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タスキメシ の商品レビュー

3.7

90件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2021/10/05

高校駅伝での失敗、挫折そして快走。 どれだけ想像しても予想通りにいかない ただ走るだけなのに、いつも速く走るのは難しい。だから面白い。 今年も高校駅伝県予選を見に行こう。

Posted byブクログ

2021/04/26

2021.04.26 大好きな「箱根駅伝」の本だ。こんな本があるなんて知らなかった。取材がすごいのか、自分でも走るのか、臨場感と揺れ動く心の内、葛藤みたいなものが心地良く伝わって来る。そしておかずのこと。これがまた駅伝を引き立ててるようにも思う。さあ、次が待っている。読むぞ〜!

Posted byブクログ

2020/07/09

ジョグフリークおっさんの俺としちゃあ、アスリートの気持ちを量るなんておこがましいけど、故障の辛さ、鍛錬からの解放願望、仲間への嫉妬と期待って、それなりに経験してるんだよ、これが。タイムがぐんぐん伸びる喜びから一転、脹脛に膝に大腿に次々とケガが襲い、いったん向上心が途切れるともう辛...

ジョグフリークおっさんの俺としちゃあ、アスリートの気持ちを量るなんておこがましいけど、故障の辛さ、鍛錬からの解放願望、仲間への嫉妬と期待って、それなりに経験してるんだよ、これが。タイムがぐんぐん伸びる喜びから一転、脹脛に膝に大腿に次々とケガが襲い、いったん向上心が途切れるともう辛い思いして走るのができなくなった。ケガをもろともせずタイムを上げていく後輩がうらやましくも、もはや自分には無理だなと、ちと寂しいながら諦める。なにごともそんなこんなで、自分なりのポジションに収まるわけか。

Posted byブクログ

2020/04/09

表紙に躍動感を感じたけど、内容は結構ネガティブだったかも。高校陸上長距離部の兄弟、早馬と春馬。兄早馬は県駅伝で素晴らしい走りをするが膝を故障する。リハビリをしながら復活に向けて葛藤しながらも、料理研究部の都と料理に没頭。進路のこと、弟春馬のことに揺れ動く早馬の心理を交えながら、幼...

表紙に躍動感を感じたけど、内容は結構ネガティブだったかも。高校陸上長距離部の兄弟、早馬と春馬。兄早馬は県駅伝で素晴らしい走りをするが膝を故障する。リハビリをしながら復活に向けて葛藤しながらも、料理研究部の都と料理に没頭。進路のこと、弟春馬のことに揺れ動く早馬の心理を交えながら、幼少時代のこと、高校生のころ、箱根駅伝のレース中のことを様々な視点で展開して描かれる。結局、陸上選手としては大成しなかった早馬だったが、最後に箱根駅伝で果たした役割に感動した。爽やか青春小説という感じはしなかったがよかったと思う。

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2020/04/02

話の流れが最後まで読めなくて、ほぼ最後になるまで何が言いたいのかわからなかった…ちと残念。競歩王が面白かっただけに。

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2020/03/13

駅伝小説に料理が出てくる。ただこの小説の本質は苦悩や喪失を抱えた男女が、いかにして壁を乗り越えていくか、そしてなにをつかみとっていくのか、その自分自身との葛藤を内面から描いていく小説だ。 長距離選手として期待されていた高3の眞家早馬。大会で右膝の骨折という大怪我を負い、リハビ...

駅伝小説に料理が出てくる。ただこの小説の本質は苦悩や喪失を抱えた男女が、いかにして壁を乗り越えていくか、そしてなにをつかみとっていくのか、その自分自身との葛藤を内面から描いていく小説だ。 長距離選手として期待されていた高3の眞家早馬。大会で右膝の骨折という大怪我を負い、リハビリ中に調理実習部の井坂都と出会ったことをきっかけに料理を追求し始める。 ただ同じ陸上部の弟春馬、陸上部部長の親友助川、ライバル校の藤宮らは早馬の陸上部復帰を待ち続ける。ただ早馬は完全に陸上からの引退を決意する。という大きな流れの中で、早馬と都、そして早馬と春馬の料理や食事に関するシーンが挟み込まれていく。 各キャラが立っており生き生きとした若者たちが描かれていく。しかし根底に流れるのは登場人物それぞれが抱える苦悩、葛藤、決断に至るまでの心情である。眞家早馬の骨折という現実に対して、それぞれの思いがぶつかり合う。そこがこの小説の一番の魅力なのだと思う。 その中でも都の存在が重い。重過ぎる。そこまでのキャラを作らなくてもいいのではないかとも思う。 そして理由は分からないが、全体的になぜか読みにくいまま進んでいく。それは場面転換の多さなのか、料理の美味しさが伝わらないからなのか、苦悩と葛藤の応酬にページをめくる手が遅くなってしまうのか。 でも若者たちが壁を乗り越えて成長していく姿はやっぱり素晴らしい。続編も楽しみだ。

Posted byブクログ

2020/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新感覚駅伝小説! 一見、ガサツで無神経な都。本当は思いやりがあり、寂しさを抱えている女の子。間違いなくこの物語のキーマンで、ある意味都を中心に回っている。 早馬が大学に入学してから陸上に復帰することも意外だったが、都と早馬が恋人同士にならないのはもっと意外だった。 既刊の続編を早く読みたいです。

Posted byブクログ

2020/03/03

陸上、料理、人間模様。 どれかに比重が偏ってないところが強味でも弱味でもあるかな。 ★5つにしても良いくらい楽しく読みました。 が、額賀作品に対する期待値が上がってきてる今の気持ちの備忘録として、今回は4つにしておきました。ごめんなさい。

Posted byブクログ

2020/02/24

男子高校生、怪我で陸上が続けられなくなったら何をする?料理を覚えて弟の競技生活を支える。これにより志望大学も絞り込めた。故障がマイナスではなく良い方向に向かいました。

Posted byブクログ

2020/01/28

文庫版の帯を柏原竜二さんが書いていたので気になって読んでみた一冊。 青春もの、という括りになるかと思うのだけど、それにしては青臭さが足りない読後感。 人物描写が浅いのか、どの登場人物もなんだか読んでいてしっくりこない。言動がちぐはぐな感じ。 キーとなる料理の描写も、食べたくなる...

文庫版の帯を柏原竜二さんが書いていたので気になって読んでみた一冊。 青春もの、という括りになるかと思うのだけど、それにしては青臭さが足りない読後感。 人物描写が浅いのか、どの登場人物もなんだか読んでいてしっくりこない。言動がちぐはぐな感じ。 キーとなる料理の描写も、食べたくなるような美味しそうな感じが伝わってこない。 いっそ駅伝とか走る場面に特化して書いた方が良かったのでは?と思った。走っている場面の臨場感は良かった。

Posted byブクログ