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後妻業 の商品レビュー

3.8

98件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    40

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

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2017/03/16

実際にこういう事件、いくつかあったもんなあ……。 事件になってないだけで、いまも進行中のこういうの、たくさんありそう。 映画化されているので、そのキャストに当てはめて読んでました。 大竹しのぶさんはピッタリ。

Posted byブクログ

2017/02/10

2016/10/29読了。 高齢の資産家男性を狙う後妻業のお話。 めっちゃ面白かったー! 映画は大竹しのぶと豊川悦司だっけ。 これは映画も観たい。

Posted byブクログ

2017/02/10

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超...

91歳の耕造は妻に先立たれ、69歳の小夜子を後妻に迎えていた。ある日耕造が倒れ、小夜子は結婚相談所の柏木と結託して早々に耕造の預金を引き出す。さらに公正証書遺言を盾に、遺産のほぼすべてを相続すると耕造の娘たちに宣言した―。高齢の資産家男性を狙う“後妻業”を描き、世間を震撼させた超問題作。 ---------------------------- いやー非情極悪の世界で先がどうなるのかどんどん読めた。極道の世界にはやっぱり大阪弁という感じでやり取りも面白かった。本当にこういう事件あるんだもんね・・・男と女はいくつになっても男と女・・・怖い。

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2017/01/17

結婚相談所で知り合った女性にこんなことされて老後の資金全部身ぐるみはがされたらどうしますか。絶望しかないですが登場人物の会話が軽妙洒脱でそこんところの暗さを和らげてる。むしろ大阪弁のリズムでズンズン面白く読めました。

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2017/01/04

すっごいスピード。 で、引っ張られるように読み進めていけるんやけど、、、。 結末が、あっけなくて肩透かしを食らった感が満載、、、。 うん、面白かったんやけど、、、。 うん。

Posted byブクログ

2021/03/17

再読。 資産家の高齢男性の後妻に入り遺産を狙う「後妻業」。 小夜子は結婚相談所を経営する柏木と結託し、後妻業を繰り返すが・・・ やっぱり怖かった。 2016.3.6 とにかく怖かった。 後妻業に狙われたら、寂しい高齢男性はひっかかってしまうだろうな。 ラストはあっけなかった。

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2016/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒川博行は初読。 大阪弁が多く、少し読みづらい印象はあったけど、内容が面白く引き込まれた。映画は見てないけど、展開とかあぁ、確かに映画になりそう!って感じ。配役を知ってから読んだので、頭にはずっと大竹さんの顔が浮かんでた。 転籍したら結婚歴とかわかんないんだ!?っとか、相続のこととか、ちょっと勉強になりました☆ ちょっと現実感を感じないほどの悪だったけど、実際あり得るのかなぁ~??登場人物が多く、しかもおじいちゃんおばあちゃんばかりで...多少混乱。。 ラストはあまりにも唐突だったけど、悪の自滅は因果応報かなってところで私的にはすっきり。

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2016/10/30

面白かったけど、思ってたのとはちょっと違ったかな。 資産家老人を狙った後妻業、とくれば、このオバサンは一体どんな手練手管で何人ものじいさんをたらしこむのか?そこが普通気になるとこじゃない?って思うんだけど、その辺の描写はほとんどなく、裏で糸を引く悪徳結婚相談所の方に重点を置いちゃ...

面白かったけど、思ってたのとはちょっと違ったかな。 資産家老人を狙った後妻業、とくれば、このオバサンは一体どんな手練手管で何人ものじいさんをたらしこむのか?そこが普通気になるとこじゃない?って思うんだけど、その辺の描写はほとんどなく、裏で糸を引く悪徳結婚相談所の方に重点を置いちゃってるし、最後はちょっと肩透かしな終わり方だった。 この作家の作品は初めてでしたが、とても読みやすい文章だったとは思います。 映画の方も観てみたいですね。

Posted byブクログ

2016/10/19

羽田から熊本までの移動時間で読破できるくらい疾走感があって読みやすい。でも黒川作品に読後の爽快感はない。そこがいいところなんですけどね。

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2016/10/12

黒川博行の初読み。 「読ませる力」は、十二分。気分の悪くなる題材に、胸くそ悪くなるような登場人物たちが動き回る……でも、結末が気になり読む手を止めさせてくれない。 そんな一冊。 ただし、結末も含め、不満も多数。 主な登場人物はじいさんばあさんと悪党のみ。 悪党どもが自滅して...

黒川博行の初読み。 「読ませる力」は、十二分。気分の悪くなる題材に、胸くそ悪くなるような登場人物たちが動き回る……でも、結末が気になり読む手を止めさせてくれない。 そんな一冊。 ただし、結末も含め、不満も多数。 主な登場人物はじいさんばあさんと悪党のみ。 悪党どもが自滅していくのは、まあよしとしても…… ●あまりに唐突な、あの結末はね。。。 ●序盤で主人公と思わされた資産家の娘に、建築家としての仕事描写は、必要あったのか? ●思わせぶりに登場した“棹師”は、ろくにストーリーには絡まないし…… 死亡フラグの立ちまくっていた元刑事の悪徳調査員は…… ●死にもせず、金も掴めず。中途半端。 ★3つ、7ポイント。 2016.10.12.新。 巻末解説文は、久しぶりに面白い文章に出会えた。作家・黒川博行の人となりや夫婦愛の描写に、本編でささくれ立った心が癒やされた。 また、思わず読んでみたくなるような、過去作品の紹介も。 一気読みさせられはしたけれど不満も多いこの作品を読み終えて……。 この巻末解説文が無かったら、黒川博行は二度と手に取ることは無かっただろうけれど、おかげで、紹介されていた警察小説のシリーズは読みたくなったもの。 ※映画化記念の特別表紙が被せられてたモノを購入。豪華キャストの顔写真がズラリ。 ……他のキャストはまあ、さして影響されもしなかったけれど・・・読中、脳内で“小夜子”はずうっと大竹しのぶのまんま。存在感デカすぎっ(笑)。 ……↑こんなにも読後感が悪かった作品なのにも関わらず、大竹しのぶの演技を見るためだけにでも、映画を観てみたくなった(笑)。 ま、レンタルでいいけれど。

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