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黄金の烏 の商品レビュー

4.2

168件のお客様レビュー

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    68

  2. 4つ

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  3. 3つ

    28

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2021/07/24
  • ネタバレ

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父が娘を売ったり、村人が猿に食い殺されたり、しょっぱなからショッキングな出来事。 北の最果てでそんな出来事。中央に猿の首を持って帰ったので、信じてもらえた。そして、生き残った一人の少女。 八咫烏を食い物としか見ない大猿。だが、狩るために謀略する。金がほしいため、八咫烏を猿に売る八咫烏。 親になってはいけない人。そんな人に育てられるとどうなるかw 愛するより愛されたいが強く、自分の子供に嫉妬する。もちろん人によるので、これは一例。 雪哉が、山内衆になることを決意。まずは勁草院入学。

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2021/07/13
  • ネタバレ

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『八咫烏』シリーズ第3巻。 対になって、ある意味では物語が閉じていた第1巻、第2巻と違い、山内への侵入者や外界の輪郭、「真の金烏」の内実などが描かれていて、次作以降への広がりを感じさせる。 全体に序章といった印象で、物語の後味も少々悪いので、今後の展開を待ちたいところ。

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2021/05/28

読み終わったあと、「なんかうれしそうだね」と言われた。面白かったのでニヤニヤしてたらしい。話の内容は楽しいばかりじゃなかったけど、ワクワクした

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2021/05/09

この作者様の作品は、巻を経るごとにどんどん読みやすく、面白くなるなぁと。一作目から十分面白かったのだが、二作目からが本番と言わんばかりにどんどん面白くなる。若宮と雪哉の凸凹コンビ、もうみられないのかと思っていると、またもやこの巻で見られるとは。この二人はなんだかんだでいいコンビだ...

この作者様の作品は、巻を経るごとにどんどん読みやすく、面白くなるなぁと。一作目から十分面白かったのだが、二作目からが本番と言わんばかりにどんどん面白くなる。若宮と雪哉の凸凹コンビ、もうみられないのかと思っていると、またもやこの巻で見られるとは。この二人はなんだかんだでいいコンビだと思う。最後の終わり方からして、次回は雪哉が勁草院にいるところの話だろうか。引き続き次巻にいくことにする。

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2021/03/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

八咫烏シリーズ第3弾 烏の住まう山内に侵入する怪しい影 それらは烏を喰らい尽くす 1弾や2弾とはガラッと変わり、恐怖にゾワゾワしてくる 痛々しい骸の姿を想像してしまった……グロい… そしてそして、少しずつ明かされる真の金烏と山内について なるほど…こう来るのか!と壮大な世界観が素晴らしい

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2021/02/17

八咫烏シリーズの第3作。これも面白かった!いや、ますます面白くなってきた。 今回も前作で一気に表舞台に飛び出してきた若宮と雪哉が主役をはる。后の浜木綿(カッコいい!)、護衛の澄尾、兄君の長束、その腹心の路近等、お馴染みのメンバーがしっかりと脇を固める。しかもシリーズで最も不穏な...

八咫烏シリーズの第3作。これも面白かった!いや、ますます面白くなってきた。 今回も前作で一気に表舞台に飛び出してきた若宮と雪哉が主役をはる。后の浜木綿(カッコいい!)、護衛の澄尾、兄君の長束、その腹心の路近等、お馴染みのメンバーがしっかりと脇を固める。しかもシリーズで最も不穏な、波乱に富んだ幕開けとなる。八咫烏を喰らう猿の存在が明らかになるのである。 本書では、物語の鍵となる金烏の謎、山内という世界のあり方が少しだけ明かされる。それを知ったとき、読者は八咫烏の世界が自分の世界と地続きであることを知る。 作者の阿部さんは第1作を書くときにはすでシリーズの全体が頭の中にあったという。つまり、本シリーズは書かれるべくして書かれた物語、書かれることを待っていた物語ということになる。どこまで世界が広がるのか、第4作も楽しみだ。

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2023/08/18

第二部一作目「楽園の烏」を読んだあとなので、雪哉はこうして成長していくのか…こうして巻き込まれていってあんな大人になるのか…と遠い目になる。おもしろかったです。金烏の性質、十二国記の麒麟を少し思い出した。

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2021/01/21

八咫烏シリーズ第三弾。始まりは雪哉が暮らす北領・垂氷郷。 麻薬、大猿・・・八咫烏を脅かす危機は中央にも影響を与える。 若宮と雪哉はどう対処し解明するのか。真の金烏の実像も明らかに。 序章  第一章 垂氷郷  第二章 少女  第三章 藤の矢 第四章 深層  第五章 涸れ井戸  第六...

八咫烏シリーズ第三弾。始まりは雪哉が暮らす北領・垂氷郷。 麻薬、大猿・・・八咫烏を脅かす危機は中央にも影響を与える。 若宮と雪哉はどう対処し解明するのか。真の金烏の実像も明らかに。 序章  第一章 垂氷郷  第二章 少女  第三章 藤の矢 第四章 深層  第五章 涸れ井戸  第六章 不知火 山内用語解説、人物相関図有り。 禁制の麻薬・仙人蓋の出所の謎と八咫烏を喰らう大猿の出現。 故郷である北領・垂氷郷から始まる事件に、雪哉も巻き込まれる。 斬撃の場所に生き残った少女・小梅の正体は? そして事件の解明に動く、若宮。真の金烏である彼の真実は、 雪哉の今後の行動に繋がる決意を、導くことになる。 山内という異世界を舞台にしたファンタジーであると共に、 謎解きのミステリー、得体の知れない存在によるホラー感、 親子や兄弟のそれぞれの葛藤を描く人間ドラマも内在しています。 それらが絡み合う緩急ある展開で、明らかになってくる事実。 庶民の生活が示される一方で、地下街という暗黒街の有り様。 真の金烏の役割、これからも登場するだろう、大猿。 そして、外界や蜃気楼からの“人間”という存在。 山内はどうなってしまうのか・・・まだまだ物語は続きそうです。 また『烏に単は似合わない』の浜木綿や真赭の薄、菊野が 再登場したのも嬉しい。浜木綿の存在は実に頼もしいものでした。 15歳ながら度胸があり、賢いようでもまだ未熟な面もある 雪哉がどのように成長していくのかも、楽しみです。

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2021/01/13

一昨日、昨日と読んできた2冊、本当に最高で大好きなのですが、 なんと前日譚でした! ここからが本題。さらにどんどん面白くなります。 世界観も、現実との兼ね合いというか、ファンタジーとして不明瞭なものなのだと思っていた部分が輪郭を持ってきた。 さあ続き読もう!

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2021/01/03
  • ネタバレ

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その後の雪哉のお話。というか、今後ずっとそうなのかな。 ナゾだった「黄金の烏」について、少し分かってくる。 貧しいカラスもいるんだな。そりゃそうか。 ウマの生き方についても、ちょっと考えさせられる。 カラス関係も、世界設定も、、、ワールドが広がってきた。 いまの時代はいつなんだろう? 若宮は、内は外の模倣、みたいなことを言っていたけれど・・・

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