黄色いマンション 黒い猫 の商品レビュー
80年代の原宿と、キョンキョン。表舞台には決して出ない当時の裏話や、大切な家族との関係、やんちゃな中学生だった頃の話がいっぱい。 言わずもがなだが、キョンキョンは、華のアイドル全盛期のひとり。過密なスケジュールをどうやってこなしていたのか、本書でその一面を覗けたことが新鮮だった...
80年代の原宿と、キョンキョン。表舞台には決して出ない当時の裏話や、大切な家族との関係、やんちゃな中学生だった頃の話がいっぱい。 言わずもがなだが、キョンキョンは、華のアイドル全盛期のひとり。過密なスケジュールをどうやってこなしていたのか、本書でその一面を覗けたことが新鮮だった。これからも、颯爽と前を向いてみんなを率いていくカッコいいキョンキョンでいてください。
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猫の話が悲しい思い出ばかりで悲しい/ _ ; 黒い猫の話はあんまりだし(箱置いた奴地獄さ落ちろ!)小雨の最期は辛くて、そばにいてあげたかったろうなあ(p_-)
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小泉さんの文章が好きです。 劣化、アンチエイジングといった、積年の否定がなされてしまうご時世に、小泉さんの存在はとても大事だと思います。 年相応の追憶と、瑞々しい感受性。 私も妙齢になったけど、小泉さんの文章を読むたびに、年齢を評価やフィードバックの物差しにはしたくないなと...
小泉さんの文章が好きです。 劣化、アンチエイジングといった、積年の否定がなされてしまうご時世に、小泉さんの存在はとても大事だと思います。 年相応の追憶と、瑞々しい感受性。 私も妙齢になったけど、小泉さんの文章を読むたびに、年齢を評価やフィードバックの物差しにはしたくないなと思わせられます。 独身猫飼いは一緒。 小雨さんが亡くなった時のお話は、泣きました。 帰ったら、飼い猫をギュッと抱きしめたい。
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お友達から借りた本で。 「黄色いマンション 黒い猫」本のタイトルになっているエッセイの一つ目を読んで、いきなりふわふわからどん底の悲しみに落ちてしまった。 次を読み進めるのにとても時間がかかってしまったが、読み始めると苦にならず、むしろ気持ちよくなるさっぱり感がやみつきになる文...
お友達から借りた本で。 「黄色いマンション 黒い猫」本のタイトルになっているエッセイの一つ目を読んで、いきなりふわふわからどん底の悲しみに落ちてしまった。 次を読み進めるのにとても時間がかかってしまったが、読み始めると苦にならず、むしろ気持ちよくなるさっぱり感がやみつきになる文章。 青春やボーイフレンドのこと、友達のこと、家族のこと、仕事のこと、小泉さんが歩んできた今までの人生を、思い出と今を重ねながら綴られていました。 昔の出来事を語りながら、不意をついて出てくる、このエッセイを書いている現在の小泉さんの言葉にクスッとくる。 楽しかった昔も過去は過去で、そこに囚われることなく、すんと立って前を向く小泉さんが目に浮かぶようでした。今を生きることが、やっぱり大事だなと。 小雨ちゃんとのエピソードが、私自身も大事にしていた相棒を何度か失ったことがあるので、胸が痛かった。 このエッセイがどういう順番で書かれたのかはわからないけれど、この並びにしてくれてありがとう。 始めのエピソードと終盤の小雨ちゃんのエピソードどちらも途方もなく悲しくなるのだけれど、はじめの黒猫のエピソードが小雨ちゃんのエピソードの悲しみを緩和させてくれているような気になりました。 突如やってくる悲しみの程度は、失ってしまったものに対して自分がどれだけの想いを重ねていたかで変わってくると思います。だから、黒猫のエピソードが先にあったことで、心の準備がちゃんとできていた気がします。 エッセイを通して全部読んだのはこれが初めてかも。 これが初めてで良かった。進めてくれた友達に感謝。
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キョンキョンの書くエッセイは サラリと読めて、くすりと笑えて楽しいはずなのに 読み終わるとなぜかいつも少しだけ切ない。 十代半ばでアイドルになって今はもう50代。 どんな時でも、目の前の出来事を そのまま受け止めてきた強さと優しさが 文章の隙間隙間からこぼれ落ちてくるようなエッセ...
キョンキョンの書くエッセイは サラリと読めて、くすりと笑えて楽しいはずなのに 読み終わるとなぜかいつも少しだけ切ない。 十代半ばでアイドルになって今はもう50代。 どんな時でも、目の前の出来事を そのまま受け止めてきた強さと優しさが 文章の隙間隙間からこぼれ落ちてくるようなエッセイと 今まで知らなかった家族の話、夭折してしまったあのアイドルの話・・・ 私の週刊誌的好奇心すら、たっぷり満足させてくれるという なんともお得な一冊でした。
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なかなか面白かった。一気に読めた。 キョンキョン、感性が似ているように感じた。ツッパリだと思っていたので、違うと思っていた。
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キョンキョンの文章は初めて読んだけど、読みやすいし、面白かった。読書家の様なので、書評も読んでみたい。
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まあ入るべくして入ったという感じだけれど、キョンキョン、芸能界に入って本当によかったね、と思ってしまいました。 キョンキョンが中退した高校を知っているので、ああ、やっぱり元ヤンだったという噂は本当なのかなあと思っていましたが。 でも、今はとっても素敵な女性で、文章も読みやすい...
まあ入るべくして入ったという感じだけれど、キョンキョン、芸能界に入って本当によかったね、と思ってしまいました。 キョンキョンが中退した高校を知っているので、ああ、やっぱり元ヤンだったという噂は本当なのかなあと思っていましたが。 でも、今はとっても素敵な女性で、文章も読みやすいし、いい年のとり方をして来たんだなあ、この人は。 お母さんのお名前が私と同じだったのでちょっと嬉しくなりました。 私はユミさんほどおしゃれでもかっこよくもないけど。
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ふとしたきっかけからアイドルになった厚木の女子高生は、いつしか国民的スターになり、恋をして仕事をして、幾人もの死を通り過ぎ、結婚して離婚して、今では後ろ姿でナンパされても前から見られて逃げられる50手前の女性になっている。その中心にはいつも原宿があって、ずっと定点観測してきた場所...
ふとしたきっかけからアイドルになった厚木の女子高生は、いつしか国民的スターになり、恋をして仕事をして、幾人もの死を通り過ぎ、結婚して離婚して、今では後ろ姿でナンパされても前から見られて逃げられる50手前の女性になっている。その中心にはいつも原宿があって、ずっと定点観測してきた場所も人生も少しずつ変わっていって…人生というのは面白いし、本には載ってないことも沢山あるだろう。本当に素敵な人生だなぁ。 久世光彦さんの「〈巧さ〉の先には、あまり広い世界はありません。毎日、もっとびっくりしたり、ときめいたりしてください」という一言はずーんときた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
80年代のアイドル代表と言えばキョンキョンと言っても過言ではないアイドルだったコイズミさんの今のエッセイ。 アイドル時代の秘密の恋。50歳を迎えての思い。その当時はもちろん言えなかった思いなどなどなど。 彼女はどうだったんだろう? 今でも問い続けているんでしょうね。それはそれは衝撃的な事件だった。誰も心の中は見えないもの。残された人たちはずっと考えてしまう。夢の中の話。淋しいよ。の問いに、笑顔が可愛かった。って。読んでいる方も少しほっとした。そして救われた気がした。
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