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罪人よやすらかに眠れ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/12/02 |
JAN | 9784041037331 |
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罪人よやすらかに眠れ
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商品レビュー
2.9
39件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それは揺らがぬ、この《館》のルール。 「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」 北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。 公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。 「友人と、その恋人」を連れた若者、 「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、 「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、 「懐かしい友だち」を思い出すOL、 「待ち人来たらず」に困惑する青年、 「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。 そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。 果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか? ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。 まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生! 中島公園というのは、札幌のどこにあるのか分からなくて、ググってみたらなかなか素敵な公園ぽかった。そして、そんな素敵な公園の近くに住んでるなんてお金持ちなのねって思ってしまった(実際には知らんが)。まぁ、実際にすごく大きな館に住んでるんだからお金持ちなのだろうな。だが、業を抱えている人しか入れない謎の屋敷… 業ってなんだろうって思っていたら、本当にすごいまさかの秘密だった。ちょっと想像がつかなかったことが、館を訪れた人たちに起こっていた。最初の若者が知ってしまった友人の秘密や叔母の家に遊びに行ったはずの女の子が目撃したこと、徘徊をする中年男性の理由、忘れていた同級生との思い出、待ち合わせに来ない恋人の子どもが待ち合わせ場所にいた理由、極限状態にいた恋人の行動の意味。本当にすごかったし、屋敷を出たときはどこか重い荷物を下ろしたような雰囲気なのに、最後まで読むと全然そうじゃないのが怖かった。特に、大事な友だちのことを忘れていた女の人の最後が…またそのセリフを言うの??懲りてないの???ってなった。 しかし、読んでいくうちに「この北良さんって何者なの?」となっていく。業を抱えた人しか入れない館で、業がなくなった人は出ていく。そんな館で、恐らくこの屋敷の親族でも使用人でもない謎の人物。最後の章で北良さんの正体に近づいたようなかんじもあったけど、真相までは分からずじまい。気になる。でも、彼女が推理したとおりの正体だったら、北良さんを匿ってる?中島家はどうなってしまうのか…でも、きっと大丈夫なのだろうな。 業は抱えたくない。だけど、自分が自覚してない業があって、それをあの屋敷が呼び寄せるのかな…怖いな、あの屋敷とあの屋敷に住む人たち… 2024.6.8 読了
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短編でサクサク読める事は良いが、解決に至るまでの推理と解決後にモヤモヤ。 家人や館について伏線が様々あるが、少しづつ明かされる事もなくモヤモヤでした。 人物像などははっきりしていて、一人一人に引き込まれて良かった。
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座間味くんやRがつく月シリーズと同じような謎解きスタイルでしたが、なるほど!とおもったりゾッとしてる間にすぐ終わってしまいました! 結局北良くん何者…続編期待です。
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