夜の底は柔らかな幻(下) の商品レビュー
特殊能力を持つ在色者達が国家権力が及ばない途鎖国に集う話。恩田陸さんのファンタジー読む度世界観好きって悶えてる気がする。この薄暗い感じが好き。めちゃくちゃ好みど真ん中。この時のこの人達サイドの話知りたい、彼らの今後は?と気になるところ、余白を想像するのも楽しい。
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相変わらず上巻が素晴らしい。 「常野物語」を思い出す異能力と謎の大行進。下巻の前半に訪れるクライマックス。そして盛大に広げた風呂敷を放り投げて、いつものオープンエンド!…と思ったら、え、そんな?と、ゆるーく包んで結ばずに…終わったー! 大好き。
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最後の最後の最後でいいシーンきちゃって、でも、実邦まだタミさんの事知らないよね、って思いながら、涙ほろり。ずっと、死の気配が漂っていた中で、最後のシーンはかろうじて生が感じられたように思います。 謎だらけのまま終わったけど、不思議と不完全燃焼感はない。なぜなら、最初から最後まで不思議だったから。
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上巻からずっと、わからないことがいっぱいありながらも、そのわからないところがわかる場面を期待しながら読み進めるのが楽しかったのに、終わり方これか~って感じ。 終わりまでの引っ張り方はさすが恩田陸さん!ぐんぐん惹きつけられた。 敢えてのあの終わり方なんだろうけど、私的にはもうちょっ...
上巻からずっと、わからないことがいっぱいありながらも、そのわからないところがわかる場面を期待しながら読み進めるのが楽しかったのに、終わり方これか~って感じ。 終わりまでの引っ張り方はさすが恩田陸さん!ぐんぐん惹きつけられた。 敢えてのあの終わり方なんだろうけど、私的にはもうちょっと、推理小説で言うところの謎解き編みたいな部分が欲しかったな。期待通りの終わり方が用意されてたら間違いなく星5つけてたのにと思うとちょっと残念。
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頑張って読みました。 設定されている世界独特の言葉や単語が多く、それを理解するのに時間がかかりました。 上巻は理解するために我慢して読み、下巻に期待していましたが、そこまで話がスリリングに進むことはありませんでした。 疲れた…。
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えーと…。。 え??あれ??ここで終わり?? なんとなく 残りのページ数と進み具合から薄々思っていたけれど… . . … . . え???ここで終わり??←2回目 . えーと 実邦の真の力は?? えーと え?あの友達は? え?あの先生は? え?息子は??え?? え?? これ…続き物??? . . なかなかのグロさと少年?青年漫画感… グロかったけれど続きがあるなら読まないとスッキリしない…
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壮大なスケールで登場人物も個性的。スピーディな展開で飽きることなく読めたけど、最後はわからないことがいくつか。屋嶋とか黒塚とかどうなったの? 風呂敷広げすぎて、畳みきれなかったのか。笑
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途鎖国という言葉だけで全然違うイメージで読んでいた。超能力者だけの集まりで感情もない人たちだけの中に放り込まれるイメージだったので、葛城は人間の感情がないと思ってた。 途鎖国でも能力のない人も住んでいて共存して生きている。 恩田陸の出している本全てを一緒にした世界のような気がした...
途鎖国という言葉だけで全然違うイメージで読んでいた。超能力者だけの集まりで感情もない人たちだけの中に放り込まれるイメージだったので、葛城は人間の感情がないと思ってた。 途鎖国でも能力のない人も住んでいて共存して生きている。 恩田陸の出している本全てを一緒にした世界のような気がした。 死者と出会う月があったり、能力があったり、オネェがいたり、 まだまだ恩田陸ワールドから抜け出せず読み進めていくんだろうなぁ。
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Q.結局何だったんですか? A.私も知りたい。 こんな感じでしたね…。水晶脈のあたりはひぐらしのなく頃にを思い出した。雛見沢症候群。謎が謎のまま終わってしまったけれど、最後まで読ませる力があるのが恩田陸だなぁ。あと葛城は死ぬかと思ったのに生き延びてびっくりした。
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恩田作品の最後はこういう感じが多いのかな。 あれ?これからじゃないの?どうなるの?って思った所で終わる感じが。 後味が悪い感じではない。 作中の中は一気読みしてしまうくらい、入り込むし、一人ひとりの背景に想像を膨らませるが、自然の描写には想像力か追いつかず、そらもまた作品の面白...
恩田作品の最後はこういう感じが多いのかな。 あれ?これからじゃないの?どうなるの?って思った所で終わる感じが。 後味が悪い感じではない。 作中の中は一気読みしてしまうくらい、入り込むし、一人ひとりの背景に想像を膨らませるが、自然の描写には想像力か追いつかず、そらもまた作品の面白さなのかなと。 「ホトケ」ってそういうこと 「ソク」って
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