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下鴨アンティーク 祖母の恋文 の商品レビュー

3.8

38件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2018/03/24
  • ネタバレ

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金魚の着物 人の気持ちは変わる おばあちゃんからおじいちゃんへの恋文はほっこりした。嫉妬罪深い。けど愛感じる。 従兄弟同士で恋人を争ってた話。戦争とかで2人とも帰ってこないという可哀想な話だったけれど。着物では2人仲良く。 鹿乃の兄、良鷹がメインの話。これはもう真帆さん良鷹が好きなのでは…? 風鈴草の着物を着た女性の悲しい過去に泣けた。

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2018/03/17

シリーズ3 金魚の着物 鹿乃の友達梨々子の祖父満寿(喫茶店経営)が昔同棲していた彼女の置いていった金魚の着物のはなし 祖母の恋文 帯 北窓堂さんが持ってきた祖母が祖父に宛てた恋文それはに関する帯のはなし 桜と紅葉の着物 夏休み訪ねてきた春野に祖母の昔の写真を貰う、そこに祖母...

シリーズ3 金魚の着物 鹿乃の友達梨々子の祖父満寿(喫茶店経営)が昔同棲していた彼女の置いていった金魚の着物のはなし 祖母の恋文 帯 北窓堂さんが持ってきた祖母が祖父に宛てた恋文それはに関する帯のはなし 桜と紅葉の着物 夏休み訪ねてきた春野に祖母の昔の写真を貰う、そこに祖母と写っていた女性の着物が蔵にあったことを思い出す。 良鷹と別荘での話 夏にいつも別荘で過ごす良鷹、そこにおつかいにきた真帆が見たのは綺麗な女の人 しかし、その女の人は幽霊で、良鷹は毎年彼女に会うためにこの別荘にきていた、 そして、彼女の謎が明らかになるはなし

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2018/02/17
  • ネタバレ

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蔵の着物を巡る物語、第3弾。 タイトルにもなっている「祖母の恋文」は、おふじさんの若い頃、どこか微笑ましいものだった。 慧が鹿乃が大人になってゆくことに動揺しているのが、良鷹同様少し面白い。 いつまでも女の子は「女の子」ではないんやぞ、と思う。 春野の出方がわからなくてそれもまた面白いけれど、鹿乃はブレないんだろうなぁとも思う。 着物を巡る謎については、金魚の話はどこかくすぐったくて、でも満寿さんに伝えたくなるような、でも伝えてはいけないこともわかる結末だった。 時代というのはやり切れないものを多く含むな、と。 カンパニュラの件も同様に。 でも、良鷹が見つけてくれたことで救われたものはきっとあったと信じたい。

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2017/12/31
  • ネタバレ

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秘められた想いを解き放て。 京都が舞台の着物(とアンティーク色々)のファンタジー。様々な恋愛が描かれている。 「金魚が空を飛ぶ頃に」鹿乃の友人・梨々子の祖父は、商店街の喫茶店<オー・ルヴォアール>のマスター・満寿。今回は彼に関わる着物の話。そして梨々子の話も。関西で金魚といえば大和郡山ですよね。 「祖母の恋文」鹿乃の祖母・芙二子が健次郎に宛てた恋文について、そのきっかけとなった帯はどのように解決するのか。芙二子と健次郎のやり取りも楽しい。そして、ちょっとやきもちを妬く慧。 「山滴る」謎の大学生・春野が持ち込んだ謎が、思いもよらぬ出会いを呼ぶ。田村先生の正体は、まだここではにおわせるだけ。 「真夜中のカンパニュラ」登場人物は良鷹と真帆。良鷹が夏を過ごす別邸の謎。事件の真相は哀しいけれど、この二人の関係も気になるところ。 巻末にCobalt掲載時のイラストが載っていて思い出しましたが、鹿乃と良鷹は色素が薄いんだな、と。和風顔のイメージがどうしても抜けない。

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2017/01/12

語られるエピソードのひとつひとつは結構ヘビーなことに気が付きましたが、登場人物たちのおかげで、あまりチクチクしない気がします。今回は、おふじさんにほっこりし、「山滴る」の思いにうるっときました。最近、涙腺が弱いです。

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2017/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

妹より譲受本。 シリーズ2、3作目をまとめてもらっていたけれど 間違えて2作目を飛ばして3作目を先に読んでしまった(^^;) おばあさんの残した古い着物が巻き起こす、不思議な現象は 1作目読んだときはなかなかついていけなかったけれど 慣れてきて、楽しみになりました。 おばあさまのツンデレ感がすごい。 グータラなお兄さんが、いつもと違う一面が。 (京都に滞在中に読み、下鴨神社にも行ってきました!)

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2016/08/06

魔法のような不思議なことが起こる着物がたくさんしまわれている蔵。 その管理を亡くなった祖母から任された高校生の鹿乃のシリーズ第三弾。 祖母が祖父に書いた恋文にからんだ着物の話や、兄の良鷹が毎年夏を別荘で過ごす理由、バラを育てている春野の本心など、伏線が明らかになる話が出てくる。...

魔法のような不思議なことが起こる着物がたくさんしまわれている蔵。 その管理を亡くなった祖母から任された高校生の鹿乃のシリーズ第三弾。 祖母が祖父に書いた恋文にからんだ着物の話や、兄の良鷹が毎年夏を別荘で過ごす理由、バラを育てている春野の本心など、伏線が明らかになる話が出てくる。 孫とおじいちゃんの話が最初なのだが、孫とおじいちゃんの組み合わせだけで泣ける。 そういうのが弱い人は電車や公共の場で読まない方がいいです。 私は号泣して大変でした。

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2016/06/30
  • ネタバレ

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シリーズ3作目。安定の面白さ。 古い着物が巻き起こす奇怪な現象は完全にファンタジーなのに、その一つ一つの事件が抒情的で物悲しく美しい。 祖父母の若かりし頃の恋愛話は相変わらず素敵です。ツンデレ祖母が可愛い。 慧の心情に変化が出てきたり、良鷹の切ない初恋(?)や春野の不思議っぷり。今回は主要男性キャラたちに動きがあってとてもよかった。 鹿乃の恋愛観も謙虚で良いですね。 次巻も楽しみです。

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2016/05/02

シリーズ3作目! 今作は、真夜中のカンパニュラが切なくて、でもそこには愛があって少し泣けました。 そして、祖母の恋文がパワフルでクスッときます。パワフルだけどヤキモチ妬きで可愛いおばあちゃんにほっこりしました。

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2016/04/06

さらに面白かった。亡くなっているはずのおばあさまがエネルギッシュでパワフルで、最高に良い。怠け者のお兄ちゃんの冒険も切ない。 個人的には、最後のイラスト集は不要だった。自分のイメージを固定してしまいそうなので、見たくない。

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