また、同じ夢を見ていた の商品レビュー
小学生の少女は親を不慮の事故で亡くしそれから、もしもあの時誤った選択をしたら今の自分は無かったという、たらればのような夢を繰り返し大人になった年齢まで見続ける。幸せとは何か。その答えが見つかるまでまた同じ夢を見る・・・。主人公の心の不安や苦しみ、悲しみが切ないのですが、ラストは主...
小学生の少女は親を不慮の事故で亡くしそれから、もしもあの時誤った選択をしたら今の自分は無かったという、たらればのような夢を繰り返し大人になった年齢まで見続ける。幸せとは何か。その答えが見つかるまでまた同じ夢を見る・・・。主人公の心の不安や苦しみ、悲しみが切ないのですが、ラストは主人公の未来が幸せそうで救われました。主人公の未来は読み手側の解釈で色々と想像しても良いと思ったので、まだ夢を見ているような錯覚に陥りました。すごく良い作品に出合いました。
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面白いと思ったのは、小学生の少女の視点を貫いているところ。 読み手は何が起こっているのか理解できるし、登場人物のセリフから読み取れることも多いのだけど、語り手がその意味を理解できたのはずいぶん時のたった最後のエピローグの部分だけ。 小説ならではの仕掛け。映画だとこうはならない。...
面白いと思ったのは、小学生の少女の視点を貫いているところ。 読み手は何が起こっているのか理解できるし、登場人物のセリフから読み取れることも多いのだけど、語り手がその意味を理解できたのはずいぶん時のたった最後のエピローグの部分だけ。 小説ならではの仕掛け。映画だとこうはならない。 早い段階でこの物語がどのようなものなのか見えてくるけど、その奇跡がもたらすものが本当に見えるのは最後まで読まないとわからない。 少女のもとに現れた3人の登場人物に対する憧れと敬意がいつまでも残っていることにも感動した。 読後感も清々しくて素敵な本でした。
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こんな本は読んだことがありませんでした.この本を読んでいると不思議な空間に入り込んでいるような気分になりました.だいたい話が1度区切りがついたところで,どういう展開なのかが察しがついたのですが,それでも今までにないようなテーストで続きがきになると思いながら読み進めていました.終盤...
こんな本は読んだことがありませんでした.この本を読んでいると不思議な空間に入り込んでいるような気分になりました.だいたい話が1度区切りがついたところで,どういう展開なのかが察しがついたのですが,それでも今までにないようなテーストで続きがきになると思いながら読み進めていました.終盤に近づくにつれて,悲しいような,ワクワクするような不思議な感情を抱いていました.個人的にはアバズレさんとのお話が好きでした.
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人生とは冷蔵庫の中身みたいなもの。人生ってかき氷みたいなもの。ヤギさんみたいなもの。南さん、人生とは自分で書いた物語だ。自分次第でハッピーエンドに書き換えられる。幸せとは誰かのことを真剣に考えられることだ、人生のたとえが面白い。幸せ。
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とてもとても、優しく美しい作品でした! 君の膵臓にしてもこちらにしても、私は住野さんが描く女の子がどうも好きみたい。 人生とは、幸せとは、この作品を通して私も考えてました。 答えはでなかったけど、そんなことを考えている事こそが幸せのように感じてきてしまった。いつもより少し穏やか...
とてもとても、優しく美しい作品でした! 君の膵臓にしてもこちらにしても、私は住野さんが描く女の子がどうも好きみたい。 人生とは、幸せとは、この作品を通して私も考えてました。 答えはでなかったけど、そんなことを考えている事こそが幸せのように感じてきてしまった。いつもより少し穏やかで優しい自分が心地良い。出会えて良かった、最高の作品です。
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前作の『膵臓』私はあまりハマらなかったのですが、1作品で敬遠するのはちょっと勿体ないなと思い、第2作目の本書を購入。感想はただただ、読んで良かった……!!!この一言に尽きます。 主人公は、本が大好きでかしこい小学生・小柳奈ノ花ちゃん。おませな彼女が出会い、考え、傷ついたり傷つけ...
前作の『膵臓』私はあまりハマらなかったのですが、1作品で敬遠するのはちょっと勿体ないなと思い、第2作目の本書を購入。感想はただただ、読んで良かった……!!!この一言に尽きます。 主人公は、本が大好きでかしこい小学生・小柳奈ノ花ちゃん。おませな彼女が出会い、考え、傷ついたり傷つけたり泣いたり笑ったりお菓子を食べたりする数週間のお話。 小学生らしい傲慢や無知や残酷さなんかも描かれているので、自分自身の暗黒時代が急に甦ってきて思わず声を上げそうになったりもしましたが、そのためかガッツリと感情移入して一気読みしてしまいました。早朝3時に号泣とか。 忙しさにかまけてついついないがしろにしてしまいがちだけど、本当はすごく大事な事を思い出させてくれるような、そしてそれだけでなく隣に座って一緒に考えてくれるような、大人のファンタジーだなあと思いました。いいもの読んだ。
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★★★★人生とは、自分で書いた物語だ。爽やかな春の風のようなお話でした。南さん、アバズレさん、おばあちゃんはなのかの未来だったのでしょう。こんなふうに私も過去の自分に忠告してあげたり、ヒントを出してあげたい!!
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小学4年生の女の子がそれまではクラスに友達がいなかったが、あることがきっかけで素敵な友人に出会い、友人との交流を通して幸せは何かなどを考える話。友人のアバズレさん、南さん、おばあちゃんとの出会いが女の子にとって、大きく成長させる要素になっただろうと感じる。重い話ではあるが、小学生...
小学4年生の女の子がそれまではクラスに友達がいなかったが、あることがきっかけで素敵な友人に出会い、友人との交流を通して幸せは何かなどを考える話。友人のアバズレさん、南さん、おばあちゃんとの出会いが女の子にとって、大きく成長させる要素になっただろうと感じる。重い話ではあるが、小学生の目線にたった話なので軽く読めてしまった。人生はコーヒーカップのようだ、人生はオセロのようだ、黒い嫌なことがあれば、白い良いこともある、決してそうではないに共感。「人生とは、希望に輝くあなたのもの」というおばあちゃんの言葉に感動。
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いいお話だった。幸せとは何かと考えさせられながらも、随所に自分が忘れていた幸せに気付ける良いお話だった。 みんな会話が優しく素敵すぎる。
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幸せとは何か それは ここにいていいと認めてもらえる事だったり 誰かの事を真剣に考えられる事だったり ともだちがいることだったり 幸せは人それぞれ違う でも、誰だって、幸せはあっちからやってくるものではなく 自分で選んで自分で手にしなきゃいけない 幸せとは何か考えさせられる...
幸せとは何か それは ここにいていいと認めてもらえる事だったり 誰かの事を真剣に考えられる事だったり ともだちがいることだったり 幸せは人それぞれ違う でも、誰だって、幸せはあっちからやってくるものではなく 自分で選んで自分で手にしなきゃいけない 幸せとは何か考えさせられる本だった しっあわっせはーあーるいーてこーない だーかーらあるいーていくんだねー という感じの本
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