夢幻花 の商品レビュー
物語が分かりやすく、内容が入ってきやすいので、読み疲れしなかった。 東野圭吾らしい読み出すと止まらない作品でした。
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基本的にはおじいちゃんがなぜ殺されたかを追うストーリー。 でもその殺人事件を追っていると別の謎が出てきたり、謎同士が繋がったりして、物語の終盤は何段階も謎解きのスッキリ感を味わうことが出来ました。 心が重たくなるような内容もなく読みやすかったです。 忘れた頃にまた絶対読みたい!
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2つの物語が繋がってスラスラと読める読みやすい話だった。途中まではいつ繋がるのかなと思っていたけど、終盤で完全に重なってさすがだなと思った。
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花がキーワードの時点で、これは麻薬的な効果があるのでは…?とまでは推測してしまったけど、その先が面白かった! また、負の遺産を背負う者たちの覚悟がかっこいい。 志摩子の行動にはちょっとモヤっとしたけど。 リアルだったので、MM事件の概要がわかった時に、スマホで”MM事件”と調...
花がキーワードの時点で、これは麻薬的な効果があるのでは…?とまでは推測してしまったけど、その先が面白かった! また、負の遺産を背負う者たちの覚悟がかっこいい。 志摩子の行動にはちょっとモヤっとしたけど。 リアルだったので、MM事件の概要がわかった時に、スマホで”MM事件”と調べたら、ネタバレ踏んで後悔した笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本も、二つの物語が合わさった時、すっきりした。そして犯人はこいつー?と以外だった! 人って、自分がかわいーんな。殺人の動機って、自分を守るためなんだよなー。人間のそういう悪な部分が文字におこされてて、東野さんの本は面白い! 黄色い朝顔が出回らなくなったのは、なるほど、種が麻薬のようなものだったからかw
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誰がどう繋がっていくのかドキドキしながら読み進めた。才能あるものの苦しみ、ないものの苦しみ、 結局は他人の芝生は青く見えるのかな。今の状況での幸せを見つけていきたいと思った。
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完成度が高いなぁ、というのがまず最初の感想です。 専門的な内容がストーリーの中にうまく折り込まれているところもすごいなと思う点でした。 序盤でどう繋がるか分からない人間関係が一気につながっていく終盤は没入としか言い表せないほど入り込み、一気読みです。
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結構な読み応えでした。 花を愛でながら余生を送っていた老人が殺されて そこから多種多様な人間関係や境遇を 最後に全て回収するという感じ。 読みやすくて一気に読めました。 個人的にその老人の人柄と言葉が印象的で 東野圭吾自身が 「こんなに時間をかけ考えた作品は他にない」 とコメン...
結構な読み応えでした。 花を愛でながら余生を送っていた老人が殺されて そこから多種多様な人間関係や境遇を 最後に全て回収するという感じ。 読みやすくて一気に読めました。 個人的にその老人の人柄と言葉が印象的で 東野圭吾自身が 「こんなに時間をかけ考えた作品は他にない」 とコメントしたのもうなづけます。 最終的に主人公が出した答えを見て オチはそこだったのだなぁと思いながらも あまりリアル感がなかったのはなぜなのでしょうか、、
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幻の黄色いアサガオを巡った騒動。 導入部に一切無駄がなく、いきなり事が起きる。 このスピード感がかなりすき。 プロローグの話がどう繋がるんだろうとドキドキしながら読んでた。でも点と点は繋がったけど絡み合う感じではなくて残念。 これなら無くてもよかったのではと思ってしまった。 ...
幻の黄色いアサガオを巡った騒動。 導入部に一切無駄がなく、いきなり事が起きる。 このスピード感がかなりすき。 プロローグの話がどう繋がるんだろうとドキドキしながら読んでた。でも点と点は繋がったけど絡み合う感じではなくて残念。 これなら無くてもよかったのではと思ってしまった。 読んでる最中は面白かったけど、振り返ってみるとそこまで…って感じだった。 ☆3.3
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2人の主人公が織りなす読後感の良いミステリ。東野圭吾お得意の、ここがこれに繋がってたんかー!のある小説。 主人公の1人秋山莉乃はオリンピックレベルの水泳選手だったが、ある日突然パニックで泳げなくなり水泳を引退していた。従兄弟の尚人が突然自殺してしまい、祖父の秋山周治が何者かに殺...
2人の主人公が織りなす読後感の良いミステリ。東野圭吾お得意の、ここがこれに繋がってたんかー!のある小説。 主人公の1人秋山莉乃はオリンピックレベルの水泳選手だったが、ある日突然パニックで泳げなくなり水泳を引退していた。従兄弟の尚人が突然自殺してしまい、祖父の秋山周治が何者かに殺されてしまった。事件前に祖父から名前の知らない黄色い花の事を聞かされており、事件後その花が無くなっていたことに気づく。 もう1人の主人公蒲生蒼太は大学院で原子力工学を学んでいたが、原発事故があり、将来に悩みを抱えていた。蒲生家は昔から朝顔市に家族皆で行く習わしがあり、そこで蒼太は同学年の伊庭孝美と出会う。仲良くなり初恋の人となった伊庭孝美から突然フラれた過去があり、その理由が今でも分からないままだった。 秋山周治の殺人事件を解決するために2人が協力して事件を紐解いて行く中に、たくさんの人が絡み、思わぬ事件とのつながりが出てくる。読後感良く、サクサク読めて良い小説だった。
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