天才 の商品レビュー
田中角栄について何も知らなかったけれど、本書を読んで魅力のある人間であり、時の「天才」であったという事が読み取れました。
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石原慎太郎が一人称で稀代の宰相田中角栄の生涯を綴ったもの。 日本のいわゆる金権政治を作った根源ともされているが、その手腕は日本の発展を支えるものとして評価される向きもある。彼がそのまま首相を続けて、彼の影響力を保ったまま政権が継続していればどうなっただろうか。歴史にIfはないとし...
石原慎太郎が一人称で稀代の宰相田中角栄の生涯を綴ったもの。 日本のいわゆる金権政治を作った根源ともされているが、その手腕は日本の発展を支えるものとして評価される向きもある。彼がそのまま首相を続けて、彼の影響力を保ったまま政権が継続していればどうなっただろうか。歴史にIfはないとして、そう思わせる政治家は日本にはそうはいない。「天才」というタイトルも石原慎太郎の敬意の表現だろう。 本書は、中国との国交回復を独自に行うなどしてアメリカに目をつけられたために、ロッキード事件で政治生命を絶たれたという流れで書かれている。本当のところはどうだったのだろう。愛人や非嫡出児の問題が政治問題にならなかったのも、時代だろうか。 しかし、田中角栄を読むのに石原慎太郎の一人称の語りを聴くべきであったのかは疑問。一人称であるがゆえの制約もあるかと思う。売れているようだが。
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田中角栄とかロッキード事件とか 知ってるつもりだったってことがわかったわ 当時、小学生だもんなぁ ま、なんにしろ凄い人だね 機会があったら、他の田中角栄関連本を読んでみようと思います
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当時の事を多少なりとも記憶がある者にとっては あー。そんな感じだったの!?っ感じ。 何も知らない者にとってはどうなんだろう。 結局、ロッキード事件は はめられた!って事か? 3-
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29.06.19.金スマで観て購入。番組の方が分かりやすかった。 本は分かりにくい、内容薄い、登場人物の説明、背景なし。初心者がやっつけで書いた報告書みたいな小説という印象。慎太郎さんの著作はしばらく敬遠しようと思います。
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政敵田中角栄の独白で語らせる。 角栄は政治の天才であったことは確か。 舛添なんかとは善玉としても悪玉としても格が違う。 他の角栄本も読みたくなった。
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天才! 一人称で書かれた田中角栄の小説。 圧倒的存在感のある政治家。 人間輝くピークの時期があり、そのピークを過ぎると寂しく感じる。 人間は哀れなものだなと思う。
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★2016年6月1日読了「天才」石原慎太郎著 評価C 石原慎太郎氏の著作を読むのは初めて。内容は乏しくこの程度の話では、市井の無名作家であったらお話にならないまま、出版社の新人机の横のゴミ箱行きではないだろうか? ただし、田中角栄を題材に一人称で物語るというアイデアは、彼が文壇デ...
★2016年6月1日読了「天才」石原慎太郎著 評価C 石原慎太郎氏の著作を読むのは初めて。内容は乏しくこの程度の話では、市井の無名作家であったらお話にならないまま、出版社の新人机の横のゴミ箱行きではないだろうか? ただし、田中角栄を題材に一人称で物語るというアイデアは、彼が文壇デビューした「太陽の季節」以来、「弟」など時代の風を読んで巧みに作品をタイムリーに発表する嗅覚には頭を下げよう。しかし、それだけだと思う。 巻末には、あくまで創作であるとしっかり断っているので、あり得るリスクはヘッジしている。 最後の最後まで狡い奴という印象は変わらない。ただし、稀代の政治家という田中角栄の評価には同意しよう。
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田中角栄と聞くと日本列島改造論とかロッキードってキーワードが思いつくが、やはり何と言ってもこの人、スゴイ頭のいい人ってイメージがあったのがまさにその通りだった。 やるべきことを決め見据えたものにまい進する行動力、しかも「根回し」って言葉はこの人が始めたことではないかと思える程の調...
田中角栄と聞くと日本列島改造論とかロッキードってキーワードが思いつくが、やはり何と言ってもこの人、スゴイ頭のいい人ってイメージがあったのがまさにその通りだった。 やるべきことを決め見据えたものにまい進する行動力、しかも「根回し」って言葉はこの人が始めたことではないかと思える程の調整、そして人を引き付ける魅力、そんなものに周りがどんどん吸収され、持ち上げられ、そして捨てられていく様子が、印象を少なからず変えるものだったし、見直す場面もあり、「スゴイ」の一言があったり、なんだ― やっぱりかあと思ってしまったり、人間味あふれる人物であることが描かれていた。 それにしても、石原慎太郎の作品を初めて読んだが、一人称の描写って結構面白い。 作は石原慎太郎なのに 田中角栄が書いたように描くところ、小説家としての石原慎太郎にも興味を持った一冊だった。
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いやはや。石原慎太郎は すぐれた書き手である。 政治家としての視点と 作家としての視点と 人間としての視点が 複雑に絡み合って 田中角栄というニンゲンを 浮かび上がらせる。 一人称で 自分を語りながら まわりの風景と人間模様を 描く。 生い立ちから 土方をしたことを 自分の強み...
いやはや。石原慎太郎は すぐれた書き手である。 政治家としての視点と 作家としての視点と 人間としての視点が 複雑に絡み合って 田中角栄というニンゲンを 浮かび上がらせる。 一人称で 自分を語りながら まわりの風景と人間模様を 描く。 生い立ちから 土方をしたことを 自分の強みにして 東京に出ても 積極的に 仕掛けていく。 もともと 政治家としての 天分があったんだね。 佐藤、福田に対する見方 バルカン政治家 三木と中曽根に対する見方 そして、竹下 と 小沢。 竹下が金丸とくっついた ということ。 など、なんか 政治家ニンゲン模様が 出ていて面白い。 やはり 天才ともいえるねぇ。 それを 描こうとして 石原慎太郎の意気込みも なぜか不思議と面白い。
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