タスキメシ の商品レビュー

額賀澪(著者)

2024/09/14

著者、額賀澪さん、ウィキペディアによると、次のような方です。

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額賀 澪（ぬかが みお、1990年 - ）は、日本の小説家。茨城県行方郡麻生町（現行方市）出身。東京都在住。

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で、ブックデータベースによると、本作の内容は、次のとおり。

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陸上名門高校の長距離選手、眞家早馬（高３）は大けがを負いリハビリ中。そんな折、調理実習部の都と出会い料理に没頭する。一学年下で同じ陸上部員の弟・春馬、陸上部部長の親友助川、ライバル校の藤宮らは早馬の復帰を切実に待っている。しかし、早馬は競技からの引退を宣言。それぞれの熱い思いが交錯する駅伝大会がスタートする。そのゴールの先に待っているものとは。高校駅伝、箱根駅伝の臨場感溢れる描写と共に、長距離走に青春を捧げる陸上青年の思いと生き様が熱く描かれる。

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2024/07/17

駅伝にかけていた早馬は膝の故障で走るのを辞めてしまい、料理研究部の都の指導のもと、同じく長距離をやっている偏食家の弟・春馬の為に美味しい料理を作っていきます。
早馬の走る姿が好きな同級生の助川も関わってきて、助川と都が幼馴染だったり、時間の流れも行ったり来たりするお話しでした。
あ〜そういう事かと理解する事もあったけど、私は時間の流れのあっちこっちは読みにくかったです。

ただ、何でもそうですが、一生懸命に打ち込む姿は素晴らしいと感じ、応援したくなります。
自分も若い時に、何か打ち込んで喜びも悔しい思いも経験してみたかったなと思いました。

2024/06/23

おいしそうな料理がたくさん出てきてお腹が空く。私は運動音痴で、ましてや走ることなんて苦痛でしかないけど…終わったあと、ご飯何かな？そう思いながら、しんどい最中に最後の力を振り絞ることができる、そういうのはちょっと分かる気がする。楽しみだと思える料理を、自分が作った料理が誰かの活力になれたら、なんて幸せなんだろう。

2024/01/06

読み終え、熱いものが込み上げるのを感じた。
人生とは孤独な個人競技だ。ゴールは人によってそれぞれ違い、しかも落とし穴から上り坂、下り坂、さらに「まさか」という罠までついてくる。
心に傷を抱えた陸上選手、彼はクラスメイトと料理で交流する中で段々と自分の事を打ち明けていく。
問題を抱えているのは一人だけでなく、誰もがそれぞれの問題を抱えている。
この作品の中にはそれでも逃げず、何とか立ち向かおうとする人々がいる。

2023/12/19

もうすぐ箱根駅伝ですね〜♪
「タスキメシ」料理と駅伝？スポーツに食は大切ですし、更に競技を極める人達には重要。

兄弟愛、友情、ライバル、挫折、夢、希望
そしてちょっとだけ恋…

主人公・早馬が立ち直っていく姿は痛々しくもあり過ぎ去った自分の青春を思い出しました。
わたしも姉妹で同じスポーツをしてましたので、気持ちも本当に良くわかって｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡

さぁシリーズ物です！
高校、大学と早馬の競技時代は終わりました。
次は？スポーツ管理栄養士として弟や親友達と関わるのかな⁇
楽しみなシリーズ発掘です‹‹\(´ω` )/››

2023/12/16

感動の青春スポーツ物語に、美味しそうな料理がいっぱいで、読んでいてすごく楽しかった。
兄弟や友人がお互いを思い合う姿が素敵。
料理もできる陸上男子、かっこいいなぁ。超偏食の弟が兄の料理に魅了され、それを楽しみに走るのも、いいなぁ。
シリーズの他の作品も楽しみ。

2023/11/21

長距離ランナーの早馬と春馬の兄弟。膝を故障し陸上から離れてしまった早馬。挫折や怖さを味わいながらまた陸上の世界へ戻ろうと決意する。母親目線で感情移入しまくりで辛かった。早馬が気になり一気読みだった。都ちゃんもライバルの助川も藤宮もみんな素敵。仲間っていいな。今をひたすら踏み出していく若者たちの物語。

2023/11/07

転職の魔王様が面白かったので。
駅伝×料理
陸上だけじゃなく色んなことを「続けていく」のは大変なこと。
続きを読みたい。

2023/10/06

長距離走を怪我で断念した男子が一人しかいない料理研究部へ。
あきらめる勇気。
続ける恐怖。
兄弟、親子、周囲の目。
様々な葛藤と闘いつつ自問自答する高校生活。
シリーズのようなので、ここからどう転じていくのか楽しみ。

2023/06/26

怪我で陸上を諦めるかの葛藤、年子の兄弟としてのそれぞれの思い、都ちゃんの背景からくる料理、チームメイトの気持ち、、、
最後、駆け足すぎかなとも思うけど
青春スポーツものについつい泣いちゃう事を確信しました。
続編読みます。