンが飛びかい、人型の単機能な(でも感情がある)アンドロイドが普及した世界。そんなアンドロイドが好きになれなかった、目下失業中のベンと弁護士のエイミーの家の庭に、四角い箱が2つの旧型のロボットが現れ、裏庭の馬を眺めていた。ロボットの名前はアクリッド・タング。 設定的にはSF...

ドローンが飛びかい、人型の単機能な(でも感情がある)アンドロイドが普及した世界。そんなアンドロイドが好きになれなかった、目下失業中のベンと弁護士のエイミーの家の庭に、四角い箱が2つの旧型のロボットが現れ、裏庭の馬を眺めていた。ロボットの名前はアクリッド・タング。 設定的にはSFになるのだけれども、アンドロイドがいる以外はほとんどが現代という、非常にとっつきやすいストーリーである。書評などでは「イギリス版『ドラえもん』」とされているが、むしろ日本では『よつばと!』『少年アシベ』などの、子供や動物、妖怪が日常を変えていくといった類の話と思ったほうが良いだろう。映画で言えば『ニューヨーク東8番街の奇跡』に近い。 ストーリーとしてはシンプルで、タングの故障箇所を治すために、ベンとタングが冒険をする。しかし、タングが予想外の動きをしたり、トラブルを起こしたりと、予想されるようなコミカルなストーリーが続く。少しのハラハラと、イギリス小説にありがちなファミリー内の諍いが…まあ、そういうもの。 かなり新しい(2015年)作品で、そのせいか訳もとても自然で読みやすく、中高生でも楽しく読めるだろう。ハインラインの『ラモックス』にも似ている。大人にとっては「子供だましのお話じゃないか」という人もいるかも知れないが、こういう世代を選ばず、ストレートに楽しめる小説はとても貴重である。 読んだあとで調べたら、続編も3作出てるのね。これはほしい。 で、劇団四季のミュージカルになってるの?えええ? (追記 日本で映画化するの・・・?)

Posted byブクログ

2021/11/14

 とにかく、タングが可愛い。読み進めていくにつれて、どんどんタングが好きになっていく。  ただ、主人公にとって都合のよい展開が解せない。現実主義者には評価は低め。

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2021/11/13

とにかくタングがかわいい!アンドロイドがいるのに、ポンコツ車が走ってる世界観はめちゃくちゃだけど、タングに癒されたわ〜

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2021/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アンドロイドとの生活が一般的になっている近未来が舞台……なんだけど、作品自体に近未来感はない(でもそこがいい) 物語序盤でのベンのダメ男っぷりタングのクソガキっぷりに不安になったけど、割と早い段階でこの二人の事を愛せるようになると思う。 ストーリーも読めそうで読めない。 全体を通して見れば、誰もが予想するような "タングとの旅で成長するベンの話" なんだけど、普通なようで普通じゃない感じが面白い。 物語の中盤で「登場人物一覧」のキャラは出尽くしちゃうし、お話のクライマックスかと思っていたタングの産みの親ボリンジャーとの対決もサクッと終わっちゃうし、え!?まだこれだけのページ数が残ってるけど帰国してあとはどうするの!?みたいな(笑 エイミーの妊娠発後に、父親がどちらかわからない、ってな展開になっても抵抗なく読めたのはベンのキャラクターのおかげだと思う。 メインキャラにしろ脇役にしろ、キャラクター造詣がいいのかな。 ただ、そんなキャラクターの中でも、ロジャーはいかにもな嫌われ役って書かれ方をしていたのが違和感あった。 このキャラだけ、ただ嫌わせるためだけに登場させましたよ感が強くて、血が通っていなかったようなね。 作中に日本が登場して、しかもかなり好意的な書き方をされているんだけど、裏表紙のあらすじでも帯でも触れられていなくてビックリした。 なんか一言でも日本に来ますとでも書いておけば、多少は興味持つ人もいるのでは?という素人考えだけど。 購入のきっかけは表紙の画だったんだけど、改めて見ても本当にいい絵だなぁと思う。うん。

Posted byブクログ

2021/11/12

とにかくタングが可愛く仕方ない! クスリと笑えるところも多くて、読んだ後心が温まる作品。 続きも気になるー!

Posted byブクログ

2021/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この一文が胸を打つ。 目の前にいるロボットは何での概念を理解できず、動機というものの意味もつかめずにいる。許すということを教わったことがないから、自分が人を許しているかどうかさえわかっていなかった。そんなタングが、人が持つ数ある複雑な感情のなかで理解したものは、愛だった。

Posted byブクログ

2021/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タングめちゃかわいい。 ダメ男の主人公が、壊れかけてるロボットの作り主へ会うために旅をする話。一緒に旅してる気分になって読んでて楽しかった。途中タングが熱中症?で具合悪くなり、そのベンの慌てっぷりと悲壮感は読んでてハラハラした。最終的に成長したベンと離婚したエイミーが再会したのも良かったと思う。ベン、成長したなぁ。

Posted byブクログ