天才 の商品レビュー
田中角栄の一人称回顧録。それを田中の金権政治批判の急先鋒だった石原慎太郎が描く。面白い企画ではあるが、いまひとつ芯が感じられない。天才の天才たる所以をもっと明らかにして欲しかった。 一番書きたかったのは、最後の「長い後書き」だっのかな。
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かなり話題になった本なので とりあえず読んでみようと。 田中角栄さんの一人称で描かれているので 石原さん本人の主観もかなり入っていたのかも。政治の流れはある程度わかったものの 実際はホントにここまで思い至ってたのかと少し疑問が残った。 とりあえず読んだと言う結果かな。イマイチ。
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田中角栄を石原慎太郎が一人称で描いた話題作です。 個人的には異形の将軍で見た内容でした。 残念ながら話題先行やったかなと思います。 ちなみにうちの親父も同意見でしたσ^_^;
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田中角栄が総理大臣の時 私はまだ小学生の 3〜4年生だったと思う 頻繁にテレビで見る顔は 私にとって 汚職事件で騒がせた悪い奴ではなく ジョークの聞いた喋り口調 (ジョークではなかったかも知れませんが 子どもの私には面白い喋り口調でした…) ガンのきいた顔もどこか 親しみやすく好...
田中角栄が総理大臣の時 私はまだ小学生の 3〜4年生だったと思う 頻繁にテレビで見る顔は 私にとって 汚職事件で騒がせた悪い奴ではなく ジョークの聞いた喋り口調 (ジョークではなかったかも知れませんが 子どもの私には面白い喋り口調でした…) ガンのきいた顔もどこか 親しみやすく好きなおじちゃんだった 石原氏の言う通り 角栄さんの政治家として 感の鋭さ 先を見て物事を動かしている 行動的なやり方は 世界も恐れていたのかも… 出る杭は打たれてしまったのでしょうか? それを見ぬふりした日本の政治が 情けなかったのでしょうか? 熱い親父が また新たな日本を救って欲しいと 思える1冊でしたが 石原氏が一人称として 物語風に作られたところに 角栄さんが本当に感じていた事とは 少しずれているのではないか? 疑問の残る1冊でもあります。
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読書後の感想として「権力やお金を持っても最後は死が訪れるもので、その最後は悔いることが、権力を持った人は多いのかな。そうなら人として豊かに生きな方がいいのかな」と思った。 田中角栄のイメージとして「金権政治」「ロッキード事件」とダークな政治家。とでもともとは土方から始まっって建築...
読書後の感想として「権力やお金を持っても最後は死が訪れるもので、その最後は悔いることが、権力を持った人は多いのかな。そうなら人として豊かに生きな方がいいのかな」と思った。 田中角栄のイメージとして「金権政治」「ロッキード事件」とダークな政治家。とでもともとは土方から始まっって建築士!庶民だったとは…現場を知っていたからこそ確実に未来を見据えられたのでは。それを上手く利用して官僚を操作し、お金をばら撒きながら金権政治を行う。現在の何も変わらない、懐に入ってしまう政治家のお金の使用の仕方と全く意味が違ってくる。 金権政治が良いか悪いかわからないけど、真剣に日本の将来を考え、未来を切り拓いてくれる人が近代日本を作ったと思うと頭がさがる。 また、アメリカや大国を跳ね返す力を持った政治家は出てくるのでしょうか? 最後に、田中角栄が言うのだから間違いねー笑 「ああ、権力というものは所詮水みたいなものなのだ。いくらこの掌で沢山、確かに掬ったと思っても栓のない話で、指と指の間からあっけなく零れて消えていくものなのだなと。」
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一人称で書かれているので、自伝かと思ってしまうが、ドキュメンタリーでなく小説になるかな? 田中角栄ご本人が読んだら怒るような気がする。 今の時代に、こんな政治家がいたらと考えると複雑だ。良い意味でも悪い意味でも。
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「人生は他者との出会いで形作られる。」 この本で一番印象に残った言葉。 政治の世界で福田赳夫や佐藤栄作など様々な出会いを経た中でも田中角栄は異形だったと。 田中角栄もそうだが著者のものの考え方、人の見方が参考になる本です。
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神憑り的に局面を打破し続けたように描かれている。 全部ここに書かれてることが真実なのかはわからないが、こういう人物は現代にはいないのは、複雑に高度になったからなのか、世の中の衰退なのか。 政治家はひとが悪く金に汚くても、政治できればいいと思うので、こういう人物がうまれない世の中...
神憑り的に局面を打破し続けたように描かれている。 全部ここに書かれてることが真実なのかはわからないが、こういう人物は現代にはいないのは、複雑に高度になったからなのか、世の中の衰退なのか。 政治家はひとが悪く金に汚くても、政治できればいいと思うので、こういう人物がうまれない世の中は悲しい。
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電車に乗るときに読むものがなくて買った本。 読みやすいけど、その分内容が薄い気がした。田中角栄がどんな人生を歩んだのかをざっくり知りたい人にはぴったりな気はするが、それ以上にはならない。正直ちょっと期待外れでした。 一番印象に残ったのが後書きだったという事実は、著者の田中角栄...
電車に乗るときに読むものがなくて買った本。 読みやすいけど、その分内容が薄い気がした。田中角栄がどんな人生を歩んだのかをざっくり知りたい人にはぴったりな気はするが、それ以上にはならない。正直ちょっと期待外れでした。 一番印象に残ったのが後書きだったという事実は、著者の田中角栄に対する思入れの薄さを表すのではないかと思えてきてしまう。
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後書きがいいね。インテリだね。 田中角栄本は多いらしいけど、叩き上げとかそういうのが好きな人向けなんだろうな。小卒とかね。ふむ。エレガントではないわな。
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