翔んで埼玉 の商品レビュー

魔夜峰央(著者)

2019/02/08

キャッチーなフレーズが多すぎる。

徹底的に埼玉を、絶妙に真実をまじえつつ、「明らかにおかしいでしょ」のレベルでdisるもんだから、笑ってしまう。

悪口はよくないよねとかそういう次元にない。
もはや笑いとして昇華されきっているのだ。

埼玉も日曜日かな？

2019/03/23

500円硬貨が発行されたのが発表された１９８２年、作中に「ひえー県庁に一枚しかないのを拝めるとは」とある。
　埼玉県とその奥の群馬県が文明開化に取り残され、北米のアーミッシュのような江戸時代的生活、先住民のアメリカインディアンには誇りがあるが埼玉人は風土病＝サイタマラリアの保菌率が高いこともあって忌み嫌われ露骨に差別されている…
主人公＝麻実財閥の御曹司・麗は留学帰りで苛酷な実情をほとんど知らなかった（もちろん同級生には東京都民と標榜している）…彼の正体を知り、しかも付いていくという変態が出現、たちまちサイタ…に感染、伝説の（ヒーロー物定番）謎のお助け役…
　残念ながら未解決な結末。
　想起されて復刊される作品には「何かある」。ほかの者が、「差別されている」と集団で声高に叫ぶ現状を暗喩したのでかないか？

2018/12/27

もっと埼玉ネタでてくるかとおもったけど、全然でてこなかったｗ
でも、摩夜さんすごいたのしい。
パタリロよみたい

2018/11/11

書店員さんのお勧めコーナーにあった。面白かった、続きが気になるけど、もう描かないのかなぁ。 「時の流れに」は私の理想の恋愛SF漫画。

2018/08/19

「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ! 」
ネット上を震撼させた衝撃の埼玉ディス作品、ついに復刊!

『パタリロ』で知られる魔夜峰央の伝説の名作……いや迷作、「翔んで埼玉」。
近年Twitterで、その恐るべき埼玉ディスが話題となりました。
いわく、「埼玉から東京に行くには通行手形がいる」「一生に一度は三越に行くのが埼玉県民の夢」
「病気になっても医務室は都民のもの」「埼玉県民にはそこらへんの草を食わせておけ! 」……。
執筆当時、埼玉在住だった魔夜峰央氏の実体験が、たっぷり! ?
長きにわたりファンの間で語り継がれていた「埼玉版『ロミオとジュリエット』」が、今ここに、 再び幕を開けます。
新規描き下ろしのあとがきマンガも収録。

これ本当に映画化大丈夫？？？

続き書いて欲しいなぁ･･･。

2018/05/30

ずいぶん前に読んでいましたが、まさかの映画化決定情報を受けて、再読。
うーん、久しぶりに読み返しても、危険な過激さです。

かつては、あまりに思い切りがよすぎる魔夜先生の身の安全（？）が心配で、読みながら気が気ではありませんでしたが、ひどすぎて埼玉の人でも笑ってしまう内容ですね。
ディスりもここまで極めると、楽しいネタ話になるという典型。

そして、茨城の方がもっと下に見られていたということに気が付きました。
秩父から3時間、常磐線に揺られてようやく到着するという場所。（ひどすぎる・・・！）
埼玉にせよ、茨城にせよ、本当の僻地ではないので、ここまで揶揄できるのだなあと、今となっては余裕で楽しめました。

チバニアンが存在する以上、サイタマラリアが突然発生してもおかしくないように思える今日この頃です。

北関東への公平さを保つために『お前はまだグンマを知らない』も読んでおきたいところです（笑）。

2017/12/16

面白い。
何事も徹底してやりこめばある域に昇華する手本。

日本じゃ絶対制作できない、障害者で笑いを取るアメリカ映画を思い出した。

裏側を描くと表の問題点が浮かび上がるというか・・・

この漫画がそこまで深いかは別としてなんとなくそんなことが頭をよぎった。

2017/07/19

翔んで埼玉　中断
時の流れに
やおい君の日常的でない生活

これはひどい笑。
また、ミコちゃんがなんとも可愛い。

2017/06/16

昔の作品だというので、よくある作者デビュー時の中途半端な未収録作品を集めたやつか、ページ数の少ない小ネタ集みたいなのかと思ってたら違った。
中高生が埼玉disってるようなのをストーリーのある漫画仕立てにして、魔夜峰央テイストにするとこうなる、みたいな。ちょっと同人誌っぽいかな。
同時収録の２作品はそれなりにオチがついていて終わってるけど、やっぱりイマイチなので☆マイナス1、翔んで埼玉は話が終わってないので☆マイナス1。続きが読みたい。

2017/03/31

地方民なので、体感としての「関東民における埼玉の位置付け」みたいなものがイマイチわかってないところもあるけど80年代というかパタリロのノリというかそこらへんは普通に楽しめました