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復讐屋成海慶介の事件簿 の商品レビュー

3.5

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

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2022/07/18

2022.07.18 「彼女の家計簿」の隣にあったのでついでに借りた本。彼女の〜より面白かった。 あんなに美菜代のことをブスブス言って馬鹿にしてた成海が、どうして最後の章で美菜代の復讐について仕事(金)そっちのけで尾行したり手を握ったりしたのかよくわからない。そこさえなければコ...

2022.07.18 「彼女の家計簿」の隣にあったのでついでに借りた本。彼女の〜より面白かった。 あんなに美菜代のことをブスブス言って馬鹿にしてた成海が、どうして最後の章で美菜代の復讐について仕事(金)そっちのけで尾行したり手を握ったりしたのかよくわからない。そこさえなければコメディ系ドタバタ小説で完結したのに、ちょっと残念だった。 気づかなかっただけかもしれないけど、この小説には北海道(帯広)絡みのものは何もなかった!

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2022/05/27

2022.5.27完了 タイトルからすると少々手ぬるいかな。 読みやす過ぎたのでサラッと終わってしまったが、別に嫌いではない。 もっと復讐してもいい。 気持ちは分からなくもないが。。。

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2022/05/13

本格探偵小説の日常の謎として読みましたが、女性の本音が赤裸々に描かれている作品ですね。 初めて読む作家さんだと思いましたが、どうも発売当初に目を通した記憶が甦りました。ユーモアが有り読みやすいようでいて物事の真相を捕まえて懐の深い作品だった印象でしたが、2度目の感想も変わりません...

本格探偵小説の日常の謎として読みましたが、女性の本音が赤裸々に描かれている作品ですね。 初めて読む作家さんだと思いましたが、どうも発売当初に目を通した記憶が甦りました。ユーモアが有り読みやすいようでいて物事の真相を捕まえて懐の深い作品だった印象でしたが、2度目の感想も変わりません。 作家さんがかなり苦労をされた経験が有るのか、本質を見抜く筆力を持たれているように感じました。 作中にそこまで読み取れる人生の機敏さに驚く事が多々有りましたから、かなりの読書家か取材能力の持ち主なのだと感服しました。 このところ話題の作家さんに成られているのはそんな力量の持ち主だからこそかな。他の作品も読んでみようと思います。

Posted byブクログ

2022/04/08

そんなに上手く進むかなぁと思いながらもなんだかんだ収まるところに収まるという世の中の真理を上手く表現していた気がする。 個人的にはズルくて卑怯な人に復讐したい気持ちはよく分かるので、諦めさせる的なことは理解はできるけど納得はしたくないなぁと思った。

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2022/03/25

復讐屋らしかぬ成海さん、なんともいえぬ感じにひかれ、読みました。二人の掛け合いが、気持ち良かったです‼️

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2024/04/01

 おんぼろビルでひっそりと復讐屋を営む成海慶介を、押しかけ秘書・神戸美菜代の視点で描いた連作短編集。5編からなる。       * * * * *  設定が何ともおもしろい。復讐をしない復讐屋。復讐らしきことをしたのは第2話のみ。それもクライアントには復讐を断念させての上で...

 おんぼろビルでひっそりと復讐屋を営む成海慶介を、押しかけ秘書・神戸美菜代の視点で描いた連作短編集。5編からなる。       * * * * *  設定が何ともおもしろい。復讐をしない復讐屋。復讐らしきことをしたのは第2話のみ。それもクライアントには復讐を断念させての上で。  成海にしてもキャラ設定がいい。冷淡でただの面倒くさがりかと思えば、意外に情に篤くマメなところもあります。  ただ気になるのは、ミステリーや探偵ものとしての魅力に乏しいところです。  引き受けた依頼については、第4話以外は全て成海が陰で動いて解決してしまう。詳細は描かれず、解決したと成海に告げられた美菜代が驚いて終わりという展開。  復讐もしないし探偵ものの醍醐味にも欠けるのでは、作品としてやはり物足りません。設定はおもしろいのに、どうしても中途半端に感じられて残念に思いました。

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2022/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終話で成海が美奈代を抱きしめるのはいらなかったな。泣き止むのを待ってほら、行くぞって先に歩き出すくらいのが良かった。

Posted byブクログ

2021/12/09

現代の本という雰囲気で読みやすい。 復讐するのは我にあり。神様の視点において。 いつか困ったときに思い出そう

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2021/10/24

復讐するは我にあり 人を裏切ったり、貶めたりした人にはその報いがくだされる。復讐すればいっときはスッとするかもしれないが、いずれ自分も傷付く。 続編ないのかな?二人のその後が気になる。

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2021/07/18

「復讐するは我にあり」(聖書の言葉 復讐は神の私がやってやるからそんな馬鹿なことはするなよ)ということを、一見ほんわかした展開で見せてくれるのだが、結構人の心の機微を衝いていて感心した。「遺産争いになりそうだったら放棄するのが幸せへの道」ということも、なんだか腑に落ちる感じだった...

「復讐するは我にあり」(聖書の言葉 復讐は神の私がやってやるからそんな馬鹿なことはするなよ)ということを、一見ほんわかした展開で見せてくれるのだが、結構人の心の機微を衝いていて感心した。「遺産争いになりそうだったら放棄するのが幸せへの道」ということも、なんだか腑に落ちる感じだった。復讐屋のイケメンだが一見ぐうたらの成海慶介と押し掛け秘書の神戸美菜代、この二人の掛け合いが愉しいが、いろいろな復讐の依頼を受けていくうちに、微妙に様相が変化していき、最後は美菜代自身の身に…。

Posted byブクログ