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下鴨アンティーク 祖母の恋文 の商品レビュー

3.8

39件のお客様レビュー

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2020/07/06

鹿乃の友人梨々子とお母さんは相性悪いんだろうな。鹿乃の事がなくても、根本的に合わないんだと思う。他人なら関わらなけれいいけど、親子だから面倒。恋文といいながらお祖母さんらしいほんと犬も食わない。春野の本性が出てきた?慧のお父さんらしき人も出てきて、これから楽しみ。良鷹が探り当てた...

鹿乃の友人梨々子とお母さんは相性悪いんだろうな。鹿乃の事がなくても、根本的に合わないんだと思う。他人なら関わらなけれいいけど、親子だから面倒。恋文といいながらお祖母さんらしいほんと犬も食わない。春野の本性が出てきた?慧のお父さんらしき人も出てきて、これから楽しみ。良鷹が探り当てた風鈴草の幽霊の真相。せめてあなたが生きていてくれることが・・・、と思っていたのにこんなことになっていたなんて。お墓の下ででも一緒に、思うのは悲しすぎる。

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2020/05/07

シリーズ第三弾。 前巻では、鹿乃の友人・奈緒関連の話がありましたが、今回は梨々子に絡む話が収録(「金魚が空を飛ぶ頃に」)。 こうゆう群像劇っぽいのは(メインの視点がとぶという見方もあるかもしれませんが)、私は嫌いじゃないですね。登場人物一人一人に物語があり、それを知ることで魅力...

シリーズ第三弾。 前巻では、鹿乃の友人・奈緒関連の話がありましたが、今回は梨々子に絡む話が収録(「金魚が空を飛ぶ頃に」)。 こうゆう群像劇っぽいのは(メインの視点がとぶという見方もあるかもしれませんが)、私は嫌いじゃないですね。登場人物一人一人に物語があり、それを知ることで魅力が増すってもんです。 そして、何だか危険人物っぽくなってきている春野君。鹿乃、狙われていますよ!今後の彼の動きに注目です。 第四話「真夜中のカンパニュラ」は背景が哀しく残酷で、読んでて重くなりましたが、良鷹&真帆のコンビは好きなのでこの二人メインの話はこれからもお願いしたいところです。

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2019/12/11

シリーズ第3弾。 「金魚が空を飛ぶ頃に」「祖母の恋文」「山滴る」 「真夜中のカンパニュラ」の4つのお話し。 古い物に宿る想いをひもとくお話だけど 色んな想いがあるもので、カンパニュラの話は 予想外にミステリしてて驚きました。 続きを読みます。

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2019/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

梨々子メインの金魚の話。 梨々子の母親、なかなか酷い。。。 私だったら絶対もっと反発するわ。 (金魚が空を飛ぶ頃に) 表題作は、おばあちゃんの話。 相変わらずのツンデレぶりだが、あの芸妓も狙ってたねえ、あれは。 (祖母の恋文) 春野さん、ちょっと恐くなってきた。 鹿乃を好きになった? (山滴る) 良鷹目線の話は、入れ替わりとか殺人・死体遺棄とか、一番ミステリーっぽい。 今回の話は猟奇的な旦那に嬲り殺された奥様、とその愛人。 (真夜中のカンパニュラ)

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2019/01/04

「恥をかかされた」 ろくな意味で使われない言葉。 その言葉の主語は「自分」だから。 その理由も、正しいも間違ってるも関係なく、ただ自分が不快だったというそれだけだから。 エゴの塊。

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2018/10/09

アンティーク着物や帯留めが華やかで、お料理やお菓子が鮮やかで、関西弁が柔らか。安心して楽しめるすきなシリーズ。今回も堪能した。鹿乃と兄の良鷹と居候の慧の三人暮らしや、動揺して再びお菓子の家を作る慧やパラパラ漫画の鹿乃と慧のやり取り等が微笑ましくて可愛らしい。涼しげで瑞々しい夏の情...

アンティーク着物や帯留めが華やかで、お料理やお菓子が鮮やかで、関西弁が柔らか。安心して楽しめるすきなシリーズ。今回も堪能した。鹿乃と兄の良鷹と居候の慧の三人暮らしや、動揺して再びお菓子の家を作る慧やパラパラ漫画の鹿乃と慧のやり取り等が微笑ましくて可愛らしい。涼しげで瑞々しい夏の情景が心地好かった。

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2018/08/28

シリーズ第3弾。全4話。可愛くて微笑ましい話から悲しく切ない話までそれぞれがちがうテイストの話。どれも面白かったです。 特に1巻から登場はしていた大学生の春野君がここへ来て存在感を見せ始めた…と言うか、主人公の鹿乃にちょっかいを出し始めたのが気になる。

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2018/08/11

鹿野の話より義鷹の話の謎の方が物悲しか印象深く 面白かった。 義鷹はクズだけどロマンチストでギャップがあって 好き!

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2018/06/30

装丁も好き、話の内容というか流れも好き、男性キャラがすごく好き、着物の話も興味深い。 のに、生理的に主人公と女性キャラが受け付けられないという私的に悲しいこのシリーズ。 それでも読んでしまうのは、やっぱり由鷹がすごくすごくすごく好きだから、かもしれません。 1巻でふらりと現れた...

装丁も好き、話の内容というか流れも好き、男性キャラがすごく好き、着物の話も興味深い。 のに、生理的に主人公と女性キャラが受け付けられないという私的に悲しいこのシリーズ。 それでも読んでしまうのは、やっぱり由鷹がすごくすごくすごく好きだから、かもしれません。 1巻でふらりと現れた春野くん、登場時から、このこ癖があるなー絶対一筋縄ではいかない性格してるんだろうなー、どこかでひょいっと現れて天使の笑顔で引っ掻き回していくぞ、と思っていたら、その通りの展開になったので、春野ファンとしては狂喜乱舞しました。 顔は見てないけれど、爪がきれいなのは見てた、とかそういうちょっとしたエピソードが好きです。 由鷹が大好きなんですが、彼がメインの話になると決まって出てくる真帆が心底苦手で…。なので、読もう!という気持ちになるまで結構時間がかかってしまいました。が、蓋を開ければとても悲しく、そして美しいお話で、やはり由鷹は良い!と感動。怠惰な彼だからこそ、あんまり救いのないお話が似合うというか。変えられない過去に対して、どうやって気持ちを切り替えていくのか。それとも、これから一生、その気持ちを抱えて生きていくのか。由鷹の場合は後者の気がします。

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2018/05/20

内容(「BOOK」データベースより) 蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…?一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮家の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物...

内容(「BOOK」データベースより) 蔵にある“いわくつき”の着物の管理を、亡き祖母から引き継いだ高校生の鹿乃。ある日、祖母が懇意にしていた骨董店の店主から、祖母が、祖父に宛てて書いたという恋文を渡されて…?一方、鹿乃の兄・良鷹は、野々宮家の別邸にこの時期だけ現れる、風鈴草の着物を着た女性について調べていたが…。京都、下鴨が舞台。古い物に宿る想いをひもとく、温かな人情譚。

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