罪人よやすらかに眠れ の商品レビュー
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連作短編集。札幌、中島公園近く、高級住宅街でもひときわ大きな屋敷がある。前を通りかかったり、住人に声をかけられたりして中に案内される人々。彼らにはそれぞれ秘密があった。屋敷主人の中島夫妻、娘、メイド?しつじ?、謎の美青年北良。彼らは訪れる人々の真実を明るみに出していく。 友人が通り魔だと知った男。女の同級生がらみ。 殺人を、目撃した小学生 息子のひき逃げを隠そうとする、夫 幼なじみをスーツケースに隠してしまった女の子 年上子連れと付き合う男性 通り魔殺人に巻き込まれ、研究者の恋人を殺された女 一瞬で読めた。設定とか題材は面白かったから、もうちょっと深みがあればよかったなー。多分記憶には残らなそう。
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業を持った者が迷い込む札幌の屋敷で、そこの美形な住人にその業を暴かれる短編集。 どれもスッキリしない終わり方だった。中途半端に暴かれ最後は放り出され、はっきりとした結末が描かれていないものが多かったし、後味の悪い話が多めだった。
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この作者のこの手の短編集は面白く読める。ただし、あまりにも強引すぎる推理には、えってなる。四人目のスーツケースに隠れて亡くなる、五人目の母親が亡くなったこと、六人目のデータのねつ造まで、推測つくはずないよ。
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(収録作品)友人と、その恋人/はじめての一人旅/徘徊と彷徨/懐かしい友だち/待ち人来たらず/今度こそ、さよなら
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この作家のこういう軽快系(でもちょっとダーク)連作短編ものが好き。ただ最終話のオチが特になくて残念。まだ続くから、なのかな。
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初読みの作家さん。中島公園隣の豪邸を舞台に、業を持つ6人の人間が招かれる。独立した6つの短編。頭脳明晰な美貌の北良さんの過去が気になる。軽く読めて疲れない点はいいかも。
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お勧め度:☆4個(満点10個)。石持さんにしては内容的にいまひとつキレがないような気がするし、連続短編6つが何か中途半端に終わっている気がするからだ。内容としては、それぞれ業を抱えた人達がその館に引き寄せられ、自分の秘密や罪を「北良」という探偵風の美男子に暴かれていくというお話である。この探偵が恐ろしく頭が切れて、ほんの些細な話から論理的に真相にせまっていくストーリーはちょっと怖さをも感じる。私が印象深かったのは「初めての一人旅」の章だ。「罪人」は「ざいにん」でなく「つみびと」なのだというのがミソかなあ。
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札幌の中島公園のそばにある豪邸・中島家.主人夫妻と碧子,使用人の北良,木下,菖蒲が住んでいる.その豪邸の入口の階段部に問題を抱えた人物がいて,中島家の人に家の中に案内され,話をしているうちに,北良の的確な推理で事件の真相が判明する という筋書きの話が6つ.どれも後半の展開が秀逸だ...
札幌の中島公園のそばにある豪邸・中島家.主人夫妻と碧子,使用人の北良,木下,菖蒲が住んでいる.その豪邸の入口の階段部に問題を抱えた人物がいて,中島家の人に家の中に案内され,話をしているうちに,北良の的確な推理で事件の真相が判明する という筋書きの話が6つ.どれも後半の展開が秀逸だったが,4番目の「懐かしい友だち」が面白かった.野田日向子の消息を鮮やかに解明する北良,しかもイケメンの由.気軽に楽しめる本だ.
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中島公園の隣の大豪邸・中島家に引き寄せられる人たち。中島家の美男美女は家の前で困っている人を迎え入れ、居候のような謎のイケメンが困り事や隠していた事件の真相を暴く。彼らは何物かは明らかにならないまま終わってしまう。気になる~。
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札幌市、中島公園のすぐそばの豪邸。そこに迷い込んだ人々の背景が解き明かされる連作短編集。 探偵役の北見は居候なのか謎の人物。 邸の主人夫婦と娘、執事、家政婦等々も気になるところ。 いずれ続編が出るのだろう。 座間味君と同じようなつくりだが、こちらのほうが雰囲気があって面白かった。...
札幌市、中島公園のすぐそばの豪邸。そこに迷い込んだ人々の背景が解き明かされる連作短編集。 探偵役の北見は居候なのか謎の人物。 邸の主人夫婦と娘、執事、家政婦等々も気になるところ。 いずれ続編が出るのだろう。 座間味君と同じようなつくりだが、こちらのほうが雰囲気があって面白かった。 (図書館)
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