遊園地に行こう! の商品レビュー
★3.5 真保裕一の『○○へ行こう!』シリーズ。 ①対象となる企業は存亡の危機にある、②主人公は、やる気がない、あるいは気持ちが荒んでいる、③主人公に近くに強烈なインフルエンサーがいる、④主人公とインフルエンサーのケミストリーで企業が明るく生まれ変わっていく、これらは、この『...
★3.5 真保裕一の『○○へ行こう!』シリーズ。 ①対象となる企業は存亡の危機にある、②主人公は、やる気がない、あるいは気持ちが荒んでいる、③主人公に近くに強烈なインフルエンサーがいる、④主人公とインフルエンサーのケミストリーで企業が明るく生まれ変わっていく、これらは、この『○○へ行こう!』シリーズ共通では無いでしょうか。この作品も、その例に漏れません。 一応、ネズミで有名なアメリカ資本の巨大テーマパークではなく、民族資本のテーマパークと言うことになっていますが、どう読んでも、ネズミで有名な巨大テーマパークに思えてしまいます(笑) 著者は、次にどこに連れて行ってくれるんでしょうかね?
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ブラックな職場ではあるが、仕事に対する矜持がある。「卒業」するとき、彼らは一人前になっているのだから。魔女の正体を初めとするミステリ部分はなくてもいいくらい。お仕事小説でよかったんじゃないのか。
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「デパートへ行こう」、「ローカル線で行こう」の2作品共面白かったので、この作品も手に取りました 他の作品同様、それぞれのキャラは映像で浮かぶように書かれていて好きなのですが、事件というか犯人というかスケールが…ちょっと真保さんらしくない内容かなと
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働くことのモチベーションを保ち続けるのは難しい。あきらめたり、妥協したり、心をくじくような出来事はいっぱいある。だけど、働くことは自分自身のためだ。すべては自分に返ってくる。
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ディズニーランドのキャストやダンサー、裏方を主体としたようなドラマで、内容的には非常に面白かったです!ほっこりする話もあれば、スキャンダル的な話もあり、またサスペンス的な要素もあって楽しめました! 行こう!シリーズは、どの作品も好きな内容ばかりなので続編を期待したいですね!
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お仕事頑張りたくなる系の話。 最後の多国籍カップルのくだりだけ、ちょっと無理やりだったかなぁ笑 遊園地としてはディズニーを想像しちゃうんだけど、冒頭でちゃんとライバルをディズニーランドとして出すことで、ファンタシアという架空の遊園地のイメージがちゃんとできた。
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ファンタシア。過去、閉園の危機にありながら再生を果たした遊園地に働く若者たちと、魔女とあだ名される凄腕のパート社員。 遊園地で働く者たちの独特な感情は、こういう感じなのかと。。。金銭目的だけではないなにかと、いつかはそこを卒業していく通過点という位置づけは納得。 お仕事小説と...
ファンタシア。過去、閉園の危機にありながら再生を果たした遊園地に働く若者たちと、魔女とあだ名される凄腕のパート社員。 遊園地で働く者たちの独特な感情は、こういう感じなのかと。。。金銭目的だけではないなにかと、いつかはそこを卒業していく通過点という位置づけは納得。 お仕事小説として、おもしろさも読みごたえもありました。若者たち、さわやかで良かったです。 パート社員の謎が今一つのみ込めなかったのと、ラストの事件もなんだか取ってつけた感だったのが、少しだけ残念。
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基本面白かったんだけど、ちょっとミステリー入ってて、その種明かしがすべて後出しじゃんけんで、「最後の最後にそんな新しい話持って来ないでよ?」って感じです。 ミステリー以外の話は良かっただけに、自爆して欲しくなかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
行こうシリーズの3冊めから何故か読んでしまった。どうなんだろうと思ってたけど、面白くて良かった!早速前の2冊の行こうシリーズも読もうと思いました。なんか最初は別に気持ちか入ってなかった人たちがすごく頼もしくなって行ってそれが読んでて心地よかった。
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「デパートに行こう!」「ローカル線で行こう!」に続く再生物語第3弾。 1、2作目に比べると少しがっかり。 冴えない遊園地を再建するサクセスストーリーかと思いきや、前半は魔女こと、及川真知子の〝アッコちゃんシリーズ〝になっていて、後半は謎解きミステリーになっている。 ミステリー...
「デパートに行こう!」「ローカル線で行こう!」に続く再生物語第3弾。 1、2作目に比べると少しがっかり。 冴えない遊園地を再建するサクセスストーリーかと思いきや、前半は魔女こと、及川真知子の〝アッコちゃんシリーズ〝になっていて、後半は謎解きミステリーになっている。 ミステリー部分もホワイトアウトのような迫り来る迫力や緊張感があるわけではなく、ゆる〜く進んでいく。 次回作があるなら巻き返して欲しいな。
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