コンセプトのつくり方 の商品レビュー
購入 何か企画のようなものを考えようとするとき、必ず最初にコンセプトを定める必要があると思っていた。しかしそれがなかなかうまく掴めない。そんなことを悩んでいた時期に手に取った本。 コンセプトは単なる思いつきではなく「ビジョンの実現に向けて課題を解決する新しい視点」という説明にと...
購入 何か企画のようなものを考えようとするとき、必ず最初にコンセプトを定める必要があると思っていた。しかしそれがなかなかうまく掴めない。そんなことを悩んでいた時期に手に取った本。 コンセプトは単なる思いつきではなく「ビジョンの実現に向けて課題を解決する新しい視点」という説明にとても興奮した。新しい視点、ということが重要なのだと思う。 これから何かを企画しようとしている人、いま躓いている人にはいい刺激になりそう。
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※このレビューにはネタバレを含みます
成熟化し複雑化している今の世の中で、課題を解決していくためには「その手があったか!!」と常識を覆すイノベーションが必要である。 イノベーションは、正しく論理的に考え正解を探すだけでは起こすことは出来ない。 イノベーションには、優れたコンセプトが必要である。 優れたコンセプトを作るためには、ビジョンから解決策までを一貫して整理するマネジメント軸と顧客と製品を本音でつなぐコミュニケーション軸の2つの思考の軸の相互作用が必要である。 そして、この相互作用を起こしていくためには頭で考えるだけでなく、実際に体感して考える身体的な思考が不可欠である。 身体的思考には、「感じる」「散らかす」「発見する」「磨く」の4つステップがあり、これらのステップを行ったり来たりとぐるぐると回っていくことで、世の中にイノベーションを起こせるコンセプトを作ることができる。
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コンセプトはサーチライト 目と手と頭が一体になっていることが必要 組織や個人の「ビジョン」と具体策「(現実9」の間を行ったり来たりする論理的な「マネジメント軸」とターゲットと商品・サービスの間を行ったり来たりする主観的で感覚的な「コミュニケーション軸」。コンセプトはこのふたつ...
コンセプトはサーチライト 目と手と頭が一体になっていることが必要 組織や個人の「ビジョン」と具体策「(現実9」の間を行ったり来たりする論理的な「マネジメント軸」とターゲットと商品・サービスの間を行ったり来たりする主観的で感覚的な「コミュニケーション軸」。コンセプトはこのふたつの相互作用を通じて生まれる。このふたつの軸を両立させる思考方法こそが身体的思考 コンセプトは、「ビジョンの実現に向けて課題を解決する新しい視点」 イノベーションは「ひとの行動・習慣・価値観にもう元には戻れないような変化をもたらすモノ・コト」 メタファーの利用
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最近、「数字」や「裏付け」にがんじがらめにされつつあったので新しい武器を得た気がしました。 でもこれで1,000円超えは情報として高過ぎかと。
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まず、手にとった感想は、広告業界で、名著と言われている50年前の本、『アイデアの作り方』とページ数といい、判型といい、タイトルといい似ていると思った。本書の中でもこの本が取り上げられているので、意識していると思う。本書は、そのアイデアの手前にくるコンセプトのつくり方について、食べ...
まず、手にとった感想は、広告業界で、名著と言われている50年前の本、『アイデアの作り方』とページ数といい、判型といい、タイトルといい似ていると思った。本書の中でもこの本が取り上げられているので、意識していると思う。本書は、そのアイデアの手前にくるコンセプトのつくり方について、食べ物の事例を挙げながらていねいに解説している。わかりやすく書いているので、コンセプトワークに取り組み始めた若い人にも、もう一度考えたいベテランにもおススメ。
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