黄色いマンション 黒い猫 の商品レビュー
そういえば中学生の頃に「パンダのanan」を読んでこの人はただのアイドルではないなと感じた記憶がよみがえってきたため手にしてみた1冊。 それを思い出すきっかけとなったのはあまちゃん再放送。 ゆえに頭の中で再生される若キョンキョンがどうしたって若春子である有村架純ちゃんになってし...
そういえば中学生の頃に「パンダのanan」を読んでこの人はただのアイドルではないなと感じた記憶がよみがえってきたため手にしてみた1冊。 それを思い出すきっかけとなったのはあまちゃん再放送。 ゆえに頭の中で再生される若キョンキョンがどうしたって若春子である有村架純ちゃんになってしまった(笑) 私が彼女がデビューしてからの人気ぶりをリアルタイムで感じていない世代というのも関係するのか、ふつうの女の子が当時の原宿や交友関係をあけっぴろげかつノスタルジックに思い出している感じがとても読みやすかった。 今はこの世にいない方や猫ちゃんのお話が入っているのも、何十年も生きてればそういうお別れがあって、そういう悲しみを乗り越えて今があるよってことがすとんと胸に入ってくる感じがした。 「パンダのanan」再読含めて、他の著書も読んでみたい。
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ホントのコイズミさんで穂村弘さんとキョンキョンが話していたのがこの本。 そして、1ヶ月ほど前に古本屋さんで買っていたのもこの本。この本を手に取って購入した過去の自分に拍手。 一回りほどしか違わないキョンキョンの子供時代。 電話、電子レンジ、洗濯機。。初めて開通した日のことが書か...
ホントのコイズミさんで穂村弘さんとキョンキョンが話していたのがこの本。 そして、1ヶ月ほど前に古本屋さんで買っていたのもこの本。この本を手に取って購入した過去の自分に拍手。 一回りほどしか違わないキョンキョンの子供時代。 電話、電子レンジ、洗濯機。。初めて開通した日のことが書かれていて、驚いた。 キョンキョンの電話音声、聞いて見たかったな。 「お電話ありがとう、リカです♪」と言うリカちゃん電話を思い出す。 キョンキョンが能年ちゃんを見つめるその眼差しは、 まさに母親そのものだとおもった。 ”すぐに手当てができる万全の体制で待っている" これはもう母親の境地だ。 40代は身も心も一番元気というキョンキョン。 激しく同感です。笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今まで読んできたエッセイはクスッと笑えるものが多かったが、キョンキョンのは切なさがたくさんあるエッセイだった。 死がたくさんあって、そういうのも全部含めた私の人生、私のエッセイっていう感じがした。 もう戻ることはない時間とたくさんの経験の中で彼女はさらに素敵な人になっているなぁ。 能年玲奈ちゃんも出てきて個人的にすごく嬉しかった!!
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文章がうまいので読みやすいです。 一家離散した頃の話や、お母さんに恋人がいた話などは、暗くなりすぎず。 逆にキョンキョンが子どもの頃から大人っぽくて、大人の文化が好きだったんだなと感じさせる内容です。 アイドルだったことも面白がっていられて、この人は人生で起こったことをすべて糧に...
文章がうまいので読みやすいです。 一家離散した頃の話や、お母さんに恋人がいた話などは、暗くなりすぎず。 逆にキョンキョンが子どもの頃から大人っぽくて、大人の文化が好きだったんだなと感じさせる内容です。 アイドルだったことも面白がっていられて、この人は人生で起こったことをすべて糧に出来るタイプなんだと思います。 意外と、キョンキョンにとってのダメージは猫のことなんだろうな。猫が自宅で死んでいた時の話は、描写が目に浮かぶようで私も切なくなりました。
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キョンキョンのエッセイ初読みです。 今まで全く知らなかったキョンキョンのご家族のお話、 両親の離婚、猫の話、お父様やお姉さんの死去、スタ誕応募の時のエピソード、真子ちゃんやトシちゃん、恋話、そして後輩アイドルの話など読みながら切なくなったり微笑ましく思ったり、そして芸能人であ...
キョンキョンのエッセイ初読みです。 今まで全く知らなかったキョンキョンのご家族のお話、 両親の離婚、猫の話、お父様やお姉さんの死去、スタ誕応募の時のエピソード、真子ちゃんやトシちゃん、恋話、そして後輩アイドルの話など読みながら切なくなったり微笑ましく思ったり、そして芸能人でありながら凄く自然体で飾らない雰囲気はイメージ通りでした。 アイドル時代から50代になった現在まで、ずっと綺麗でカッコイイ、良い年の重ね方をしているなと素直に思えます。 筆力も相当でエッセイストとしてもとても楽しみな方となりました。
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まるで小説のよう。 僭越ながら文才があるのだろうと感じた。 案外赤裸々に綴ってあり、50歳を目前にした等身大の小泉今日子が垣間見れた。
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エピソードのすべてがキョンキョンを主人公にした映画のワンシーンのように頭の中に浮かんだ。 強気ですごく勘のいい奔放なようでどこか暗さも持っている女の子。憧れる。
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18~21歳まで原宿に住んでいたというキョンキョンの原宿にまつわるエッセイです。 それにしてもキョンキョンの文章の読みやすいこと。 サッパリしていてあけっぴろげでテンポがいいのでグイグイ引き込まれました。 原宿という町名がずいぶん昔になくなっていたことを東京に住んでいるのに知り...
18~21歳まで原宿に住んでいたというキョンキョンの原宿にまつわるエッセイです。 それにしてもキョンキョンの文章の読みやすいこと。 サッパリしていてあけっぴろげでテンポがいいのでグイグイ引き込まれました。 原宿という町名がずいぶん昔になくなっていたことを東京に住んでいるのに知りませんでした(^^; 今でも若い子は「神宮前」に行きたいとは言わず、「原宿」に行きたいって言いますもんね。 個人的には原宿といえば、吉田拓郎が作曲した「風の街」を思い出します。 ~~ 表参道 原宿は/懐かしすぎる友達や/人に言えない悲しみすら/風が運んでしまう街 ~~ 吉田拓郎ではもう一曲「ペニーレインでバーボン」もなつかしい。 表参道の喫茶店「ペニーレイン」はなくなってしまって、もう行きたくても行けない。 キョンキョンには特別な思い入れはなかったですが、この本を読んで素の小泉今日子さんに対する好感度が上がりました。 学校の勉強が嫌いで、アイドルになってから中退を勧められて学校をやめたそうです。 そしたら勉強が好きになった。学校をやめたことがコンプレックスになるのが嫌でたくさん本も読んだと書いています。 文庫本を1冊持って1人で喫茶店に入るのが好きらしいし、すっかり読書が生活習慣に溶け込んでいたのですね。 「この本読みたい!」という気にさせてくれるらしい小泉今日子さんの書評の本も読んでみたくなりました。 単に、"こんなこと"や"あんなこと"があった、という思い出話にすぎない内容でしたが、なぜかとても素直な気持ちにさせてくれる本でした。
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ゆるく読めるキョンキョンのエッセイ。 アイドル時代のことも含め、キョンキョンの自然体な日常が垣間見える。 ミステリーとかサスペンスとか続けて読んで疲れたので、箸休め的に読むのにちょうど良かった。
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なんて言ったらいいんだろう。すごく素敵な気持ちになった。この気持ちが言葉で表せない自分が残念でならない。もっとたくさん本を読んで、いつかこの気持ちを言葉にしたい。
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