黄色いマンション 黒い猫 の商品レビュー

小泉今日子(著者),和田誠

2018/09/18

こんな素敵な文章を書かれる人だと知らなかった。文中にも勉強をしたとあったけれどかなり努力をされた結果なんだろうなぁ。
書評の本も読んでみよう。

2018/08/22

キョンキョンのデビュー前からあまちゃんのちょっと後までのエッセイ。
デビュー前の話、キョンキョンも普通のヤンチャな少女だったんだなぁ。
1人の少女が急いで大人にならなきゃならないのが芸能界。
春子とアキのエピソードが印象的だった。

2018/07/31

アイドルとして一世を風靡し、その後もずっと活躍されている小泉今日子さんのエッセイ。こういうエッセイは、人生が濃くて、そしてその濃さになんとか負けなかったから書けるんだと思いますよ。面白くてしょうがないくらいです。人生の苦味、雑味、辛味、甘味。いろいろな人生の味わいのどれかに目をつむることなく、正面から受けきって生きてきたからこその言葉たちがここにはありました。チャラチャラした世界として見える芸能界の中心にいて、自分を見失わずにいることって、難しいことだと思うのですが、自分の言葉を失くさず、思いや考えや過ぎ去っていく出来事を言葉として表出させることを諦めず、怠けず、自らぐいぐい向かっていく人だからこそ書ける文章だと思いました。著者の人生にとって重要な土地、それが原宿。本書でもたびたび、原宿で遊んでいたり住んでいたりした頃の思い出が語られていました。まるで原宿に憧れたまま愛するというか、そんな眼差しを感じる。

2018/05/09

キョンキョンの書く文章が好き。

彼女がアイドルだった頃、私はミポリンが好きだったから、この本を読むとずっと脳内ソングが「派手！」になってしまう。
キョンキョンごめんなさい。
当時のアイドルの頃の話、おもしろい。
寂しがりやのひとり好き、私もまさしくだから勝手に共感してしまいました。

2018/02/08

小泉今日子というひとは、
なんとチャーミングで、
なんとニュートラルな女性なんだろうと思った。
近くにいたらきっと惚れずにはいられないけど、
近すぎたら眩しすぎて嫉妬してしまいそうな。
実に気持ちのよいエッセイだった。

2021/03/03

図書館の本　読了

TSUTAYAのカリスマ店員さん？のお勧めとしてラジオで聞いたこの本。第33回講談社エッセイ賞も受賞しているときいて読んでみたくなったので借りてみた。
小泉今日子は文章も書けるのね。彼女の声が聞こえてくるようなエッセイでした。猫が好きな人にはとっても痛いエッセイかもしれません。

2018/03/01

小泉さんのデビュー前やアイドル時代、そして離婚後の事を綴ったエッセイ。昔、小泉さんの目に映った風景は私が日常に見ている場所。なのでとても親しみがあり、小泉さんの人柄が良く解る一冊でした。

2017/12/03

小泉さんがこんなに文章書くのが上手とは。きっと今まで色濃い人生を送ってきて、本もいっぱい読んできて、才能もおありなんでしょうね。時には涙する話もありました。4回目の年女、生きることも死ぬことも同じくらいに感じる距離、といっているのが印象に残りました。こういう素敵に歳をとっているひとがいると、歳をとることが怖くなくなり、勇気をもてます。ありがとう。

2017/11/11

前書き部分にある通り、パクッと一口で食べれるサイズのネタが詰まってて、お得な一冊。
華やかなアイドルとして活躍していた時の裏話。家族や友達、ボーイフレンドのこと。
いろんな時間軸のキョンキョンが、リアルに伝わって来て、遠い存在なはずなのにどこか身近で。
いつまでもチャーミングな笑顔のキョンキョンと、お友達としてお話ししている様な気分になれるエッセイ集です。

2017/09/10

エッセイ。アイドルになったころの私生活を振り返ったようなエッセイが多数。最後のほうで急に離婚後の一節がある。その後あたりから文章がずいぶんこなれているように感じる。もしかしたらこのころから読売新聞の読書委員とかして書く機会が増えたとか？
全体としては私が期待していた感じとは違っていた。
ただ最後の一遍は私の好きな『小雨日記』と時代が重なるせいか、50歳のキョンキョンのココロが見えるようでキュンとしながら読んだ。