恩讐の鎮魂曲 の商品レビュー
韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。稲見は本当に殺人を犯したのか?『贖罪の奏...
韓国船が沈没し、251名が亡くなった。その事故で、女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、御子柴は弁護人に名乗り出る。稲見は本当に殺人を犯したのか?『贖罪の奏鳴曲』シリーズ最新作!!圧倒的迫力のリーガル・サスペンス! ツイストはともかく、最後の最後で泣かせます。
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☆3 弁護士御子柴礼二シリーズの第三作目。本作では第一作目の贖罪の奏鳴曲( http://booklog.jp/item/1/4062173778 )で主人公の少年院時代に大きな影響を与えた元刑務官の弁護を担当する。背景が重要なので、過去作品を読んでから本作を読むことをおすすめす...
☆3 弁護士御子柴礼二シリーズの第三作目。本作では第一作目の贖罪の奏鳴曲( http://booklog.jp/item/1/4062173778 )で主人公の少年院時代に大きな影響を与えた元刑務官の弁護を担当する。背景が重要なので、過去作品を読んでから本作を読むことをおすすめする。 今回も「緊急避難」での無罪判決や介護施設での虐待など社会性のある話題がふんだんに盛り込まれている。 どんでん返しはシリーズの中では一番少ないように感じたが、人が人を裁くこととは…?罪と罰とは…?と考えさせられた。
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2月-8。4.0点。 御子柴シリーズ第三弾。 少年時に殺人を犯した、御子柴。医療少年院時代の教官が、 介護施設で介護士を殺人。 強引に弁護を引き受けた御子柴。 面白かった。さすがだ。 次作も期待。
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またしても一気読み。どうなるのかしら…と思ってついつい止まらなくなる。内容的にこういうのは不謹慎かもしれないが、ミステリとして面白い。キーとなる過去の1つである船舶事故はセウォル号を彷彿とさせた。
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2017年の初読み。 御子柴先生の恩師の弁護。その恩師と御子柴先生の望みが真っ向から対立しています。贖罪の意味を教えてくれた恩師と再会した御子柴先生は無罪を勝ち取ろうとしますが、恩師はそんなことは望んでません。 法律で裁かれる方がよっぽど幸せと知りつつ、その贖罪の気持ちがあれば無罪でもと考えたんでしょうか・・・御子柴先生は一体何を救おうかとしているのかと思ってしまいましたが、心の底から恩師に感謝し、信じているのはわかりました。そして恩師の弁護を通じて御子柴先生の心は今まさに育っている最中なんだなと。 それでも御子柴先生の犯した罪が許される日はおそらく来ないでしょうから、御子柴先生が自らの贖罪に満足する日が来ることはないと信じたいです。 ・・・だいぶ決意が洗われた感がありますが、続くかなあ・・・ 緊急避難に緊急避難をぶつけてきた戦法にシビれたのでやはりまだまだシリーズ続けてほしいです。 いや、でも恩師の何を救おうとしたのか御子柴先生の心情がよくわからんくなってきたのでまずもう一回読み返します。
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弁護士御子柴礼司シリーズ3作目。 恩師・稲見が殺人の罪で逮捕された。 弁護を受け持った御子柴は無罪を勝ち取ることができるか? 介護付き老人ホームで起きた殺人事件と 多数の人が亡くなった沈没船事故で 「緊急避難」が適用されて無罪を勝ち取った事件 はどうつながるのか? 人間、何を大事に思うのか? 罪を償うことの意味は何なのか?
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もっと悪役としての御子柴弁護士が私的には面白い。 老人ホームを舞台とした話で、年は取りたくないもんだ。
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やはりこのシリーズはすごい。岬シリーズより好きだ。ひとつの事象の裏には別の事実があって、そのまた裏に更なる事実がある。タイトルがこれまた秀逸。色々リンクするのも中山作品の魅力のひとつ。次回作も楽しみだ。
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元恩師の無罪を勝ち取りたい御子柴と、法の裁きを望む稲見。裁かれないほうが辛いと解っていながら、矛盾を抱えて奔走する御子柴の姿に心打たれます。
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