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この世にたやすい仕事はない の商品レビュー

3.8

196件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    3

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2017/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドラマがおもしろかったので読んでみた。 津村記久子だったのか! ドラマより淡々としてて でもちょいちょいおもしろい。

Posted byブクログ

2017/05/13

「お仕事ファンタジー」と銘打たれていますように、ちょっと不思議で、ちょっとミステリーな作品 しかし、結局どういうことなの? 仕事を続ける難しさ? 好きな仕事が必ずしも自分に合うとは限らない? つらくても向き合わなければならない仕事がある? と、ピンとこないことばかりです みん...

「お仕事ファンタジー」と銘打たれていますように、ちょっと不思議で、ちょっとミステリーな作品 しかし、結局どういうことなの? 仕事を続ける難しさ? 好きな仕事が必ずしも自分に合うとは限らない? つらくても向き合わなければならない仕事がある? と、ピンとこないことばかりです みんな元の仕事に戻るんですけど

Posted byブクログ

2017/05/08

転職活動中に偶然書店で見つけ読みました。仕事についてゆっくりと考えさせてくれる。バーンアウトで仕事をやめ、自分と向き合う時間も大切だと思った。

Posted byブクログ

2017/05/07

燃え尽き症候群で前職を退職した女性が、五つの短期仕事に就く様子を描いた連作短編集。 まず、紹介される仕事がどれもありそうでなさそうな不思議な感じ。 中にはちょっと就いてみたいかも、と思うものもあり興味を惹かれます。 タイトル通り『この世にたやすい仕事はない』ということを実感させる...

燃え尽き症候群で前職を退職した女性が、五つの短期仕事に就く様子を描いた連作短編集。 まず、紹介される仕事がどれもありそうでなさそうな不思議な感じ。 中にはちょっと就いてみたいかも、と思うものもあり興味を惹かれます。 タイトル通り『この世にたやすい仕事はない』ということを実感させる内容ながら、シリアス一辺倒ではなく、随所にユーモアが効かせてあるところも良いですね。 主人公が体験する仕事の世界を通して、自分と仕事との関係について改めて考えさせられました。

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2017/04/25

軽い気持ちで転職しようかなとおもっていると首ねっこ掴まれそうなタイトルだ。 愛のあるタイトルだ。 仕事はなんだって大変だよ、きょうもよく働いたね、えらいよ、という声すら聞こえてきそう。 作家生活 10周年 おめでとうございます。 本編は一人の中年女性が主人公。 タイトルだけで...

軽い気持ちで転職しようかなとおもっていると首ねっこ掴まれそうなタイトルだ。 愛のあるタイトルだ。 仕事はなんだって大変だよ、きょうもよく働いたね、えらいよ、という声すら聞こえてきそう。 作家生活 10周年 おめでとうございます。 本編は一人の中年女性が主人公。 タイトルだけでは明確に職業内容がわからないようなお仕事を転々としていく。その職種は多岐にわたる。 みはり、バスのアナウンス、おかきの袋、路地を訪ねる、大きな森の小屋でのかんたんなしごと、など多岐、だ。 読み終わっていないひとにはきっと、ん?これってどういう仕事?とおもうものばかりだろう。 地味なんだけど 切実 ないと困るわけじゃないんだけど、あると誰かが思わぬ場面で救われたりして、人生もそんなものかも、とおもう。 わたしは、おかきの袋の話が好きだったな。

Posted byブクログ

2017/04/23

これも17年春にNHK BSでドラマ化。これを読む前に2作目の話のドラマを見て、もうひとつ訳が分からんかったけど、読んでも、よう分からんかった。どうも、読み難い文章。ただ、おかきの袋の話(現在放送中)はちょっと面白かった。やってみたい ^_^

Posted byブクログ

2017/04/03

津村さんのお仕事小説といえば、日常に寄り添った職場あるある的な作品が思い浮かぶけど、この作品は今までの作品とは一線を画してます。前職で燃え尽きた36歳の主人公が経験する5つの仕事はどれも一風変わった仕事。こんな仕事、現実にはないでしょー?っていう仕事もある。とにかく、繰り出される...

津村さんのお仕事小説といえば、日常に寄り添った職場あるある的な作品が思い浮かぶけど、この作品は今までの作品とは一線を画してます。前職で燃え尽きた36歳の主人公が経験する5つの仕事はどれも一風変わった仕事。こんな仕事、現実にはないでしょー?っていう仕事もある。とにかく、繰り出される小ネタがツボで、極東フラメンコセンターだとか、おかきの袋裏の豆知識シリーズに大林原人、よくこんな阿呆なことを思いつくなーと、時折くすりと笑いつつ、最後は少ししんみりとして、新年度もまた仕事頑張ろうって元気を貰いました。

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2017/03/20

就職するまでは分からなかったが、世間には本当に様々な仕事がある。マイナーすぎて社内ですら影が薄かったり、業務内容の「~等」に含まれるオプションが膨大だったり、なんというか、輪郭がぼんやりしているものが、案外少なくない。 36歳で求職中の主人公が、一風変わった職種を渡り歩く冒険譚。...

就職するまでは分からなかったが、世間には本当に様々な仕事がある。マイナーすぎて社内ですら影が薄かったり、業務内容の「~等」に含まれるオプションが膨大だったり、なんというか、輪郭がぼんやりしているものが、案外少なくない。 36歳で求職中の主人公が、一風変わった職種を渡り歩く冒険譚。こんな仕事もあるかもな、という妙なリアリティと、仕事に対する主人公の内省が論理的で共感を覚える。が、そこに魔術的な要素が絡んできて混乱。予想のつかない展開にひきこまれ、気づけば読了していた。

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2017/03/11

いろんな仕事の大変さとかの話かなと思ったら、その仕事がマイナーすぎてあまり参考にならず。バスのアナウンスを録る仕事や、おかきの袋に書かれているコラムを書く仕事など…笑 そして仕事が続かない主人公、またやめるの…?と。笑 全部読みきれず、返却期限すぎて返却。

Posted byブクログ

2017/02/26

これまでの津村さんから抜けた感じがする。もちろんいい意味で。短期間の仕事が少しずつ活動的なものになり、主人公の人柄や資質も分かってきて、そもそもの離職についても見えてくる。ひとつひとつの仕事がとてもリアルでかつ面白い。なんだか密かに楽しんできたレアものがメジャーになってしまうよう...

これまでの津村さんから抜けた感じがする。もちろんいい意味で。短期間の仕事が少しずつ活動的なものになり、主人公の人柄や資質も分かってきて、そもそもの離職についても見えてくる。ひとつひとつの仕事がとてもリアルでかつ面白い。なんだか密かに楽しんできたレアものがメジャーになってしまうような淋しさも感じてしまった。芥川賞作家なんだからとっくにメジャーなんだけどね。

Posted byブクログ