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ヒア・カムズ・ザ・サン の商品レビュー

3.5

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2017/05/16

たった7行のプロットから生み出された2つの短編。 1つ目を読み終えた後に続けて読むと、一瞬戸惑うが、もう一度タイトルを見ると、「Parallel」の文字があり、納得。 どちらも父と娘の関係に思うところがある言葉が満載だった。

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2017/04/29

久々の読書にもってこいの読みやすさと読み応え。ライトな感動。編集者と作家の話が濃いのはやっぱり作者自身の思うところがあるからなのかな?心に弱い部分を持つ主人公がそれでも正しく生きたいと思っているということにナチュラルに読者が寄り添えて、人は人に優しくあるべきっていうのを受け入れら...

久々の読書にもってこいの読みやすさと読み応え。ライトな感動。編集者と作家の話が濃いのはやっぱり作者自身の思うところがあるからなのかな?心に弱い部分を持つ主人公がそれでも正しく生きたいと思っているということにナチュラルに読者が寄り添えて、人は人に優しくあるべきっていうのを受け入れられる話。読み終わった時安堵感がある、さすがの有川浩でした。

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2017/03/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同じあらすじから生まれた2本の小説が収録されています。 1作目は、父親が入れ替わっていた話。 ネタバラシが壮大だった割には尻切れトンボ。 2作目は、父親が嘘つきだった話。 まとまり・説得力ともにこちらのほうが良いが、キャラの魅力がイマイチ。 (「親は立派な人であるべきだっていうのは子供の幻想だ」「あたしが折れるのが一番手っ取り早いってわかってる」など部分部分のセリフはけっこう好き) 2作とも主人公が鼻についてなんだかなぁ。解説の方も、自分に酔ってるようでうーん。 「人々は、物語を聞いて、心を豊かにする。決して生きていくことが嫌になるような物語ではなく、明日への活力になるような話でなくてはならない」 この一文には絶対に共感できないな。 有川浩の作品はおとぎ話の延長線上にあるものだと思ってるので、そういうのが好きな方にはおすすめ。

Posted byブクログ

2016/07/20

二部構成。パラレルというタイトル通り、平行世界の二つの物語。 同じ名前で同じようなシチュエーションで。ただ一つのキーワードでの違いしかないそんな二つの世界。 人の考え方はどう変わっていくのか。 また、主人公の能力である 物に触れると人の気持ちがわかるというものがどのように影響して...

二部構成。パラレルというタイトル通り、平行世界の二つの物語。 同じ名前で同じようなシチュエーションで。ただ一つのキーワードでの違いしかないそんな二つの世界。 人の考え方はどう変わっていくのか。 また、主人公の能力である 物に触れると人の気持ちがわかるというものがどのように影響していくのか。 家族愛のあり方だったり人の考え方だったりを教えてくれる。そんな本です。

Posted byブクログ

2016/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 編集者の古川真也は特殊な能力を持つ。手に触れた物に残る記憶が見えるのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会することに。彼は米国で脚本家として成功したはずだが、真也が見た真実は。確かな愛情を描く表題作と演劇集団キャラメルボックスの舞台に着想を得た一編を収録。有川浩が贈る物語新境地。 パラレルワールドありの構成でした。 カオルの境遇は両方いやだな。どうせパラレルならもうちょっと幸せにしてあげてもよかろうに。 真也の特殊能力もパラレルにしてもよかったんじゃない?と思ったり。。。

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2016/07/06

やはり有川浩だよね 心の中で、時間にしてみれば秒にも満たない間に駆け巡る感情の描写が凄すぎる 話もほっこりするし、愛がね、すごい!

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2016/06/18

特に引き込まれることもなく淡々と読んだ。 同じ設定で2つの物語というのはよいけど、二つ目は既視感が勝ってちょっと萎える。

Posted byブクログ

2016/05/04

2016.5読了。 1つ目の作品の方が好み。 でもカオルの父親に終始イライラしてしまった。 古川みたいなできた男もなかなかいないし、有川浩さんの作品としては少々期待外れでした。

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2016/04/12

カオルがどうして私が折れなくちゃいけないの?って言うシーン。 私自身ではないけれど、身に染みる言葉だった。どっちか動いてくれそうな方にばかりアプローチしてもその場は凌げても、根本的な解決にはならないんだと改めて考えさせられました。 全体のお話は凄い熱量で面白かったです。

Posted byブクログ

2016/02/19

7行のあらすじを基にした2つの物語。 うん、有川さんらしいセリフ運びだし、ちょっと感動するような内容。 1つ目は謎仕掛け系で2つ目は真っ向の恋愛と親子愛。 ずっきゅんずっきゅんするわけではないが、、、 まあまあ。

Posted byブクログ