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境遇 の商品レビュー

3.2

267件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    66

  3. 3つ

    133

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    2

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2016/03/21

まるで二時間サスペンスドラマのようだと思っていたら解説を読んで得心がいった。例のごとく一人称で二人の女性の目線から事件の経過が語られるが、あまり緊張感が高まらないうちに結末を迎えてしまい、さらにそれはミステリとしてはアンフェアなものである。

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2016/03/17

P221「ただ、自分の一番望むことが、自分自身の幸せでないことだけは、裕太が生まれたときから知っています」 子供を誘拐された親の犯人と、2人の女性の境遇をめぐるお話。簡単に物事が進みすぎているけどこういう着地点もいいかもな、と思った。

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2016/03/14

共に幼い頃親に捨てられ児童養護施設で育った陽子と晴美。政治家の妻として、また絵本作家として有名になった陽子の息子が誘拐され、過去の秘密が暴かれていく。 デビュー作の『告白』がかなりの衝撃だったので、湊さんの場合、どうしても求めるハードルが高くなってしまう。スペシャルドラマの原作と...

共に幼い頃親に捨てられ児童養護施設で育った陽子と晴美。政治家の妻として、また絵本作家として有名になった陽子の息子が誘拐され、過去の秘密が暴かれていく。 デビュー作の『告白』がかなりの衝撃だったので、湊さんの場合、どうしても求めるハードルが高くなってしまう。スペシャルドラマの原作として書き下ろしされたとのことで、予定調和の結末になってしまったかなという印象だ。

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2016/03/01

本とゆうよりドラマの台本みたいだなーと思って読んでたらやっぱりドラマ化用に書き下ろされた本だった。面白かったけど、表現が本ならではとゆうより、映像を文章にしたような印象。特に最後は思いっきり、テレビじゃんとゆう感じでちょっと盛り下がった。 青いリボンのエピソードはとっても感動。

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2016/02/28

孤児院で育った2人の話。片方の子供が連れ去られて話が進み出す。 子供が攫われ、真実を公表しろと言われる。まとめると、血筋とか脈々と受け継がれてきたものを取るのか、自らで築き上げてきたものを取るのか、という選択を迫られる話なのかと思う。 オマケで作中に登場したあおぞらリボンの話が掲...

孤児院で育った2人の話。片方の子供が連れ去られて話が進み出す。 子供が攫われ、真実を公表しろと言われる。まとめると、血筋とか脈々と受け継がれてきたものを取るのか、自らで築き上げてきたものを取るのか、という選択を迫られる話なのかと思う。 オマケで作中に登場したあおぞらリボンの話が掲載されている。 全部読んでから読むと泣いちゃう。

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2016/02/28

テレビドラマの脚本だというせいかもしれないが、いつものそう来るかという感がなく、動機も犯人もバレバレではあったが、素直に楽しめた。

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2016/02/28

強烈な種明かしはなかった(結末がわかりやすかった)けれど、ドラマのために書き下ろした作品だと知って納得。いくつかの話数に区切った、映像として楽しめる作品なのだろうと思った。

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2016/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

湊かなえ著作にしてはあまりドロドロではなく、救いのある結末で、読後感はよかった。話の展開はとてもよく、スラスラと読めた。

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2016/02/21

境遇が似ているというのはすごい共通点なんだと思う。 それだけで親友になれたり、人を好きになれたりするんだなぁ…と思いながら自分に重ねて読みました。 物語では境遇が違っても親友になれたとは書いてあったけど、本当かなー?とも思ったり。 この作者の作品はとても読みやすいし、状況が理解し...

境遇が似ているというのはすごい共通点なんだと思う。 それだけで親友になれたり、人を好きになれたりするんだなぁ…と思いながら自分に重ねて読みました。 物語では境遇が違っても親友になれたとは書いてあったけど、本当かなー?とも思ったり。 この作者の作品はとても読みやすいし、状況が理解しやすくて本当にすごいと思う。

Posted byブクログ

2016/02/19

前にドラマを見たことがあり、原作とドラマでは結末が少し違っているようですがう~ん覚えていない。最後があっさりし過ぎていたかな岩崎さんも中途半端になってしまいましたしね・・・。

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